シリア騒乱と修羅の世界情勢

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ロシア、3例目の国産ワクチンを承認

2021年02月21日 | 国際社会
 
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ロシア政府は3例目の国産ワクチンの承認を発表した(写真は1月、モスクワの接種拠点)=AP

【モスクワ=小川知世】ロシア政府は20日、3例目となる国産の新型コロナウイルスのワクチンを承認したと発表した。最終段階の臨床試験(治験)に先駆けて承認し、3月にも供給を始める。承認済みのワクチン「スプートニクV」を中心に2021年上半期に8800万人分が生産できるとの見通しも示した。

同日開いた会議でミシュスチン首相が明らかにした。新たに承認したワクチン「コビワク」はモスクワにある政府系の研究所が開発し、最終段階の治験を3月に予定する。ミシュスチン氏は「ロシアはすでに3つのワクチンを持つ唯一の国だ」と成果を強調した。

ロシアは20年8月にスプートニクVを承認し、12月に大規模接種を始めた。21年1月から18歳以上の希望者に対象を広げ、全国約4130拠点で接種を進めている。ゴリコワ副首相は20日、これまでに1100万人分のワクチンを生産したと説明した。

ロシア製ワクチンは治験完了前の承認で、安全性が疑問視されてきた。2月に英医学誌ランセットにスプートニクVの治験で91.6%の効果を確認したとの論文が掲載され、ロシアは外国への供給拡大へ攻勢を強めている。スプートニクVは約30カ国が承認した。スプートニクVと英アストラゼネカ製ワクチンを組み合わせた治験や、接種が1回で終わるワクチンの開発も進めている。

 

 

 

 

 

 

 

20日、モスクワで、新型コロナウイルスのワクチンに関する会議に臨むロシアのミシュスチン首相(AFP時事)

20日、モスクワで、新型コロナウイルスのワクチンに関する会議に臨むロシアのミシュスチン首相(AFP時事)

 【モスクワ時事】ロシアのミシュスチン首相は20日、新型コロナウイルスの3番目の国産ワクチン「コビワク」が承認されたことを明らかにした。ミシュスチン氏は「今日、ロシアは既にワクチンが三つもある唯一の国だ」と誇った。

コロナワクチン打つ、7割 東京五輪反対は過半数―時事世論調査

 ロシアは昨年8月、世界に先駆け国産ワクチン「スプートニクV」を承認。同10月に別の国産ワクチンも承認した。コビワクは政府系の「チュマコフ研究所」が開発。3月中旬には12万回分が国内に供給される。(2021/02/20-18:18)

 

 

 

 

 

 

鳥インフルエンザが過去最多のペースで発生していることを受けて、農林水産省は全国の養鶏場などに点検を求めています。今月行った点検の結果、国が定める衛生管理基準を守っているところは増えているものの、規模が小さい養鶏場の10%余りでは依然、鶏舎に出入りする際の消毒などが十分ではなかったことがわかりました。

鳥インフルエンザは去年11月以降、これまでに17県の50か所の養鶏場などで発生していて、殺処分の数は過去最多の970万羽余りとなっています。

農林水産省は、国の衛生管理基準が守られているか去年12月から養鶏場などに自主点検を求めていて、今月行った全国1万4000か所余りの点検結果を公表しました。

 
その結果、最も守られていなかった項目は養鶏場などの敷地内に入る際に専用の服と靴を使用することで9.1%、続いてそれぞれの鶏舎ごとに専用の靴を使用することで8.9%でした。

また、鶏舎などに入る際の手や指の消毒が6.7%、野生動物の侵入を防ぐネットの設置や修繕が3.9%などとなっていました。
 
去年12月と比べると改善していますが、飼育するニワトリなどが100羽未満と小規模なところの10%余りでは、鶏舎に入る際の消毒やそれぞれの鶏舎ごとに専用の靴を使うことなどについて守られていなかったということです。

農林水産省は基準を守っていない養鶏場などに対し、都道府県を通じて改善を促すことにしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新型コロナウイルスのワクチンをめぐり厚生労働省は、医療従事者向けの先行接種で、接種後悪寒などの症状がみられ、副反応の疑いのある事例1件が報告されたと発表しました。

新型コロナウイルスのワクチン接種は今月17日から、およそ4万人の医療従事者を対象に先行接種が始まっています。

厚生労働省は19日の接種後、悪寒などの症状がみられ、副反応の疑いのある事例1件が報告されたと発表しました。

「個人の特定につながるおそれがある」として、症状を訴えた人の居住地や性別などについては公表しないとしています。

国内での接種をめぐっては、副反応の疑いとして19日、富山県の富山労災病院で接種を受けた人が皮膚や口の中にじんましんが出た事例が初めて公表されています。

厚生労働省は「今後専門家によるワクチン接種との因果関係の評価などを行い、安全性を評価する」としています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2021.2.20 19:43

 

ロシア、第3のワクチン承認 3月中に接種開始へ

 ロシアのミシュスチン首相は20日、ロシアで3番目となる新型コロナウイルスの新たなワクチン「コビワク」を保健省が承認したことを明らかにした。

 新ワクチンを開発したのはチュマコフ免疫生物学薬剤開発センターで、ムラシコ保健相によると、第2段階までの臨床試験で安全性と効果が確認されたという。残る第3段階の試験は3月中に約3000人を対象に実施するとしている。

 3月中旬までに12万人分が用意され、当初は18歳から60歳までを対象に接種を開始し、結果を見ながら接種対象の拡大も検討する。

 ロシアは昨年8月に世界に先駆けて新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」を承認、10月には2番目のワクチン「エピワクコロナ」も承認していた。

 ミシュスチン首相によると、これまでにスプートニクVは1千万人分以上が、エピワクコロナは約8万人分が生産された。ロシア政府はスプートニクVの輸出に力を入れており、これまでに20カ国以上が同ワクチンを承認している。(共同)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ロシアで3番目のワクチン承認 来月中旬にも供給開始へ

更新:2021-02-21 06:29<button class="vjs-big-play-button" title="Play Video" type="button" aria-live="polite" aria-disabled="false"></button>

 ロシアのミシュスチン首相は20日、新たな新型コロナウイルスワクチン「コビワク」を承認したと発表しました。政府系の「チュマコフ」研究所が開発したもので、早ければ来月中旬に最初の12万回分が供給されるということです。

 ロシアでは、去年8月に世界に先駆けて「スプートニクV」が承認され、去年10月に2番目のワクチンが承認されています。

 ミシュスチン首相は、「ロシアはワクチンを3つも持つ唯一の国だ」と述べています。(20日23:44)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 【サンパウロ共同】南米アルゼンチンのゴンサレス保健相が議員や親族、知人のジャーナリストらに便宜を図り、保健省内で新型コロナウイルスのワクチンを優先的に接種させた責任を取り、19日に辞任した。フェルナンデス大統領の要請に応じた。現地メディアが報じた。

 ゴンサレス氏の計らいでロシア製ワクチン「スプートニクV」を保健省内で接種したとジャーナリストがラジオ番組で明らかにし、議員や実業家の接種も判明。「特権階級」に便宜を図ったと非難の声が起きた。

 ワクチン接種を巡ってはペルーでも国民向け接種開始前に大統領や政府高官らが先行接種していたことが発覚、問題化している。

 
 

ヘンリー王子・メーガン妃夫妻、全ての名誉称号と役職を王室に返上へ

2021年02月21日 | 国際社会
ヘンリー王子・メーガン妃夫妻、全ての名誉称号と役職を王室に返上へ
ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が、公務を行う王室メンバーに戻らないことが正式に発表された。バッキンガム宮殿は声明でエリザベス女王が事実関係を確認したと公表、夫妻が保持する軍の名誉称号や役職などは返上されると伝えた。これに対し夫妻側は声明で、肩書がなくても「奉仕の人生を送ることができる」と女王への反論ともとれる言葉を述べている。

バッキンガム宮殿は現地時間19日に声明を発表し「サセックス公爵と公爵夫人は女王陛下に対し、彼らが王室公務を行うメンバーとして戻らないことを確認しました」と伝え、このように続けた。

「ヘンリー王子との会話の後、女王陛下は彼らが王室公務から離れると公務に伴う責任と義務を継続することが不可能になると書面で確認しました。したがって公爵と公爵夫人が保持していた軍の名誉称号や慈善団体などを後援する役職は女王に返上され、公務を行う王室メンバーに割り当てられます。」

エリザベス女王は昨年1月にサンドリンガムで会議を開催し、ヘンリー王子夫妻の王室離脱後には12か月の移行期間を設け、期間終了後は再度会議で検討するとの結論を出していた。王室の情報筋によると、今回の決断に至る前に王室メンバーがヘンリー王子夫妻と会話をしたという。

声明では最後に「彼らの決断には全員が悲しんでいますが、公爵と公爵夫人は今後も王室メンバーとして愛され続けます」と、今後も夫妻との繋がりを大切にすることを明かしている。

ヘンリー王子夫妻の広報担当者は声明を発表し、「ここ1年の彼らの仕事ぶりからも分かるように、公爵と公爵夫人は今後も英国と世界に向けての奉仕と義務に全力を尽くすつもりです。夫妻は公式な役割であるかに関係なく、彼らが代表を務める組織に継続的な支援を提供してきました。私達は皆、奉仕の人生を送ることができます。奉仕は普遍的なのです」と伝えた。

ヘンリー王子はこのたびの決断により、海兵隊元帥(Captain General Royal Marines)、英ホニントン空軍基地の名誉航空司令官(Honorary Air Force Commandant of RAF base Honington)、英国海軍司令部小型艦艇・ダイビング名誉司令官(Honorary Commodore-in-Chief of the Royal Naval Commands’ Small Ships and Diving)の名誉称号を失うことになる。

王子は、王室メンバーから引き継いだラグビー・フットボール・ユニオンやラグビー・フットボール・リーグなどのパトロンの役職は退任するが、プライベートで支援してきたインヴィクタスなどのパトロンは継続する。メーガン妃は、エリザベス女王から引き継いだ英国立劇場「ロイヤル・ナショナル・シアター(the National Theatre)」と世界初の国際的な大学ネットワーク「コモンウェルス大学協会(the Association of Commonwealth Universities)」のパトロンの役職から退くという。

ヘンリー王子とメーガン妃は、エリザベス女王の慈善団体「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト(Queen’s Commonwealth Trust)」での理事と副理事の任務からも解任される。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年3月7日付Instagram「More from tonight as The Duke and Duchess of Sussex joined veterans, serving members, world-class musicians, composers and conductors of the Massed Bands of Her Majesty’s Royal Marines for the annual Mountbatten Festival of Music」』『The Royal Family 2020年11月8日付Instagram「“May the memory of their sacrifice and bravery remain with us always.”」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

