イランの偉大な国民は42年前、強い意志を持ち、権力や超大国に決して依存することのない明るい未来を願い、栄光のイスラム革命に勝利をもたらそうと、命運を決める日々を過ごしました。
1979年2月1日(イラン暦バフマン月12日)から革命に勝利した同22日(同11日)にかけて、イランでは腐敗した王政制の転覆につながる複数の動きが起こりました。
革命の勝利、実のところ、独立と尊厳を獲得し、傲慢な力の支配の下から抜け出すという、偉大な国民の意志の実現でした。
実際、アメリカの怒りは、アメリカの支配に疑問を突き付け、抑圧された国々の国民が変化し目覚める契機となった、イランイスラム革命の普遍の原則と選択に向けられたものでした。
米国はイラン・イスラム共和国が樹立された最初の日々から、実際、転覆の戦略を、ひとつの戦略的目標としてその実施事項に据えていました。傲慢な勢力は、イラン国民を屈服させる上での彼らの最も重要な問題は、この舞台に参加している国民の存在であることをよく知っていました。米国はこれらすべての年月の間、広範な制裁を通じてイラン国民を最大限の圧力で片隅に追いやろうと試みました。過去42年間、米国は経済的圧力という選択肢を決してわきに追いやろうとしませんでした。
イランの平和的核活動への疑問の投げかけ、ミサイル能力を脅威のように見せかけること、イランの地域的役割についての架空の主張の繰り返し、殉教したソレイマーニー司令官などの抵抗の英雄らの暗殺、殉教したファフリーザーデ氏など各科学者や学術的エリートの物理的排除。これらは、イランのイスラム革命に打撃を与えようとする米国の近年の仕業の一部です。しかし、イラン国民は、その権威と国家的団結をもって、いかなる権力もイラン・イスラム共和国の国民と国家体制に危害を加えることはできないことを示しています。
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イランのローハーニー大統領が、イスラム革命勝利42周年に際して祝辞を述べ、「イラン政府は、被抑圧者の支援者である」としました。
ローハーニー大統領は31日土曜、イスラム革命勝利を記念する『夜明け(ファジュル)の10日間』が始まることに当たり、「イランイスラム共和国の建設者、故ホメイネイー師が諸大国の予想に反して帰国し、国民の大歓迎を受けたイラン暦バフマン月12日(1月31日)は、イランの歴史で壮大な日とされている」と語りました。
また、「この日は、歴史、イラン国民、そして世界の全てのイスラム教徒や自由を求める人々にとって祝福すべき日である。この日に、故ホメイニー師は国民の大々的な歓迎を受け、帰国した」と述べました。
さらに、「イスラム革命は政治的な側面のみを有し、覇権主義や独裁との闘争や国家の独立を目的としていると考える人々もいれば、イスラム体制の樹立を目的とした、精神的な側面を有していると考える人々もいた。しかし、様々な統計や数字からは、革命は政治的、精神的な側面に加え、物質的な側面をも重視していることが判明している、としました。
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42年前のイラン暦1357年バフマン月13日(西暦1979年2月2日)、イラン・パフラヴィー王朝の主要な支援者であったアメリカ合衆国の国務省は、前日にイランへ帰還したイスラム革命の指導者・故ホメイニー師が熱のこもった演説を行い、アメリカの内政干渉的な対イラン政策に対抗する明白な立場を繰り返し示したことに対し、「これらの発言は反米的なものである」と反応しました。
シオニスト政権イスラエルも、ホメイニー師と革命的なイラン国民が簒奪者および侵略者である同政権に強固に反対していることを良く理解していたため、ホメイニー師のイラン帰還について懸念を表明しました。
旧ソ連の国営タス通信も、ホメイニー師の祖国帰還について反応を見せ、「ホメイニー師がイランへ戻ったことは、同国の闘争の流れを運命を決する段階へ突入させた」としました。
この日、ホメイニー師の帰還に熱狂した群衆は、同師を一目見ようとテヘラン市内の滞在先へと向かいました。ホメイニー師は、人々に向けた演説の中で、王制は理知と人権に反した政権であるとし、「すべての国民が、個別に自身の運命を決定する権利を持つ」と強調しました。
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スペインの複数のメディアが、イランの研究者らによって開発された新型コロナウイルスワクチンについて、その効果はすばらしいものだと報じました。
スペインの通信社Europa Pressは、イラン製新型コロナウイルスワクチンについて、「イランは、国内製のこのワクチンが変異種に対しても100%効果があり、新型コロナウイルスの撲滅に良い結果をもたらすことに自身を持っている」と伝えました。
続けて、「イラン製ワクチンCoviran Barekatは、英国型や南アフリカ型の新型コロナウイルス変異種にも効果をあげている」としました。
アルゼンチンのニュースサイトInfobae Argentinaや、Menéame、World Newsといった他のスペイン語メディアも、この記事と同様の反響を報じています。
ワクチン開発研究グループ責任者であるジャリーリー氏は、「イラン製ワクチンCoviran Barekatを接種したボランティアの血清は、英国型変異種を完全に無力化することができた」と述べています。
イラン人研究者らにより国内で初めて開発されたこの新型コロナウイルスワクチンは、昨年12月29日から治験第1相試験として、ボランティアへの接種が開始されています。
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イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師が、同革命の創始者ホメイニー師霊廟に参拝し、同革命勝利記念週間がスタートしました。
イスラム革命勝利42周年記念日を間近に控え、ハーメネイー師は31日日曜朝、テヘラン南部にあるホメイニー師霊廟に詣で、礼拝をささげコーランを朗誦し、イラン国民の偉大なる栄誉としてのホメイニー師への追慕の念を表明しています。
その後、誇りある殉教者らの墓参に向かいました。
これに関連して31日日曜、テヘラン南部にあるホメイニー師霊廟では、衛生プロトコルを完全に遵守した上で政府および軍関係者、各宗教少数派の代表者の出席の下、故ホメイニー師の帰国42周年記念式典が挙行されました。
本日の主なプログラムは、ホメイニー師が帰国した際、テヘラン市南部のベヘシュテザフラ墓地で演説した場所での特別な式典の開催、テヘラン市西部メフラーバード空港からベヘシュテザハラ霊園までのオートバイによるパレードと花撒きなどとなっています。
イラン暦1357年バフマン月12日に当たる42年前のこの日、ホメーニー師は15年間にわたる国外追放の後に、イラン国民の熱烈な歓迎のもとに帰国し、祖国の土を踏みました。
ホメーニー師の帰国から10日後のバフマン月22日(西暦1979年2月11日、イランイスラム革命が見事に勝利の栄冠に輝きました。
このため、ホメイニー師が15年ぶりの帰国を果たしたバフマン月11日から、革命が勝利した同月22日までの10日間は、「夜明け(ペルシャ語でファジル)の10日間に制定されており、この期間中には毎年、各種の祝祭行事が実施されています。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、これらの式典や一連のプログラムは独自の形で実施されることになります。
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