大人の側弯症についてのシリーズを続けます。
National Scoliosis FundationのQ&Aより
http://www.scoliosis.org/resources/medicalupdates/degenerative.php
Q:キング先生、多くの患者さんより変性側弯症(へんせいそくわんしょう)について
の質問が寄せられています。
どうしてこの側弯症のことを多く耳にするようになってきたのでしょうか?
A: 病気の種類を区分する方法があるのですが、変性側弯は過去10~15年ほどの間
に広まってきたカテゴリーになります。幾つかの理由により、この病気について
これからさらに耳にする機会が増えると思います。その理由というのは、
1)寿命が長くなってきたこと
2)健康で活動的となり、脊椎疾患に対する面での要求も多くなってきていること
3)過去においては加齢による必然的な老化現象を受けて入れてきた人々が現在では
そのことを認めずに、「治療」を求めるようになってきたこと、
などがあげられます。
Q:変性側弯症についてさらに説明していただけますでしょうか? どういう人が罹患
するのでしょうか?
A:変性側弯という場合、私たちは患者さんによって2つのタイプのいずれであるかを
検討します。ひとつめは、こどもの頃から側弯症を有していて大人なった患者さん。
このような場合、椎体や椎間板に老化現象を示し始めていたり、あるいは骨粗鬆症
が現れていたりします。もちろん、そのような老化現象は全ての人に現れるわけですが、
もともと側弯症を有していた患者さんの場合は、その程度が大きく、またカーブの
進行も進んでいく傾向があります。
もうひとつのタイプは、もともとは側弯症ではなかった患者さんの場合です。
しかし老齢により、椎体や椎間板が非対称性に老化して変性が進んでしまった場合
です。このようなケースでも、「側弯カーブ」が発症することがあります。
.....................................................................
(august03)
下記URLに「変性側弯症」について説明を加えていますので、こちらも参照ください
http://sokuwan.googlepages.com/adultscoliosis2
--------------------------------------------------------------------------
Q: Dr. King, many of our readers are wondering about degenerative
scoliosis. Why are we hearing more about it now?
A: As a category, degenerative scoliosis has probably been around for the
past 10-15 years. I think we're seeing more of it now for several reasons:
1) people are living longer; 2) they're healthier and more active and
putting more demands on their spine; 3) they're more likely to say, "Hey,
this bothers me," whereas in the past, they tended to accept the condition
as an inevitable part of aging.
Q: Would you define degenerative scoliosis, and tell us who is affected by
it?
A: When we talk about degenerative scoliosis, we're referring to two types
of individuals. First, there is the adult who has pre-existing scoliosis.
That person's spine starts to show signs of wear and tear or
osteoarthritis - which happens to all of us as we age - but because of the
deformity, their spine starts to collapse and their curve can progress.
The other type of person has no scoliosis to start with, but as he or she
ages, the spine starts to show signs of wear and tear and it collapses
asymmetrically. These individuals actually develop scoliosis later in
life, even though they didn't have a pre-existing condition.
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ブログ内の関連記事
「大人の側弯症 運動療法の勧め Q&Aシリーズ No.1」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/7f210133e3f3c24969c77e1d6718921b
National Scoliosis FundationのQ&Aより
http://www.scoliosis.org/resources/medicalupdates/degenerative.php
Q:キング先生、多くの患者さんより変性側弯症(へんせいそくわんしょう)について
の質問が寄せられています。
どうしてこの側弯症のことを多く耳にするようになってきたのでしょうか?
A: 病気の種類を区分する方法があるのですが、変性側弯は過去10~15年ほどの間
に広まってきたカテゴリーになります。幾つかの理由により、この病気について
これからさらに耳にする機会が増えると思います。その理由というのは、
1)寿命が長くなってきたこと
2)健康で活動的となり、脊椎疾患に対する面での要求も多くなってきていること
3)過去においては加齢による必然的な老化現象を受けて入れてきた人々が現在では
そのことを認めずに、「治療」を求めるようになってきたこと、
などがあげられます。
Q:変性側弯症についてさらに説明していただけますでしょうか? どういう人が罹患
するのでしょうか?
A:変性側弯という場合、私たちは患者さんによって2つのタイプのいずれであるかを
検討します。ひとつめは、こどもの頃から側弯症を有していて大人なった患者さん。
このような場合、椎体や椎間板に老化現象を示し始めていたり、あるいは骨粗鬆症
が現れていたりします。もちろん、そのような老化現象は全ての人に現れるわけですが、
もともと側弯症を有していた患者さんの場合は、その程度が大きく、またカーブの
進行も進んでいく傾向があります。
もうひとつのタイプは、もともとは側弯症ではなかった患者さんの場合です。
しかし老齢により、椎体や椎間板が非対称性に老化して変性が進んでしまった場合
です。このようなケースでも、「側弯カーブ」が発症することがあります。
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(august03)
下記URLに「変性側弯症」について説明を加えていますので、こちらも参照ください
http://sokuwan.googlepages.com/adultscoliosis2
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Q: Dr. King, many of our readers are wondering about degenerative
scoliosis. Why are we hearing more about it now?
A: As a category, degenerative scoliosis has probably been around for the
past 10-15 years. I think we're seeing more of it now for several reasons:
1) people are living longer; 2) they're healthier and more active and
putting more demands on their spine; 3) they're more likely to say, "Hey,
this bothers me," whereas in the past, they tended to accept the condition
as an inevitable part of aging.
Q: Would you define degenerative scoliosis, and tell us who is affected by
it?
A: When we talk about degenerative scoliosis, we're referring to two types
of individuals. First, there is the adult who has pre-existing scoliosis.
That person's spine starts to show signs of wear and tear or
osteoarthritis - which happens to all of us as we age - but because of the
deformity, their spine starts to collapse and their curve can progress.
The other type of person has no scoliosis to start with, but as he or she
ages, the spine starts to show signs of wear and tear and it collapses
asymmetrically. These individuals actually develop scoliosis later in
life, even though they didn't have a pre-existing condition.
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ブログ内の関連記事
「大人の側弯症 運動療法の勧め Q&Aシリーズ No.1」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/7f210133e3f3c24969c77e1d6718921b