 

 

 

 

 

 

 

イギリス王室が、ヘンリー王子と妻のメーガン妃が今後ロイヤルファミリーとしての職務にカムバックすることはないと正式に発表した。(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子&メーガン妃、王室職務への復帰の可能性はなし

2020年3月末をもってイギリス王室の高位王族の座を退き、活動の拠点をアメリカへと移したヘンリー王子とメーガン妃がロイヤルファミリーとしての職務に復帰することはないと、日本時間の2月19日夜、英王室が公式声明を通じて発表した。

王室離脱から1年間は、移行期間とし、それまでそれぞれが担っていた公共機関のパトロンを引き続き務めてきたヘンリー王子とメーガン妃だが、それらの役職からも外れることになる。

画像1: ヘンリー王子&メーガン妃、王室職務への復帰の可能性はなし

この決断は、夫妻がエリザベス女王と協議したうえでのもので、王室からの声明には、「サセックス公爵と公爵夫人は、ロイヤルファミリーとしての職務に復帰する意思はないと、エリザベス女王陛下認めました」と綴られているほか、「公爵と公爵夫人との会話を経て、女王は、王室の職務から退くとなれば、公職に伴う責任と義務を続けることは不可能だと書面で確認しました」と綴られている。

画像2: ヘンリー王子&メーガン妃、王室職務への復帰の可能性はなし

これにより、ヘンリー王子は軍の名誉称号や役職などを返上することとなり、夫妻が保持していたチャリティ団体のパトロンとしての役職はほかのロイヤルファミリーのメンバーに割り当てられるという。

声明は、「皆が夫妻の決断を悲しんでいますが、彼らは、これからも非常に愛された家族の一員であり続けます」と結ばれている。

ちなみに、夫妻はもう使用を停止しているが、結婚時に与えられた王族に対する敬称「His/Her Highness(殿下/妃殿下)」と、サセックス公爵およびサセックス公爵夫人という称号は保持される。

「奉仕に国境はない」

英王室の声明に続き、ヘンリー王子とメーガン妃も広報を通じて声明を発表。

「今後も、イギリス、そして世界における自分たちの任務と奉仕に力を注いでいくということには変わりありません。公式な役職の有無に関わらず、これまで代表を務めてきた数々の団体をサポートし続けます。私たちはみんな、奉仕の人生を送ることができます。奉仕に国境はありません」。

夫妻の移行期間は当初、高位王族の座を退いた2020年3月31日から、まる1年後の2021年の3月31日までと考えられていたが、それよりも1カ月以上早い決断となった。

「経済的自立」のために結んだ企業との商業的関係が一因に

王室関係者は、今回の発表の少し前、夫妻が王族としての職務を継続するのが困難だとみられる要因には、夫妻が王室離脱の際に宣言した「経済的自立」を実現する一環として契約を結んだ、映像配信サービスのNetflixや音楽配信サービスのSpotifyといった企業との商業的関係が影響していると米Peopleに語っていた。

画像: 「経済的自立」のために結んだ企業との商業的関係が一因に

エリザベス女王は、王室の職務は、生半可な状態ではできないと考えており、個人的な財政目標を追求しながら、女王やイギリスという国の代表であり続けることはありえないと考えているという。

関係者は「女王の心は最初から決まっていました。(王室の公務と王室外の仕事をかけもちする)ハイブリットの役職は選択肢にないと」。

ご存じの通り、ヘンリー王子とメーガン妃は、長男アーチーに次ぐ、第2子の妊娠を公表したばかり。出産予定は「春の終わり頃」といわれている。(フロントロウ編集部)

元記事で読む

 

 

 

 

 

 

ヘンリー王子とメーガン妃、公的役職すべてから「引退」か

393コメント2021/02/21(日) 03:11

メーガン妃&ヘンリー王子、パトロンなど公的役職すべてから引退へ? |ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)公式www.harpersbazaar.com

イギリス王室の高位メンバーの立場を退いたメーガン妃とヘンリー王子について、1年かけて行うとされた王室内での夫妻の位置づけに関する見直しが現在進行中。夫妻はその結果として、これまで務めてきた国内団体のパトロンなど、すべての公的な立場から退くことになるとみられている。


エリザベス女王は、ヘンリー王子にとって特に大切だったとされる海兵隊元帥を含め、サセックス公爵夫妻があらゆる公的な役職から退くべきとの決定を下したと伝えられている。

バッキンガム宮殿は、夫妻が王室の高位メンバーとしての立場から身を引けば、これまでの生活をそのまま維持することはできないと明言してきた。消息筋はこれについて、『タイムズ』紙に次のように語っている。

「選択の余地はなかったのです。王子はようやく、どちらも手にすることはできないのだということを理解し始めたようです。王子にとっては本当に辛いことに違いありません。王子はこうした立場に置かれたことに、とても動揺していました。ですが、これは彼らが選択したことです」

 

 

 

 

 

 

 

英王室】英ヘンリー王子夫妻、今後も公務復帰せず 名誉称号全て返上へ [ぐれ★]

【2月19日 AFP】(更新、写真追加)英王室は19日、ヘンリー王子(Prince Harry)がエリザベス女王(Queen Elizabeth II)に対し、自身と妻のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)は公務を行う王族に復帰しないと伝えたことを発表した。夫妻はこれに伴い、軍の名誉称号や役職などを返上する。

 バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の声明によると、「夫妻は女王に対し、公務を行う王族には戻らないと確認した」とされる。

 これを受けて女王が「王室の職務から退けば、公務生活に伴う責任と義務を続けることは不可能だと書面で確認した」とされ、「夫妻が保持していた軍の名誉称号や(慈善団体などの)後援者の役職は女王に返上され、これらは今後他の王室メンバーに割り当てられる」と説明している。

 元軍人のヘンリー王子には、軍の複数の名誉称号に加え、英連邦の任務や後援者としての役職がある。王子と結婚したメーガン妃にも、複数の名誉職が与えられていた。

続きは↓
https://www.afpbb.com/articles/-/3332660?cx_amp=all&act=all

 

 

 

 

 

 

 

2021/02/20
 
フジテレビ 【FNN Live News イット!】
 
 
関連動画
英・ヘンリー王子夫妻「最終的に離脱」 全ての名誉称号返上へ (再生)
イギリス王室は、現在、アメリカで暮らしているヘンリー王子とメーガン妃夫妻が、王室の活動から完全に離れることを明らかにした。年1月に、王室の公務から離れると宣言したヘンリー王子とメーガン妃について、イギリス王室は19日、夫妻が1年間の見直し期間を経て、エリザベス女王に対し、「今後も公務には戻らない」という意思を伝えたと発表した。これを受け、女王は、夫妻は「公人としての責任を全うできない」と判断し、ヘンリー王子の「海兵隊元帥」の役職や、夫妻の慈善団体などでの地位は、女王に返上することになった。月には、アメリカのテレビで、夫妻の王室離脱後、初めてのインタビューが放送される予定で、王室との関係悪化も懸念されている。#ヘンリー王子 #メーガン妃 #イギリス王室 チャンネル登録をお願いします!://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCHプライムオンライン://www.fnn.jp/アプリで最新ニュースに簡単アクセス://yappli.plus/fnn-prime_flyer

 


オランダで高病原性鳥インフルエンザの感染発生を確認

2021年02月21日 | 国際社会
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オランダのノールトブラバント州シント=ウーデローデの養鶏所で鳥インフルエンザが確認された。同国農業省が発表した。

報告ではこれは鳥インフルエンザの高病原性タイプの可能性があると指摘がされている。

 

同省の報告では、感染の発生した養鶏所では約3万5000羽の鶏が飼育されており、半径1キロ以内の他の2つの飼育場でもそれぞれ約4万9920羽と4万7000羽が飼育されているという。同省では、ウイルスの拡散予防からこれらの養鶏所のすべての鶏は処分されることになると強調がされた。

 

オランダ政府は、同都市周辺10キロ範囲で鶏の移送を禁止すると表明した。農業省の発表では、移送の禁止は鶏と卵、糞、使用した藁が対象とされ、また、商業目的で鶏を飼育している農場の他の家畜や畜産製品も含まれる。

20日、鳥インフルエンザH5N8の人への感染が確認されたことが報じられている。

 

 

 

 

 

 

 

社会
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Googleの元技術者アンソニー・レワンドウスキー氏は、自身で創作した人工知能による教会「Way of the Future」を閉鎖した。サイト「Axios」が報じた。

2020年末に教会「Way of the Future」は正式に閉鎖されたが、閉鎖の過程はすでに6月から始まっていた。

 

AI教会は2015年に開設され、教義の基本には技術信仰が定められた。レワンドウスキー氏は、AIが作り上げたものは「最終的に神となる」と語った。総額17万5172ドル(約1851万円)の教会の資産は全米黒人地位向上協会(NAACP)に寄付されたとサイト「TechCrunch」が報じた

 

サイト「Axios」によれば、教会の問題は閉鎖のかなり以前に生じていた。それらの問題は同氏によるGoogleの技術盗難に関するスキャンダルなどに関連している。レワンドウスキー氏は、退職を前にドローン技術に関するデータをコピーし、その後、Uberを買収したベンチャー企業Ottoを設立している。

 

 

 

 

 

 

テック&サイエンス
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WhatsAppはアプリの使用を複雑にし、その後、完全に新しい守秘義務規定を拒否するユーザーのアカウントを削除する。今のところユーザーはこうしたバナーを無視することができる。サイト「TechCrunch」が報じた。

現在のところWhatsAppのユーザーは、新しい守秘義務規定に関するバナーを無視することができるが、この規定によって電話番号情報はFacebookに提供される。こうした機能は3月15日まで維持される。

 

同社が制裁を適用した後、数週間はユーザーには通話と通知が維持されるが、しかし、検索やアプリからのメッセージ送信の機能は停止される。

 

その後も守秘義務規定を拒否し、これらの措置を十分に取らなかった場合、120日後にメッセンジャーはユーザーのアカウント削除の権利を得ることとなる。

新しい利用規約によりWhatsAppは3000万人のユーザーを失うことになった

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス
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新型コロナウイルスのワクチンに関する世論調査で回答者の7割が接種を希望していることが判明した。時事通信が実施した2月の調査で明らかとなった。

