メーガン妃がプライバシー裁判で再勝利 控訴棄却の英大衆紙側は上告か 双方の見解は?
著者:Hint-Pot編集部

メーガン妃が父トーマス・マークルさんに送った直筆の手紙、その紙面掲載をめぐるプライバシー裁判で新展開があった。英控訴院は現地時間2日、被告である英大衆紙運営企業の控訴を棄却。妃はその直後に声明を発表し、「明日はあなたの身(に起こること)かもしれません」などと述べた。一方で被告側は最高裁判所への上告を検討しているという。
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問題の記事は「手紙の不正確さを指摘する手段として正当化されるものではない」
メーガン妃が英大衆紙「メール・オン・サンデー」(デイリー・メール日曜版)などの運営企業「アソシエーティド・ニューズペーパーズ(ANL)」を相手取って起こしたプライバシー裁判。英ロンドンの高等法院は2月、報道は「明らかに行きすぎで違法」として妃の訴えを認める略式判決を下していた。
次にANL側は11月9日、判決を不服として控訴に踏み切った。これを受けた英控訴院が3日間にわたる審理を実施した際には、当時ヘンリー王子夫妻の秘書官を務めていたジェイソン・クナウフ氏による証人陳述書も公開。妃の主張を覆す内容が多数記されていたため、控訴院の判断に注目が集まっていた。
そして12月2日、控訴院は控訴を棄却。複数の英メディアが報じた内容によると、控訴院の記録長官(Master of the Rolls)ジェフリー・ボス氏は、今回の棄却に関するサマリーにコメントを添えた。
そこには「メール・オン・サンデー」に掲載された記事について「プライバシーに対する妃の正当な期待を妨げるものであり、手紙の不正確さを指摘する手段として正当化及び適当とされるものではありません」などと記されているという。
メーガン妃は勝利の社会的意義を強調 被告側は上告の検討を明言
この勝利を受けてメーガン妃も声明を発表。「この勝利は前例を作るものですが、何よりも重要なことは、人々を残酷にして自身が作り上げる嘘と苦しみから利益を得るタブロイド業界を作り変えられるほど、今や私たちは団結して勇敢だということです」と、勝利の社会的意義を主張した。
また、「それ(訴訟)を長引かせれば長引かせるほど、彼ら(メディア)は事実をねじ曲げ、大衆を操ることができます(この控訴においてさえも)。より多くの記事見出しを生み出し、より多くの新聞を売るために、分かりやすい事例を極めて複雑にしているのです。(これは)真実よりもカオスに価値を置くモデルです」など、裁判を通じたメディアのあり方についても強く批判した。
さらに「これらの有害なやり方はごくまれに起こることではありません。彼らは私たちを分断させる日々の失敗(daily fail、手紙を掲載した英大衆紙「Daily Mail」とかけたもの)であり、私たちは皆このような扱いを受けるいわれはありません」と締めくくった。
一方のANL側も声明を発表。棄却に失望を示し、「判決は裁判で検証された証拠だけに基づいてなされるべきであり、激しく論争が交わされる訴訟において、文書の開示すら待たずに、要約に基づいて行われるべきではないというのが我々の強固な意見です」とあくまでも法廷での戦いを求める姿勢を強調した。
「反対尋問において検証された証拠は一つもありませんでした。特にクナウフ氏の証拠が妃の信頼性に関する問題を提起した際には、検証がなされるべきでした」と棄却までのプロセスなどに疑問を呈する部分もある。そして、最後には最高裁判所への上告を検討していると明言した。
(Hint-Pot編集部)
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【写真】ヘンリー王子夫妻 裁判が再燃した11月上旬に米国のイベントで見せた笑顔 妃の大胆な赤ドレスも話題を呼んだ