接種の希望者は70.1%に達し、接種を望まない人は17.5%だった。その一方で、副反応に対する疑念も一定示された。副反応が不安と回答した人は75.5%、不安を感じていない人は23.2%だった。

 

NHKが2月初旬に実施した世論調査では、ワクチンによる感染収束を8割近い人が期待していることが示された。

 

調査対象者の24%が大いに期待すると回答し、ある程度期待の54%と合わせると、8割近くが期待していることが判明した。期待しないと回答したのは2割以下だった。

18日、医療メーカーのニプロは、米ファイザー社製コロナワクチンを1瓶あたり6回接種できる注射器の増産を行なうと発表した。


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

社会
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ロシアで鳥インフルエンザH5N8の人への感染の初症例が確認された。ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センターの研究者の発見についてロシア連邦消費者権利・人間福利保護管理庁のアンナ・ポポワ長官がテレビチャンネル「ロシア24」のインタビューで語った。

研究者らは、ロシア南部の養鶏農家の作業員から同インフルエンザの遺伝子データを抽出した。この養鶏所では2020年12月に感染拡大が確認されている。

 

人と動物に対しすべての保護措置が非常に短い期間で実施され、その後、状況は沈静化した。ポポワ長官は、現在、7人全員の状況に問題はないと発表した。

 

日本でも同様にこの半年で鳥インフルエンザの感染が全国で確認されている。この感染拡大は日本史上で最大規模となった。

 

 

 


ヘンリー王子・メーガン妃夫妻、全ての名誉称号と役職を王室に返上へ

2021年02月21日 | 国際社会

ヘンリー王子・メーガン妃夫妻、全ての名誉称号と役職を王室に返上へ

ヘンリー王子・メーガン妃夫妻、全ての名誉称号と役職を王室に返上へ
名誉称号と役職を王室に返上すると発表したヘンリー王子夫妻(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年3月7日付Instagram「More from tonight as The Duke and Duchess of Sussex joined veterans, serving members, world-class musicians, composers and conductors of the Massed Bands of Her Majesty’s Royal Marines for the annual Mountbatten Festival of Music」』のスクリーンショット)
       
ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が、公務を行う王室メンバーに戻らないことが正式に発表された。バッキンガム宮殿は声明でエリザベス女王が事実関係を確認したと公表、夫妻が保持する軍の名誉称号や役職などは返上されると伝えた。これに対し夫妻側は声明で、肩書がなくても「奉仕の人生を送ることができる」と女王への反論ともとれる言葉を述べている。

バッキンガム宮殿は現地時間19日に声明を発表し「サセックス公爵と公爵夫人は女王陛下に対し、彼らが王室公務を行うメンバーとして戻らないことを確認しました」と伝え、このように続けた。

「ヘンリー王子との会話の後、女王陛下は彼らが王室公務から離れると公務に伴う責任と義務を継続することが不可能になると書面で確認しました。したがって公爵と公爵夫人が保持していた軍の名誉称号や慈善団体などを後援する役職は女王に返上され、公務を行う王室メンバーに割り当てられます。」

エリザベス女王は昨年1月にサンドリンガムで会議を開催し、ヘンリー王子夫妻の王室離脱後には12か月の移行期間を設け、期間終了後は再度会議で検討するとの結論を出していた。王室の情報筋によると、今回の決断に至る前に王室メンバーがヘンリー王子夫妻と会話をしたという。

声明では最後に「彼らの決断には全員が悲しんでいますが、公爵と公爵夫人は今後も王室メンバーとして愛され続けます」と、今後も夫妻との繋がりを大切にすることを明かしている。

 

 

 

ヘンリー王子夫妻の広報担当者は声明を発表し、「ここ1年の彼らの仕事ぶりからも分かるように、公爵と公爵夫人は今後も英国と世界に向けての奉仕と義務に全力を尽くすつもりです。夫妻は公式な役割であるかに関係なく、彼らが代表を務める組織に継続的な支援を提供してきました。私達は皆、奉仕の人生を送ることができます。奉仕は普遍的なのです」と伝えた。

ヘンリー王子はこのたびの決断により、海兵隊元帥(Captain General Royal Marines)、英ホニントン空軍基地の名誉航空司令官(Honorary Air Force Commandant of RAF base Honington)、英国海軍司令部小型艦艇・ダイビング名誉司令官(Honorary Commodore-in-Chief of the Royal Naval Commands’ Small Ships and Diving)の名誉称号を失うことになる。

王子は、王室メンバーから引き継いだラグビー・フットボール・ユニオンやラグビー・フットボール・リーグなどのパトロンの役職は退任するが、プライベートで支援してきたインヴィクタスなどのパトロンは継続する。メーガン妃は、エリザベス女王から引き継いだ英国立劇場「ロイヤル・ナショナル・シアター(the National Theatre)」と世界初の国際的な大学ネットワーク「コモンウェルス大学協会(the Association of Commonwealth       

Universities)」のパトロンの役職から退くという。

ヘンリー王子とメーガン妃は、エリザベス女王の慈善団体「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト(Queen’s Commonwealth Trust)」での理事と副理事の任務からも解任される。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年3月7日付Instagram「More from tonight as The Duke and Duchess of Sussex joined veterans, serving members, world-class musicians, composers and conductors of the Massed Bands of Her Majesty’s Royal Marines for the annual Mountbatten Festival of Music」』『The Royal Family 2020年11月8日付Instagram「“May the memory of their sacrifice and bravery remain with us always.”」』のスクリーンショット(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

 

 

 

 

 

 

 

英国放送協会(BBC)の報告によると、2月19日の中国新聞社は、現地時間19日に、バッキンガム宮殿がハリー王子とその妻が王室のメンバーとして働くことはないことが確認されたと述べた声明を発表しました。家族。

報告によると、声明は、英国の女王が「夫婦が公務員としての生活によってもたらされる責任と義務を負い続けることはなく、彼らの名誉ある軍の任命と王室の亡命は女王の名前に戻る」ことを確認したと述べた。

声明は、「誰もが彼らの決定に悲しんでいるが、2人はまだ家族の最愛のメンバーである」と述べた。

2020年初頭、ハリーとメーガンは、経済的自立を求め、人生の焦点を北米に移しながら、英国王室から「引退」すると発表しました。その年の4月1日から、ハリーと彼の妻は英国王室の一員としての職務をやめ、7月に米国カリフォルニア州サンタバーバラに引っ越しました。

ハリーズのスポークスマンは最近、39歳のミーガンが妊娠しており、2人は2人目の子供を迎える準備をしていることを確認しました。

 

 

 

 

 

 

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サセックス公爵夫妻は英国女王・エイザベス2世との会談の際に自らの決意を確認した。このニュースはバッキンガム宮殿を失望された。

 

バッキンガム宮殿のサイトで公表された声明では、「私たちみんなをこの決意が悲しませたが、公爵夫妻が愛すべき家族の一員であることは変らない」と述べられている

 

今後、ヘンリー王子とメーガン・マークル妃は、これまで出席していた一連の慈善事業やスポーツイベント、軍機関の任務を放棄することとなる。これらの役割は他の王室ファミリーメンバーが分担する。

また、ヘンリー王子は英国海兵隊提督の称号を失うことになる。

1月8日、ヘンリー王子とメーガン妃は、サセックス公爵とサセックス公爵夫人の爵位は維持したまま、英王族の称号を返上すると発表した。夫妻は、高位王族の地位から退き、経済的に自立する意向を表した。

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ヘンリー王子・メーガン妃夫妻、全ての名誉称号と役職を王室に返上へ

 

ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が、公務を行う王室メンバーに戻らないことが正式に発表された。バッキンガム宮殿は声明でエリザベス女王が事実関係を確認したと公表、夫妻が保持する軍の名誉称号や役職などは返上されると伝えた。これに対し夫妻側は声明で、肩書がなくても「奉仕の人生を送ることができる」と女王への反論ともとれる言葉を述べている。

バッキンガム宮殿は現地時間19日に声明を発表し「サセックス公爵と公爵夫人は女王陛下に対し、彼らが王室公務を行うメンバーとして戻らないことを確認しました」と伝え、このように続けた。

ヘンリー王子との会話の後、女王陛下は彼らが王室公務から離れると公務に伴う責任と義務を継続することが不可能になると書面で確認しました。したがって公爵と公爵夫人が保持していた軍の名誉称号や慈善団体などを後援する役職は女王に返上され、公務を行う王室メンバーに割り当てられます。」

エリザベス女王は昨年1月にサンドリンガムで会議を開催しヘンリー王子夫妻の王室離脱後には12か月の移行期間を設け、期間終了後は再度会議で検討するとの結論を出していた。王室の情報筋によると、今回の決断に至る前に王室メンバーヘンリー王子夫妻と会話をしたという。

声明では最後に「彼らの決断には全員が悲しんでいますが、公爵と公爵夫人は今後も王室メンバーとして愛され続けます」と、今後も夫妻との繋がりを大切にすることを明かしている。

ヘンリー王子夫妻の広報担当者は声明を発表し、「ここ1年の彼らの仕事ぶりからも分かるように、公爵と公爵夫人は今後も英国と世界に向けての奉仕と義務に全力を尽くすつもりです。夫妻は公式な役割であるかに関係なく、彼らが代表を務める組織に継続的な支援を提供してきました。私達は皆、奉仕の人生を送ることができます。奉仕は普遍的なのです」と伝えた。

ヘンリー王子はこのたびの決断により、海兵隊元帥(Captain General Royal Marines)、英ホニントン空軍基地の名誉航空司令官(Honorary Air Force Commandant of RAF basHonington)、英国海軍司令部小型艦艇・ダイビング名誉司令官(Honorary Commodore-in-Chief of the Royal NavaCommands’ Small Ships and Diving)の名誉称号を失うことになる。

王子は、王室メンバーから引き継いだラグビーフットボールユニオンラグビーフットボールリーグなどのパトロンの役職は退任するが、プライベートで支援してきたインヴィクタスなどのパトロンは継続する。メーガン妃は、エリザベス女王から引き継いだ英国立劇場「ロイヤルナショナル・シアター(the National Theatre)」と世界初の国際的な大学ネットワークコモンウェルス大学協会(the Association of Commonwealth Universities)」のパトロンの役職から退くという。

ヘンリー王子とメーガン妃は、エリザベス女王の慈善団体「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト(Queen’s Commonwealth Trust)」での理事と副理事の任務からも解任される。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年3月7日Instagram「More from tonight as The Duke and Duchess of Sussex joined veterans, serving membersworld-class musicians, composers and conductors of the Massed Bands of Her Majesty’s Royal Marines for the annual Mountbatten Festival of Music」』『The Royal Family 2020年11月8日Instagram「“May the memory of their sacrifice and bravery remain with us always.”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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元の ハリー王子とメーガンは、名誉称号を返すために英国王室として働くことはもうありません 

2021年02月21日 | 国際社会

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報道によると、現地時間の2月19日、バッキンガム宮殿は、ハリー王子とその妻メーガン(サセックス公爵夫人)はもはや王室の一員として働くことはないと述べました。

ハリー王子とメーガン

この決定は、ハリーズによって行われた名誉軍の任命と王室の後援が取り消され、王室の現役メンバーの間で再分配されることを意味します。

昨年の取り決めによると、夫婦は「彼の殿下」(HRH)の称号を使うことをあきらめました。しかし、ハリーは「王子として生まれた」ので、王子の称号を保持しました。

両当事者は金曜日に声明を発表した。バッキンガム宮殿は、英国のエリザベス2世女王が王室を辞任した後、ハリーと彼の妻が公務を継続しないことを確認する手紙を送ったと述べた。軍事的義務と王室の後援によって。女王の名前に戻り、王室の他のメンバーに再配布します。

エリザベス2世女王

王室の声明は、「誰もが彼らの決定に悲しんでいるが、公爵と公爵夫人はまだ愛されている家族の一員である」と付け加えた。

その後、ハリーズのスポークスパーソンは次のように答えました。「昨年の彼らの仕事から、サセックス公爵と公爵夫人は依然として彼らの責任を担い、英国と世界中に奉仕し、彼らを代表し続けていることがわかります。 「公式の役割が何であれ、私たちはサービスを提供し続けることができます。サービスはボーダレスです。」

ハリーとメーガンは昨年1月、王室から「引退」し、経済的自立を目指して努力すると述べた。カップルは現在、米国カリフォルニア州に住んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

ざっくり言うと

  • 英国のヘンリー王子夫妻の第1子誕生を巡り、亀甲博行氏が著書で綴った
  • 陣痛発表は「ウソ」で、9時間前にはすでに出産していたと判明したそう
  • この行動は、明らかに英メディアとの信頼関係を損ねるものだったとした

《第二子懐妊》アーチーくん出産直後…ヘンリー王子夫妻がメディアに伝えた「あるまじきウソ」

 

 2021年2月14日。バレンタインデー当日にメーガン妃の第二子懐妊が発表され、イギリス王室からも喜びの声が上がった。しかし、メーガン妃の“出産”については、王室離脱のきっかけの一つにもなったとされる諸問題がある。それは、第一子アーチーくん妊娠・出産時の“王室”らしからぬ行動の数々だ。

 ここでは亀甲博行氏の著書『ヘンリー王子とメーガン妃 英国王室 家族の真実』(文春新書)を引用し、第一子のアーチーくん出産当時、ヘンリー王子夫妻がとったさまざまな問題行動を紹介する。(全2回の2回目/前編を読む)

◇◇◇

出産をめぐってマスコミと不協和音

 2019年5月、私の帰任直前にヘンリー王子とメーガン妃の第1子アーチーくんが誕生した。あのロイヤルウェディングから1年、メーガン妃の出産は多くの関心を集め、その人気ぶりを改めて印象付けた。

 しかし、ここでも従来のイギリス王室の慣習を破った。“メーガン流”を貫いた出産スタイルは、すでにこじれていたイギリスメディアとの関係をさらに悪化させることになった。

 近年、ロイヤルベビーが生まれる場所といえば、ロンドンのセント・メアリー病院だ。出産直後のキャサリン妃が赤ん坊を抱いて笑顔を見せている映像を記憶している人も多いのではないだろうか。あの場所である。キャサリン妃はジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の3人をここで産んだ。ダイアナ元妃がウィリアム王子とヘンリー王子を産んだのもやはりセント・メアリー病院だった。


©iStock.com

 出産予定日の数週間前になると、病院前の道路では交通規制が始まり、やがて熱心な王室ファンが泊り込みを始める。病院周辺の様子をチェックしていれば、出産が近づいていることは一目瞭然だった。

 しかし今回は予定日が近づいても病院前に変化は起きなかった。どこで出産するのか、王室が一切情報を出さなかったのだ。

 40年来の王室ファンだというマーガレット・テイラーさんに取材してみたが、彼女にも情報が入っていなかった。

「何も情報がないんです。キャサリン妃の3人の子供のお披露目を見てきたので、今回見られないのは残念です」

 本来なら出産予定日まであと10日ほどになれば、彼女たちは病院の前で場所取りを始める。しかし今回は情報がなく、どこに行けばいいのかわからないのだという。

キャサリン妃の努力を全否定するような行動

 実はヘンリー王子とメーガン妃は「出産をプライベートなものにしたい」と話していた。そのためイギリスメディアの間では、メーガン妃が病院ではなくウィンザー城の自宅で出産するのでは、という見方が広まりつつあった。この頃には新居であるフロッグモア・コテージをセレブ仕様にする改装も終わり、2人はウィンザーに移っていた。

 しかしメーガン妃がどこで出産するのかは最後まで公表されず、私たちもわからないままだった。

 さらにロイヤルベビーといえばおなじみの、退院する際に赤ん坊をお披露目するシーンも設定されないことがわかった。

 ロイヤルベビーはただの赤ん坊ではない。将来のイギリス王室を支える一員、である。もちろん2人の子供は兄ウィリアム王子の子供と違って国王になる可能性は低いが、それにしても生まれた赤ん坊を少しでも早く見たいというのは国民の願いでもある。これに応じることはある意味、王室としての務めだろう。

 なぜメーガン妃が出産直後のお披露目を拒否したのかについて、王室から公式な説明はなかった。

 しかしイギリスメディアは関係者の話としてその理由を伝えた。フェミニストであるメーガン妃にとって、出産直後に髪をセットし病院の前でお披露目する行為は、女性に過度に負担を強いるものであり、信条に反するのだという。

 キャサリン妃は出産当日の朝に入院し、その日の夕方にはヒールを履き、フルメイクでカメラの前に赤ん坊と現れ、笑顔を見せていた。私の娘の出産時の妻のくたびれ具合からすると、信じられないほどの超人ぶりだと感じたのは事実だ。

 ただキャサリン妃ももちろん楽にこなしているわけではなく、あの笑顔のウラには相当な努力があったに違いない。王室の一員としての使命感だろう。まるでダイアナ元妃やキャサリン妃のこうした努力を全否定するようなメーガン妃の行動は、私にはどうしても理解できなかった。

誕生の報告はインスタグラムから

 そして出産当日。

 通常、ロイヤルベビーが誕生する際には「陣痛が始まり病院に入った」というタイミングと「誕生した」の2回、王室から発表が行われる。陣痛が始まったという情報を受けて各テレビ局が病院前での中継を始め、お祭り騒ぎとなる。

 今回陣痛の発表があったのは午後2時半ごろだった。そしてそのわずか30分後にヘンリー王子とメーガン妃の公式インスタグラムで、続いて王室から出産が発表された。

 

 3260グラムの男子の誕生を受け、ヘンリー王子がウィンザーでイギリスメディアのインタビューに応じた。

「メーガンと私は元気な男の子を授かりました。かわいくて仕方ないです。これまで想像したことがないほどすばらしい経験でした」

 父親になった喜びを隠しきれない様子のヘンリー王子に、私は何ともほほえましい気持ちになった。この日はカメラの前に登場したのはヘンリー王子だけで、事前の情報通りメーガン妃と男の子のお披露目はなかった。

「ウソ」の発表

 一方で、意外な事実が明らかになった。

 普通、陣痛の発表から出産までは数時間かかる。キャサリン妃がルイ王子を出産した時も、陣痛の発表から出産までは3時間ほどあった。それが今回は30分である。それにしても早かったなと思っていたら、なんと陣痛の発表の9時間前には男の子がすでに誕生していたことがわかった。つまり2人は「ウソ」を発表していたのである。

 イギリス王室とメディアの間には、ダイアナ元妃の事故死という悲劇があったためか、しっかりとした取材ルールが確立されている。王室が情報を公開する代わりに、メディアの側もロイヤルファミリーを追跡したり、我先にマイクを突き付けたりということをしない。お互いを尊重しあう非常にいい関係だと感じていたが、この「メディアにウソを伝える」というメーガン妃の行動は明らかに信頼関係を損ねるものだ。

 また出産についての発表文には「現在夫妻たちはフロッグモア・コテージにいる」と書かれていた。一瞬自宅で生んだのかと思うが、よく読むとどこで出産したのか明言を避けていることがわかる。ロイヤルベビーが誕生するとバッキンガム宮殿の前に医師のサイン入りの証明書が掲示されるが、この証明書の医師の欄もわざわざ空欄にするという徹底ぶりだった。なぜ出産後も出産場所を隠さなければいけないのか、私にはまったく理解できなかった。

 出産の2日後、ようやく生まれた男の子のお披露目が行われた。場所はウィンザー城内の豪華絢爛な広間。撮影を許されたのはイギリスメディアの代表カメラだけで、私たちは現場に入ることもできなかった。

 これまでのお披露目では、母親が赤ん坊を抱いていた。キャサリン妃もダイアナ元妃もそうだ。しかし今回男の子を抱いていたのは母親のメーガン妃ではなく父親のヘンリー王子だった。王室の慣例を破ったのは、フェミニストとしてのメーガン妃のメッセージなのだろう。一瞬だけ男の子の顔が見えたが、帽子をかぶってすやすやと眠っていた。

「形式張った王族に育てたくない」という考え

 男の子は、アーチー・ハリソン・マウントバッテン=ウィンザーと名付けられた。マウントバッテン=ウィンザーというのは現在のイギリス王室にとっての名字である。

 一方のアーチーとハリソンというのは、イギリス王室にとってなじみのない名前だった。イギリス人スタッフは「ハリソンといえばハリソン・フォードだよね。なんかアメリカ人っぽいよねえ」とか、「ハリーの息子(ソン)だからハリソンにしたんじゃないか」などと冗談を言っていたが、BBCによるとやはりイギリス王室には珍しい名前であり、「形式張った王族に育てたくはないという意向を強く示すもの」だという。

 また「王子」という称号も与えられなかった。そのため、いとこであるルイ王子とは異なり、アーチーくん、と呼ばれることになる。

 

「形式張った王族に育てたくない」「王子の称号はいらない」という考えは、いかにも2人らしく素晴らしいと思う。しかしそれなら、なぜわざわざお披露目をイギリス王室が所有する建物の中でもっとも王室らしいウィンザー城の広間で、しかも一部のメディアだけに対して行なったのだろうか。病院前で大勢のメディアや一般市民にお披露目し、祝福の言葉を受けたダイアナ元妃やキャサリン妃の方が、よっぽど「庶民に近い王室」というメッセージが伝わってくる。

セレブ御用達のプライベートホスピタルでの出産

「まるで魔法のようで本当に素晴らしいです。世界で最高の男性2人に囲まれて、とても幸せです」

 満面の笑みでそう語ったメーガン妃を見ながら、私はなんとなく冷めた気持ちになっていた。

 その9日後。秘密とされていたメーガン妃の出産場所が、アーチーくんの出生証明書から明らかになった。出産場所はロンドン中心部のポートランド病院だった。ヴィクトリア・ベッカムが出産した病院でもあり、出産費用は最低でも1万5000ポンド(約225万円)というセレブ御用達のプライベート・ホスピタルだ。

 出産場所を隠したのは「セレブ出産だ」と批判されるのを避けるためだったのだろう。私はもはや驚かなかった。

 2人のこうした振る舞いは、一般国民もよく思っていないようだ。

 2019年8月に発表されたYouGov社の世論調査によると、イギリス王室でもっとも人気があるのはエリザベス女王で72%だった。ヘンリー王子が71%、ウィリアム王子が69%で続く。ヘンリー王子は依然上位3人に入っているものの、前年の調査では77%だったので6ポイント下落した。

 一方のメーガン妃は49%だった。前年は55%だったので、やはり6ポイント減だ。

 もちろん1年で6ポイント上下するのは誤差の範囲といえるかもしれない。しかしとくにメーガン妃の支持率は不人気とされるチャールズ皇太子(48%)と同水準であり、メディアで大きく取り上げられている割には、イギリス国民がシビアな見方をしていることがよくわかる。

女王の「決断」

 ロイヤルファミリーは毎年クリスマスになるとエリザベス女王の私邸であるサンドリンガム・ハウスに集まり、一緒に休暇を過ごすのが慣習となっている。イブにプレゼントを交換しあい、クリスマス当日には揃って近くの教会を訪れる。そして午後にはテレビで放送される女王のクリスマス・メッセージを視聴するのだ。

 

 2017年のクリスマス礼拝は、まだ結婚前にもかかわらずメーガン妃が参加したことから注目された。2018年のクリスマス礼拝も、不仲説がささやかれていたキャサリン妃とメーガン妃が揃って登場したことから大きなニュースとなった。王室ウォッチャーにとってまさに必見のイベントである。

 しかし2019年のクリスマス礼拝にヘンリー王子とメーガン妃の姿はなかった。2人はカナダで6週間の休暇をとっていたのだ。

 イギリスではクリスマスに家族と過ごすことは非常に重要な意味を持つ。恋人たちのイベントというよりは家族のイベントという感覚が強く、日本でいうと正月のイメージに近い。その大切な日にわざわざ「休暇」で海外に行くというのは、女王を軽視しているようにしか思えない。私はなんとなく嫌な予感がした。

高まっていた王室とヘンリー王子夫妻の間の緊張感

 さらにその日の午後に女王のクリスマス・メッセージが放送されると、机の上にチャールズ皇太子夫妻とウィリアム王子一家の写真が飾られる一方で、ヘンリー王子とメーガン妃の写真は置かれていなかった。2人とエリザベス女王との距離感はもはや明らかだった。翌年の1月8日、突然発表されたように見えるヘンリー王子とメーガン妃の「主要な王族からの引退宣言」だが、実際にはそれ以前から緊張感は確実に高まっていたのだ。

 今回の発表を受け、イギリス市民の反応は割れていた。

 バッキンガム宮殿の前でBBCのインタビューに答えた白人男性は辛らつだった。

「ヘンリー王子はメーガン・マークルに完全に支配されている。だから彼は彼女に言われたことをやっているだけだよ。公務を行う用意ができていないなら、2人の王族資格を剥奪すべきだ」

ヘンリー王子夫妻の決断に理解を示す声も

 しかし2人の決断に理解を示す声も多く聞かれた。黒人の女性2人組はこう語る。

「メーガン妃のせいだ、彼女に責任があるという声をよく聞くけど、ヘンリー王子のことを過小評価しています。王子はもう大人だし、これは彼がずっと望んできたことだと思います。みんな2人に構わないで少し時間を与えるべきじゃないかしら」

 またインド・パキスタン系の男性も2人の決断を支持していた。

「メーガン妃にとってかなり抑圧的な状況だったので、こうした行動をとる理由は理解できます。2人のことを知っているわけではないけど、2人の発言に偽りはないように思う。もしかしたら王室の厳格さが時代遅れだということを示しているのかもしれない」

 しかしその10日後、エリザベス女王の下した決断は厳しいものだった。

 王室の発表によると、ヘンリー王子とメーガン妃は2020年の春以降に「殿下」「妃殿下」の称号を返上したうえで、一切の王室の公務から退くことになった。これにはヘンリー王子がこだわっていた軍関連の公務も含まれる。夫妻はエリザベス女王の正式な代理を務めることができなくなり、公務と引き換えに受けていた公的資金も受け取れなくなった。ただし女王の配慮により、個人的に支援する慈善団体などとの関係だけは今後も認められた。

 また2人は今後もウィンザーのフロッグモア・コテージをイギリスの家として維持し続けるものの、王室助成金から支出された改修費240万ポンド(約3億6000万円)は返済する意向を示したという。マスコミからの高額だという批判に配慮した形だ。

 

 北米とイギリスを行き来し、経済的に独立しながら公務を続けたいとしていた2人だが、女王がこれを真っ向から否定した形となった。BBCの王室担当記者が「これ以上きっぱりとした区切りの付け方は考えにくい」と述べたほどだった。

 女王はこの厳しい決断に至った理由を自ら語っていない。

王室の将来を考えての決断

 しかし主要な王族から退いたあとの2人については様々な憶測が流れていた。「経済的に独立」するため、例えばメーガン妃が女優に復帰することや、ネットフリックスと独占契約して映画を製作すること、あるいは自分たちの爵位を使った「サセックス・ロイヤル」ブランドを商標登録し、衣類や書籍、教育関連サービスなどのビジネスに乗り出すなどの可能性が指摘されていた。

 その後、ヘンリー王子夫妻は「ロイヤル」の称号を使わないことを明らかにし、「サセックス・ロイヤル」の商標登録申請も取り下げた。ロイヤルファミリーとしての地位を利用したこうした展開への批判に配慮したものだろう。

 蟻の一穴という言葉があるように、どんな強固な組織であったとしても、小さな穴が原因で全体が崩壊するものだ。セレブ気取り、浪費ぶりが目についていたメーガン妃の振る舞いは、エリザベス女王が長年苦心して築き上げたイギリス王室にとって「蟻の一穴」となる可能性は大いにあった。女王は王室の将来を考え、2人を切り離すと決めたのではないだろうか。

(亀甲 博行/文春新書)

外部サイト

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エリザベス女王の孫ユージェニー王女 第1子男児の名前を発表

2021年02月21日 | 国際社会

エリザベス女王の孫ユージェニー王女 第1子男児の名前を発表

著者:Hint-Pot編集部

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ユージェニー王女【写真:Getty Images】

 アンドリュー王子の次女でエリザベス女王の孫に当たるユージェニー王女。2018年にジャック・ブルックスバンク氏と結婚した王女は現地時間9日に第1子男児を出産した。そして現地時間20日には、家族3人の最新写真とともに男児の名前を発表。オーガスト・フィリップ・ホーク・ブルックスバンクと名付けたことを明らかにした。

 ◇ ◇ ◇

 

ブックメーカー予想では「アーサー」が一番人気だった

 英国王室にとって明るいニュースとなったユージェニー王女の第1子男児出産。バッキンガム宮殿による当日の発表では、出産日時の9日午前8時55分や出産場所のポートランド病院、体重3657グラムといった基本的な情報のみが伝えられた。ロイヤルベビーは名前が即時に公開されないため、各メディアはこぞって予想を伝えていた。

 そして現地時間20日、ユージェニー王女の公式インスタグラム(princesseugenie)が王女とブルックスバンク氏、男児による初の家族写真を投稿。そこには「オーガスト・フィリップ・ホーク・ブルックスバンクをご紹介します」との文言が添えられ、男児の名前が明らかになった。また、「たくさんの素晴らしいメッセージをありがとうございます。私たちの心はこの小さな子への愛に満ちており、言葉では表現できません」と心境を綴っている。

 写真での王女は、母となった喜びと落ち着きがにじむ穏やかな笑顔。夫のブルックスバンク氏も同様だが、こちらは妻の無事と子どもの誕生から受けたピュアな感動も浮かんでいるようだ。男児を抱く仕草も“新米パパ”独特のかわいいぎこちなさと愛情が感じられ、見ている側も自然と笑顔になるだろう。

 複数の英大衆紙によると、ブックメーカーの名前予想では「アーサー」が一番人気。次いで「ジェームズ」「フレデリック」「エドワード」が続いていた。結果は大外れとなったが、今回公開された初の家族写真を見ると、無事に生まれてきたことこそ何よりと思える。フィリップ殿下の入院やヘンリー王子夫妻の公的地位返上などで心がざわついているファンにとっては、一服の清涼剤になるだろう。

(Hint-Pot編集部)

 

 

 

 

 

 

 

ヘンリー王子夫妻の公的地位を剥奪か エリザベス女王の「合意」報道で幸せムード一転

著者:Hint-Pot編集部

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エリザベス女王、ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 メーガン妃の第2子妊娠を発表し、幸せムードに包まれているヘンリー王子夫妻。しかし英高級紙の報道によると、エリザベス女王はこのほど、夫妻のパトロネージュ(ロイヤルパトロンとしての後援)などを剥奪することに合意したという。発表は近日中と予測されており、ここには軍の名誉職も含まれているそうだ。ただし一方で英大衆紙は、すべての地位が該当するわけではないとも報じている。

 ◇ ◇ ◇

 

すべてのパトロンを剥奪されるわけではないという

 現在のヘンリー王子はイングランド・ラグビー協会の副パトロンやラグビー・フットボール・リーグのパトロン、英連邦(コモンウェルス)のユースアンバサダー、英空軍の名誉航空司令官、英海兵隊の海兵隊元帥などを務めている。またメーガン妃は英国を代表する名門国立劇場「ロイヤル・ナショナル・シアター」などのパトロンだ。

 王子は“王室引退”時にこのうちの軍名誉職を退任しているが、英国王室の公式ウェブサイトでは未だに明記されており、また後任についても幾度となく報道されながらも現状は空席。このため、王子が復帰を願っているとする報道も多い。

 さらにこれまで、“王室引退”後のロイヤルパトロン継続に対しても、度々批判的な報道があった。先日も英国の政治評論家ダレン・グライムス氏が、世界的企業とビジネスを行いながら軍名誉職を取り戻そうとする行為は「傲慢さを示している」と批判したことが伝えられたばかりだ。

 そして英高級紙「ザ・タイムズ」は現地時間16日、エリザベス女王が夫妻のパトロネージュなどを剥奪することに合意し、今後の数週間で発表される見込みだと報道。“王室引退”後も保持しているすべての地位を放棄する必要があり、王子は「動揺している」という。

 これを受けて英大衆紙「デイリー・ミラー」は、パトロネージュは女王から与えられるものであると説明。ただし「英連邦(コモンウェルス)団体の役職2つについてはよりグレーな部分がある」として、女王から「剥奪」を伝えられたとしてもすべてには該当しないとみている。

 王子については昨年3月、最後の軍行事を終えた車中で茫然自失の表情を浮かべていたことが記憶に新しい。それから約1年。特に強い思い入れがあるとされる軍名誉職にもう就くことができないと分かれば、人知れずまた同じような表情を浮かべるのだろうか。

(Hint-Pot編集部)

 

 

 

 

 

 

ヘンリー王子夫妻の公的地位返上が決定 「女王の愛情と寛大さが無視された」と専門家

著者:Hint-Pot編集部

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エリザベス女王とヘンリー王子、メーガン妃【写真:AP】

 バッキンガム宮殿は現地時間19日、「サセックス侯爵とサセックス公爵夫人(ヘンリー王子とメーガン妃)は女王陛下に対し、現役王室メンバーとして復帰しないことを確認した」との声明を発表した。夫妻が有する軍名誉職とパトロネージュ(ロイヤルパトロンとしての立場)は女王に返上された後、現役王室メンバーに再分配される。これを受けて夫妻側が声明を発表する一方で、王室評論家たちも次々とコメントを発表。「女王の愛情と寛大さが見事に無視された」などとする見解も出ている。

 ◇ ◇ ◇

 

ヘンリー王子夫妻側は「奉仕は普遍的です」と声明

 エリザベス女王がヘンリー王子夫妻の公的地位を“剥奪”するとの動きは、現地時間16日に英高級紙「ザ・タイムズ」が報道。女王が“同意”したため今後の数週間で発表されるとしていたが、実際は3日後という早い展開だった。これにより夫妻は、英国王室の公務から完全引退することになる。

 英国王室公式ウェブサイトが現地時間19日に公開した「サセックス公爵と公爵夫人に関するバッキンガム宮殿の声明」によると、女王は王子との会話に続き、公務生活に伴う責任と義務を継続することはできないと確認。これにより、夫妻が有する軍名誉職とロイヤルパトロンの立場は女王に返上されるとした。

 同サイトは女王に返上される公的地位として、英海兵隊(The Royal Marines)、英空軍(RAF Honington)、英海軍小型船舶とダイビング(Royal Navy Small Ships and Diving)、クイーンズ・コモンウェルス・トラスト、イングランド・ラグビー協会(ラグビー・フットボール・ユニオン)、ラグビー・フットボール・リーグ、ロイヤル・ナショナル・シアター、コモンウェルス大学協会を明記している。再分配についての予定はまだ明らかにされていない。

 これを受けて夫妻側も声明を発表。夫妻は過去1年間の活動からも明らかなように、英国と世界への義務と奉仕に継続して関わり、公的な役割に関係なく代表する組織に支援を提供してきたとした上で、「すべての人が奉仕の生活を送ることができます。奉仕は普遍的です」と述べた。

 

女王の義務感は「孫や子ども、ひ孫よりも重要だ」と専門家

 英国内外のメディアは本件を一斉に報道。英大衆紙「ザ・サン」は夫妻の声明が女王の声明から3分後だったことなどに注目し、この声明を“反論”と表現した。さらに複数の英大衆紙は王室専門家たちのコメントを伝えている。王室伝記作家のペニー・ジュナー氏は「ハリー(ヘンリー王子の愛称)とメーガン(妃)は明らかにとても動揺しているが、彼らが何を期待していたのかよく分からない」と述べた。

 同じ王室伝記作家のアンジェラ・レヴィン氏も「我々が知っているように、女王は自身の義務と国に身を捧げている。(そして)彼女は子どもたちを愛し、祖母であり続けている。だが結局のところ、彼女の義務感は孫や子ども、ひ孫よりも重要だ」と述べている。

 また、王室コメンテーターのロバート・ジョブソン氏は英大衆紙「デイリー・メール」の電子版「メール・オンライン」に対し、「女王陛下の決定は混乱した状況をクリアにし、私の見解では女王が取れる唯一の道だったが、女王の声明にはクールで隠された怒りもある」と述べた。

 同紙の王室担当記者であるリチャード・ケイ氏も長文を寄稿。過去1年にわたりヘンリー王子は人生一番多くの女王とプライベートな会話を持ったが、今週の会話ほど難しいものはなかったとした上で、「ハリー(ヘンリー王子)に示したすべての愛情と寛大さがとても見事に無視された、あるいは彼女(女王)の顔に投げ返されさえした」と表現した。

 同氏は夫妻が「すべての人が奉仕の生活を送ることができます。奉仕は普遍的です」と“鋭く反論”した理由について、女王の声明にあった「王室の仕事から離れて、公共に奉仕する人生に伴う責任と義務を継続することは不可能」の部分ではないかと推測。英国外でも奉仕は可能とする夫妻側と見解の不一致が存在していると指摘している。この他にも複数メディアでは、両者の声明から「怒り」が見えるとする意見や、考えの相違を指摘する声が見受けられた。

 夫妻の主張はさておき、専門家たちはやはり、夫妻が“王室引退”から1年後も公的地位を保持できたことは“女王の温情”だったと見ているようだ。ユージェニー王女の第1子出産、メーガン妃の第2子妊娠発表、フィリップ殿下の入院、ヘンリー王子夫妻の米インタビュー番組出演、そして今回の一件と、大きなニュースが続く英国王室。ファンにとっては、女王に心労が重なっているのではないかと心配な展開だろう。

(Hint-Pot編集部)

 

 

 

 

 

 

 

エリザベス女王 99歳の夫フィリップ殿下が入院も公務は休まず

著者:Hint-Pot編集部

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エリザベス女王とフィリップ殿下【写真:Getty Images】

 バッキンガム宮殿は現地時間17日、エリザベス女王の夫フィリップ殿下が16日夜に気分の悪さを訴え、「予防措置」として英ロンドンのキングエドワード7世病院に入院したことを発表した。経過観察と休養のために数日入院するという。一方で女王は同日、ロンドン郊外のウィンザー城にとどまり、王立海軍との電話による公務をこなした。1947年11月20日のロイヤルウェディングから今年で74年。公務を優先する女王の姿には、君主としての責任感に加え殿下との強い信頼関係も感じられるだろう。

 ◇ ◇ ◇

 

女王は殿下の入院発表当日もウィンザー城で公務

 国内外メディアが一斉に報じたフィリップ殿下の入院。一部メディアが情報筋の話として報じた内容によると、新型コロナウイルスとは無関係であり、車で病院に向かった殿下は医師の助言を受けて入院を決めたという。英大衆紙「デイリー・メール」などは、病院へ向かった際に大きな問題は見られず「助けを借りることなく自ら歩いて病院内に入っていった」と伝えている。

 とはいえ、殿下が99歳と高齢なこともあり、英国政府は即座に反応。ボリス・ジョンソン首相の報道官は、「首相は病院で数日間休息するエディンバラ公(フィリップ殿下)の多幸を祈っています」と述べた。

 女王も伴侶の体調を心配していると思われるが、君主としてだけではなく3つの軍のトップとして公務を止めるわけにはいかなかったようだ。入院発表があった17日には海軍トップの第一海軍卿トニー・ラダキン大将と電話での公務を実施し、国内外の動きについて報告を受けた。女王が毅然と公務に臨む状況からは、君主としての責任感と夫妻の信頼関係が感じられる。また、病院に駆け付けるほどの容態ではないという証明とも言えるだろう。

 殿下と女王にとっての2021年は、それぞれ100歳と95歳を迎える特別な年だ。殿下については盛大なイベントの予定なしと伝えられているものの、ファンは期待せざるを得ない。しかし何より、夫妻がこの1年を無事に過ごせるよう祈りたい。

(Hint-Pot編集部)

 

 

 

 

 

 

ヘンリー王子夫妻の妊娠発表 写真への批判やタイミングを疑問視する声

著者:森 昌利

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メーガン妃とヘンリー王子【写真:AP】

 現地時間14日、“愛の日”バレンタインデーに第2子妊娠を発表したヘンリー王子とメーガン妃。バッキンガム宮殿もすぐさま声明を発表し、英国王室も祝福ムードに包まれた。しかし、そんなうれしい報せに水を差す意見も飛び出ている。妊娠発表にあたり公開された夫妻のポートレート写真に、英国の人気朝番組で司会者を務めるピアーズ・モーガン氏が批判を展開。また、発表タイミングを問題視する声も上がっているという。

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美しい妊娠発表ポートレートを「安っぽい」と一蹴

 英国王室のみならず多くのファンが祝福したメーガン妃の2子妊娠。ただ、“反メーガン妃”の急先鋒であるピアーズ・モーガン氏だけは違ったようだ。英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、同氏は妊娠発表とともに公開された夫妻のポートレートについて、自身のツイッターアカウント(@piersmorgan)で持論を展開した。

「ハリー(ヘンリー王子の愛称)とメーガン(妃)はこの安っぽい写真とともに妊娠を公表したが、それも最近までプライバシーを侵害したと激しく攻撃したメディアの注目を集めて、自分たちの私生活をより目立たせるためだ」

 英大衆紙を相手取った訴訟で「プライバシーを守りたい」と主張しながらも、妊娠という完全にプライベートな一件を公表する際にはメディアを利用。モーガン氏はこの“ダブルスタンダード”ぶりを厳しく指摘している。妊娠発表に伴い発表された写真は一見すると愛にあふれているが、あくまでもメディアを操作するための“道具”にすぎないとの見方だ。

 

ユージェニー王女から2度もスポットライトを奪ったとファン

 また英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、夫妻の第2子妊娠発表については、そのタイミングを批判する意見がSNS上であふれているそうだ。理由はずばり、エリザベス女王の孫でアンドリュー王子の次女であるユージェニー王女が、第1子長男を出産した直後の発表だったということ。王女から“2度”もスポットライトを奪ったことに、厳しい目が注がれているという。

 初回は2018年10月、王女とジャック・ブルックスバンク氏との結婚式にさかのぼる。この際にも妃は第1子アーチーくんの妊娠を発表して物議を醸した。ヘンリー王子夫妻の非公式自伝「Finding Freedom(自由を求めて)」でも「妃が披露宴で妊娠を発表したことで、王女との仲がうまくいかなくなった」と記されるなど、王女が深く傷ついたとされている。

 そして今回の妃は、王女が第1子長男を出産してからわずか5日後に第2子妊娠を発表。写真を見る限り、妃のお腹はかなり大きくなっている。ここまで発表を控えたなら、もう少し時間が経ってからでも良かったのではないか、という世間の疑問ももっともかもしれない。

 しかし、王女の出産は頭になく、ただ単にバレンタインデーに合わせて発表したかったということなら、それもまた唯我独尊の妃らしい話ではあるが。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

 

 


ヘンリー王子夫妻、英王室から完全離脱! 「あまりにも身勝手」な声明がまたも批判の的に

2021年02月21日 | 国際社会
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ヘンリー王子夫妻、英王室から完全離脱! 「あまりにも身勝手」な声明がまたも批判の的に

この度、英国王室の名誉称号を全て返上するという声明が王室から出されたヘンリー王子夫妻。その後夫妻側からも声明が発表されたが、英国王室はこれを快く思っていないという。

 

 

 

 

 

 

18時間前

source : 文春新書

genre : ニュース国際社会読書

2021年2月14日。バレンタインデー当日にメーガン妃の第二子懐妊が発表され、イギリス王室からも喜びの声が上がった。しかし、メーガン妃の“出産”については、王室離脱のきっかけの一つにもなったとされる諸問題がある。それは、第一子アーチーくん妊娠・出産時の“王室”らしからぬ行動の数々だ。

 ここでは亀甲博行氏の著書『ヘンリー王子とメーガン妃 英国王室 家族の真実』(文春新書)を引用し、第一子のアーチーくん出産当時、ヘンリー王子夫妻がとったさまざまな問題行動を紹介する。(全2回の2回目/前編を読む)

出産をめぐってマスコミと不協和音

 2019年5月、私の帰任直前にヘンリー王子とメーガン妃の第1子アーチーくんが誕生した。あのロイヤルウェディングから1年、メーガン妃の出産は多くの関心を集め、その人気ぶりを改めて印象付けた。

 しかし、ここでも従来のイギリス王室の慣習を破った。“メーガン流”を貫いた出産スタイルは、すでにこじれていたイギリスメディアとの関係をさらに悪化させることになった。

 近年、ロイヤルベビーが生まれる場所といえば、ロンドンのセント・メアリー病院だ。出産直後のキャサリン妃が赤ん坊を抱いて笑顔を見せている映像を記憶している人も多いのではないだろうか。あの場所である。キャサリン妃はジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の3人をここで産んだ。ダイアナ元妃がウィリアム王子とヘンリー王子を産んだのもやはりセント・メアリー病院だった。

©iStock.com

 出産予定日の数週間前になると、病院前の道路では交通規制が始まり、やがて熱心な王室ファンが泊り込みを始める。病院周辺の様子をチェックしていれば、出産が近づいていることは一目瞭然だった。

 しかし今回は予定日が近づいても病院前に変化は起きなかった。どこで出産するのか、王室が一切情報を出さなかったのだ。

 40年来の王室ファンだというマーガレット・テイラーさんに取材してみたが、彼女にも情報が入っていなかった。

「何も情報がないんです。キャサリン妃の3人の子供のお披露目を見てきたので、今回見られないのは残念です」

 本来なら出産予定日まであと10日ほどになれば、彼女たちは病院の前で場所取りを始める。しかし今回は情報がなく、どこに行けばいいのかわからないのだという。

キャサリン妃の努力を全否定するような行動

 実はヘンリー王子とメーガン妃は「出産をプライベートなものにしたい」と話していた。そのためイギリスメディアの間では、メーガン妃が病院ではなくウィンザー城の自宅で出産するのでは、という見方が広まりつつあった。この頃には新居であるフロッグモア・コテージをセレブ仕様にする改装も終わり、2人はウィンザーに移っていた。

 しかしメーガン妃がどこで出産するのかは最後まで公表されず、私たちもわからないままだった。

 さらにロイヤルベビーといえばおなじみの、退院する際に赤ん坊をお披露目するシーンも設定されないことがわかった。

 ロイヤルベビーはただの赤ん坊ではない。将来のイギリス王室を支える一員、である。もちろん2人の子供は兄ウィリアム王子の子供と違って国王になる可能性は低いが、それにしても生まれた赤ん坊を少しでも早く見たいというのは国民の願いでもある。これに応じることはある意味、王室としての務めだろう。

 なぜメーガン妃が出産直後のお披露目を拒否したのかについて、王室から公式な説明はなかった。

 しかしイギリスメディアは関係者の話としてその理由を伝えた。フェミニストであるメーガン妃にとって、出産直後に髪をセットし病院の前でお披露目する行為は、女性に過度に負担を強いるものであり、信条に反するのだという。

 

キャサリン妃は出産当日の朝に入院し、その日の夕方にはヒールを履き、フルメイクでカメラの前に赤ん坊と現れ、笑顔を見せていた。私の娘の出産時の妻のくたびれ具合からすると、信じられないほどの超人ぶりだと感じたのは事実だ。

 ただキャサリン妃ももちろん楽にこなしているわけではなく、あの笑顔のウラには相当な努力があったに違いない。王室の一員としての使命感だろう。まるでダイアナ元妃やキャサリン妃のこうした努力を全否定するようなメーガン妃の行動は、私にはどうしても理解できなかった。

誕生の報告はインスタグラムから

 そして出産当日。

 通常、ロイヤルベビーが誕生する際には「陣痛が始まり病院に入った」というタイミングと「誕生した」の2回、王室から発表が行われる。陣痛が始まったという情報を受けて各テレビ局が病院前での中継を始め、お祭り騒ぎとなる。

 今回陣痛の発表があったのは午後2時半ごろだった。そしてそのわずか30分後にヘンリー王子とメーガン妃の公式インスタグラムで、続いて王室から出産が発表された。

 3260グラムの男子の誕生を受け、ヘンリー王子がウィンザーでイギリスメディアのインタビューに応じた。

「メーガンと私は元気な男の子を授かりました。かわいくて仕方ないです。これまで想像したことがないほどすばらしい経験でした」

 父親になった喜びを隠しきれない様子のヘンリー王子に、私は何ともほほえましい気持ちになった。この日はカメラの前に登場したのはヘンリー王子だけで、事前の情報通りメーガン妃と男の子のお披露目はなかった。

「ウソ」の発表

 一方で、意外な事実が明らかになった。

 普通、陣痛の発表から出産までは数時間かかる。キャサリン妃がルイ王子を出産した時も、陣痛の発表から出産までは3時間ほどあった。それが今回は30分である。それにしても早かったなと思っていたら、なんと陣痛の発表の9時間前には男の子がすでに誕生していたことがわかった。つまり2人は「ウソ」を発表していたのである。

 イギリス王室とメディアの間には、ダイアナ元妃の事故死という悲劇があったためか、しっかりとした取材ルールが確立されている。王室が情報を公開する代わりに、メディアの側もロイヤルファミリーを追跡したり、我先にマイクを突き付けたりということをしない。お互いを尊重しあう非常にいい関係だと感じていたが、この「メディアにウソを伝える」というメーガン妃の行動は明らかに信頼関係を損ねるものだ。

 また出産についての発表文には「現在夫妻たちはフロッグモア・コテージにいる」と書かれていた。一瞬自宅で生んだのかと思うが、よく読むとどこで出産したのか明言を避けていることがわかる。ロイヤルベビーが誕生するとバッキンガム宮殿の前に医師のサイン入りの証明書が掲示されるが、この証明書の医師の欄もわざわざ空欄にするという徹底ぶりだった。なぜ出産後も出産場所を隠さなければいけないのか、私にはまったく理解できなかった。

 

 

 

 出産の2日後、ようやく生まれた男の子のお披露目が行われた。場所はウィンザー城内の豪華絢爛な広間。撮影を許されたのはイギリスメディアの代表カメラだけで、私たちは現場に入ることもできなかった。

 これまでのお披露目では、母親が赤ん坊を抱いていた。キャサリン妃もダイアナ元妃もそうだ。しかし今回男の子を抱いていたのは母親のメーガン妃ではなく父親のヘンリー王子だった。王室の慣例を破ったのは、フェミニストとしてのメーガン妃のメッセージなのだろう。一瞬だけ男の子の顔が見えたが、帽子をかぶってすやすやと眠っていた。

「形式張った王族に育てたくない」という考え

 男の子は、アーチー・ハリソン・マウントバッテン=ウィンザーと名付けられた。マウントバッテン=ウィンザーというのは現在のイギリス王室にとっての名字である。

 一方のアーチーとハリソンというのは、イギリス王室にとってなじみのない名前だった。イギリス人スタッフは「ハリソンといえばハリソン・フォードだよね。なんかアメリカ人っぽいよねえ」とか、「ハリーの息子(ソン)だからハリソンにしたんじゃないか」などと冗談を言っていたが、BBCによるとやはりイギリス王室には珍しい名前であり、「形式張った王族に育てたくはないという意向を強く示すもの」だという。

 また「王子」という称号も与えられなかった。そのため、いとこであるルイ王子とは異なり、アーチーくん、と呼ばれることになる。

「形式張った王族に育てたくない」「王子の称号はいらない」という考えは、いかにも2人らしく素晴らしいと思う。しかしそれなら、なぜわざわざお披露目をイギリス王室が所有する建物の中でもっとも王室らしいウィンザー城の広間で、しかも一部のメディアだけに対して行なったのだろうか。病院前で大勢のメディアや一般市民にお披露目し、祝福の言葉を受けたダイアナ元妃やキャサリン妃の方が、よっぽど「庶民に近い王室」というメッセージが伝わってくる。

セレブ御用達のプライベートホスピタルでの出産

「まるで魔法のようで本当に素晴らしいです。世界で最高の男性2人に囲まれて、とても幸せです」

 満面の笑みでそう語ったメーガン妃を見ながら、私はなんとなく冷めた気持ちになっていた。

 その9日後。秘密とされていたメーガン妃の出産場所が、アーチーくんの出生証明書から明らかになった。出産場所はロンドン中心部のポートランド病院だった。ヴィクトリア・ベッカムが出産した病院でもあり、出産費用は最低でも1万5000ポンド(約225万円)というセレブ御用達のプライベート・ホスピタルだ。

 出産場所を隠したのは「セレブ出産だ」と批判されるのを避けるためだったのだろう。私はもはや驚かなかった。

 2人のこうした振る舞いは、一般国民もよく思っていないようだ。2019年8月に発表されたYouGov社の世論調査によると、イギリス王室でもっとも人気があるのはエリザベス女王で72%だった。ヘンリー王子が71%、ウィリアム王子が69%で続く。ヘンリー王子は依然上位3人に入っているものの、前年の調査では77%だったので6ポイント下落した。

 一方のメーガン妃は49%だった。前年は55%だったので、やはり6ポイント減だ。

 もちろん1年で6ポイント上下するのは誤差の範囲といえるかもしれない。しかしとくにメーガン妃の支持率は不人気とされるチャールズ皇太子(48%)と同水準であり、メディアで大きく取り上げられている割には、イギリス国民がシビアな見方をしていることがよくわかる。

女王の「決断」

 ロイヤルファミリーは毎年クリスマスになるとエリザベス女王の私邸であるサンドリンガム・ハウスに集まり、一緒に休暇を過ごすのが慣習となっている。イブにプレゼントを交換しあい、クリスマス当日には揃って近くの教会を訪れる。そして午後にはテレビで放送される女王のクリスマス・メッセージを視聴するのだ。

 2017年のクリスマス礼拝は、まだ結婚前にもかかわらずメーガン妃が参加したことから注目された。2018年のクリスマス礼拝も、不仲説がささやかれていたキャサリン妃とメーガン妃が揃って登場したことから大きなニュースとなった。王室ウォッチャーにとってまさに必見のイベントである。

 しかし2019年のクリスマス礼拝にヘンリー王子とメーガン妃の姿はなかった。2人はカナダで6週間の休暇をとっていたのだ。

 イギリスではクリスマスに家族と過ごすことは非常に重要な意味を持つ。恋人たちのイベントというよりは家族のイベントという感覚が強く、日本でいうと正月のイメージに近い。その大切な日にわざわざ「休暇」で海外に行くというのは、女王を軽視しているようにしか思えない。私はなんとなく嫌な予感がした。

高まっていた王室とヘンリー王子夫妻の間の緊張感

 さらにその日の午後に女王のクリスマス・メッセージが放送されると、机の上にチャールズ皇太子夫妻とウィリアム王子一家の写真が飾られる一方で、ヘンリー王子とメーガン妃の写真は置かれていなかった。2人とエリザベス女王との距離感はもはや明らかだった。翌年の1月8日、突然発表されたように見えるヘンリー王子とメーガン妃の「主要な王族からの引退宣言」だが、実際にはそれ以前から緊張感は確実に高まっていたのだ。

 今回の発表を受け、イギリス市民の反応は割れていた。

 バッキンガム宮殿の前でBBCのインタビューに答えた白人男性は辛らつだった。

「ヘンリー王子はメーガン・マークルに完全に支配されている。だから彼は彼女に言われたことをやっているだけだよ。公務を行う用意ができていないなら、2人の王族資格を剥奪すべきだ」

 

 

 

ヘンリー王子夫妻の決断に理解を示す声も

 しかし2人の決断に理解を示す声も多く聞かれた。黒人の女性2人組はこう語る。

「メーガン妃のせいだ、彼女に責任があるという声をよく聞くけど、ヘンリー王子のことを過小評価しています。王子はもう大人だし、これは彼がずっと望んできたことだと思います。みんな2人に構わないで少し時間を与えるべきじゃないかしら」

 またインド・パキスタン系の男性も2人の決断を支持していた。

「メーガン妃にとってかなり抑圧的な状況だったので、こうした行動をとる理由は理解できます。2人のことを知っているわけではないけど、2人の発言に偽りはないように思う。もしかしたら王室の厳格さが時代遅れだということを示しているのかもしれない」

 しかしその10日後、エリザベス女王の下した決断は厳しいものだった。

 王室の発表によると、ヘンリー王子とメーガン妃は2020年の春以降に「殿下」「妃殿下」の称号を返上したうえで、一切の王室の公務から退くことになった。これにはヘンリー王子がこだわっていた軍関連の公務も含まれる。夫妻はエリザベス女王の正式な代理を務めることができなくなり、公務と引き換えに受けていた公的資金も受け取れなくなった。ただし女王の配慮により、個人的に支援する慈善団体などとの関係だけは今後も認められた。

 また2人は今後もウィンザーのフロッグモア・コテージをイギリスの家として維持し続けるものの、王室助成金から支出された改修費240万ポンド(約3億6000万円)は返済する意向を示したという。マスコミからの高額だという批判に配慮した形だ。

 北米とイギリスを行き来し、経済的に独立しながら公務を続けたいとしていた2人だが、女王がこれを真っ向から否定した形となった。BBCの王室担当記者が「これ以上きっぱりとした区切りの付け方は考えにくい」と述べたほどだった。

 女王はこの厳しい決断に至った理由を自ら語っていない。

王室の将来を考えての決断

 しかし主要な王族から退いたあとの2人については様々な憶測が流れていた。「経済的に独立」するため、例えばメーガン妃が女優に復帰することや、ネットフリックスと独占契約して映画を製作すること、あるいは自分たちの爵位を使った「サセックス・ロイヤル」ブランドを商標登録し、衣類や書籍、教育関連サービスなどのビジネスに乗り出すなどの可能性が指摘されていた。

 その後、ヘンリー王子夫妻は「ロイヤル」の称号を使わないことを明らかにし、「サセックス・ロイヤル」の商標登録申請も取り下げた。ロイヤルファミリーとしての地位を利用したこうした展開への批判に配慮したものだろう。

 蟻の一穴という言葉があるように、どんな強固な組織であったとしても、小さな穴が原因で全体が崩壊するものだ。セレブ気取り、浪費ぶりが目についていたメーガン妃の振る舞いは、エリザベス女王が長年苦心して築き上げたイギリス王室にとって「蟻の一穴」となる可能性は大いにあった。女王は王室の将来を考え、2人を切り離すと決めたのではないだろうか。

 

 


ヘンリー王子夫妻の公的地位返上が決定 「女王の愛情と寛大さが無視された」と専門家

2021年02月21日 | 国際社会

ヘンリー王子夫妻の公的地位返上が決定 「女王の愛情と寛大さが無視された」と専門家

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ヘンリー王子夫妻側は「奉仕は普遍的です」と声明

女王の義務感は「孫や子ども、ひ孫よりも重要だ」と専門家

Hint-Pot編集部

 

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ヘンリー王子とメーガン妃 英王室はすべての称号・肩書きを剥奪すべき 英紙調査で9割が回答

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 世界を驚かせたヘンリー王子とメーガン妃の“引退宣言”から1年。英大衆紙はまたしても、2人が称号を維持すべきか、エリザベス女王は王子に英軍の名誉職を返すべきかなどについて意識調査を実施した。結果は今回も英国民の9割が夫妻に対して否定的な考えであることが判明。王子は軍務に強い思い入れがあるとされており、昨年3月には最後の軍行事を終えた車中で茫然自失の表情を浮かべている王子と、憤怒の表情を浮かべる妃の様子が話題となったこともある。

 ◇ ◇ ◇

 

英国民の大半はパトロンの辞退さえも希望

 昨年1月に英国王室主要メンバーからの離脱を公表し、昨年3月末日に英国王室を離れたヘンリー王子とメーガン妃夫妻。夫妻は使用していないものの、現在もHRH(His Royal Highness/Her Royal Highness)の称号を保持している。また、王子の王位継承順位は6位のままで、夫妻は王室関連の慈善団体でパトロンを務め続けている状況だ。

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は今月15日から20日にかけて、夫妻に関する意識調査を実施。2万5974人から回答を得た。同紙は現地時間1月2日にも夫妻の称号剥奪のみを問うミニ調査を実施し、12時間で何と2万5488人が投票した結果は92%に当たる2万3506人が「YES(剥奪すべき)」だった。

 今回の調査にも「ヘンリー王子とメーガン妃はHRHの称号を維持すべきか」との設問が登場。「NO(すべきではない)」は92%(2万3717人)、「YES(すべき)」は7%(1777人)、「分からない」は1%(293人)だった。やはり、英国民は依然として剥奪を強く望んでいるようだ。

「エリザベス女王はヘンリー王子に英軍名誉職を返すべきか」との設問では89%(2万2965人)が「NO(返す必要はない)」、9%(2205人)が「YES(返すべき)」を選択。「分からない」は2%(598人)だった。王子は王室を離れる際に「海兵隊元帥」「名誉航空司令官」などの軍関係の名誉職をすべて辞任している。10年に及ぶ軍隊経験を誇りにしているとされる王子だが、英国民は復帰に「ノー」を突き付けた格好だ。

 また、「ヘンリー王子とメーガン妃は今後も慈善事業のパトロンを続けるべきか」との設問でも、90%(2万3184人)が「NO(続ける必要はない)」と回答。「YES(続けるべき)は7%(1841人)、「分からない」は3%(728人)だった。昨年の王室離脱時に行われた“メグジット”会談で、夫妻は王室に関連する慈善事業でパトロンとして活動を継続することが許された。しかし、「もはややってほしくない」という考えの英国民が大勢を占めている。

 回答した人からは夫妻への辛辣な声も寄せられている。

「プライバシーを求めて(英王室を)去っていった2人は今、あらゆるメディアに登場し、関係を断った過去を利用して大金を得ている。偽善と強欲。肩書きをすべて削除してほしい」
「王位継承者からも外れるべき。彼らは女王と英国を侮辱した。2人の偽善的な詐欺師から、すべての肩書きやパトロン業務を剥奪してほしい」
「パトロンはここ(英国)にいるべきだ。彼らは米国に住んでいるし、お金を稼ぐのに忙しいのだろう」

 調査の度に英国民の反発ぶりが明らかになる状況。ヘンリー王子とメーガン妃にはもう、英国での居場所がないのかもしれない。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】最後の軍行事からの帰りの車中 茫然自失のヘンリー王子と怒りの表情のメーガン妃

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