メーガン妃はエリザベス女王に「とても失礼」 トランプ前米大統領が英メディアで猛非難
著者:Hint-Pot編集部
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昨年の“王室引退”を経て米国に移住し、今年はさまざまな活動で世界の注目を集めたヘンリー王子とメーガン妃。新型コロナワクチンの公平分配やネットとメディアの偽情報撲滅などを積極的に訴える一方、王子の母国である英国では否定的な見方が報じられた。そうした流れにドナルド・トランプ前米大統領が“再加入”したことが話題を呼んでいる。
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英米の“反メーガン妃”派が1対1のインタビュー番組に
英国ではかねてから、王室作家や王室記者といった専門家たちによる王子夫妻への批判コメントがメディアの定番となっている。米国でも保守系メディアの一部がこの流れに乗っていたが、今回は前米大統領のドナルド・トランプ氏が“再加入”した。英メディア各紙が報じた内容によると、同氏は英ニュース専門局「GBニュース」の番組に出演。王子夫妻、主に妃を激しく非難した。
トランプ氏が出演した番組は、現地時間12月1日午後7時から放送された特別インタビュー番組「FARAGE:THE TRUMP INTERVIEW」。タイトルの通り、聞き手は英政治家で同局のプレゼンターでもあるナイジェル・ファラージ氏が務めた。同氏は2016年にトランプ氏が米大統領に選出された後、最初に会った英国の政治家。またロイヤリストとしても知られ、以前から王子夫妻を批判している。
またトランプ氏も、大統領時代から妃への否定的な発言で知られている。2019年には妃を「嫌な人」と呼び、昨年9月にも大統領として出席した定例会見で「彼女(メーガン妃)も承知していると思うが、私は彼女の大ファンというわけではない」「(ヘンリー王子の)幸運を祈っている。彼にはまさにそれ(幸運)が必要だからね」と述べて話題になった。
「驚くばかりの非難の集中砲撃を浴びせた」と英大衆紙
そんなトランプ氏とファラージ氏による1対1のインタビューはもちろん、王子夫妻が話題に。英大衆紙「デイリー・メール」はこのインタビュー番組について「ドナルド・トランプがメーガン妃に驚くばかりの非難の集中砲撃を浴びせた」と表現した。同紙が掲載したトランプ氏の発言を一部見てみよう。
「私は彼女(メーガン妃)のファンではありません。初めから一度も。ハリー(ヘンリー王子の愛称)はひどく利用されており、私が思うに彼はいつか後悔するでしょう」
「ハリーはひどく利用されていると思います。それが彼と家族との関係を台無しにし、女王を傷付けているのではないでしょうか」
「彼女(メーガン妃)はロイヤルファミリーに対して、何よりも(エリザベス)女王に対してとても失礼だと思います」
女王を気遣うスタンスで発言した背後には、トランプ氏の母がスコットランド出身という事実があるという。
また同氏は、妃が育児休暇の法整備について米議員に働きかけた際、「サセックス公爵夫人」の称号を名乗った件については「非常に不適切」と断じた。この他にも、ボリス・ジョンソン英首相やキャピトルヒル暴動(2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件)などについて語っている。
ただし一方で、この番組に対して批判の声も出ている。英大衆紙「デイリー・ミラー」のホワイトホール(英国政府の代名詞)担当記者マイキー・スミス氏は、オピニオンコラムで「2人の年配男性がお互いに泣き言を言っている」と辛辣な見方を示した。
(Hint-Pot編集部)
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【写真】ヘンリー王子 米大統領時代に訪英したトランプ氏への“冷たい眼差し” 2019年当時に大きく報じられた

エリザベス女王 家族を招くクリスマス「楽しみにしている」と情報筋 簡単な公務も再開
著者:Hint-Pot編集部

10月下旬に予備検査で一晩入院と休養に入ったことが報じられ、11月14日には重要公務の戦没者慰霊式を腰の不調で欠席したエリザベス女王。健康不安に関する報道もある中、先日は軽い公務に臨む姿が公開された。また情報筋は、女王が12月にサンドリンガム領ですごす家族とのクリスマスについて「非常に楽しみにしている」と明かしている。
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「最近の女王はずっと気分が良い」と情報筋
2022年に在位70周年を迎えるエリザベス女王だが、10月下旬以降は健康不安に関する報道が増えている。腰の不調による重要公務の欠席もこれに拍車をかけているが、最近の報道では順調に回復を続けているようだ。
英メディア各紙の報道によると、女王は11月25日にビデオ通話による公務を実施。ナイジェリアの高等弁務官サラファ・トゥンジ・イゾラ氏とマレーシア大使のザクリ・ジャーファー氏らの信任状捧呈式を行った。また、その前日にはイングランド銀行(中央銀行)総裁のアンドリュー・ベイリー氏と、17日にはニコラス・カーター将軍とそれぞれ直接対面している。
そこで英大衆紙「デイリー・ミラー」は、女王のクリスマスについて言及。今年も英ノーフォーク州サンドリンガムの領地で過ごすことが予定されており、ウィンザー城からの移動は12月17日かその前後とみられていると報じた。
情報筋は同紙に対し「最近の女王はずっと気分が良く、クリスマスに会うのを楽しみにしているとみんな(ロイヤルファミリー)に伝えています」と近況を明かした。
11月には準備のためサンドリンガムへ? 招待されている王室メンバーは
そこで気になるのが、招待を受けている王室メンバーたちだ。同紙が挙げた名前を見ると、当然ながらおなじみのメンバーがずらり。まず、出席が確認されているのはチャールズ皇太子とカミラ夫人夫妻、ウイリアム王子夫妻一家、エドワード王子夫妻一家。また、アン王女夫妻と王女の長男ピーター・フィリップス氏、長女ザラ・ティンダルさんの参加も濃厚とみられているという。
さらに、女王の次男でアンドリュー王子も招待されている可能性が高いとされている。さらに、王子の長女ベアトリス王女と夫のエドアルド・マペッリ・モッツィ氏、誕生したばかりの娘シエナちゃん、そして王子の次女ユージェニー王女と夫ジャック・ブルックスバンク氏、息子オーガストくんまで広く招待されているという。
昨年のクリスマスは、存命だった夫フィリップ殿下と2人きりで過ごした女王。情報筋は「多くの他の家族と同じく女王にとっても、今年は新型コロナウイルス流行のために長く会えなかった家族と再会するチャンスです」と語っている。
11月初旬には、休養中にもかかわらずサンドリンガム領への“小旅行”も報じられていた。この時からすでに、ホストとして家族の招待を決意した女王が準備を直接取り仕切るために移動したと考えられていた。
(Hint-Pot編集部)
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【画像】公務を一部再開したエリザベス女王 イングランド銀行総裁とウィンザー城でのツーショット ファンを安心させる穏やかな笑顔
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エリザベス女王とフィリップ殿下 ウィンザー城の“クリスマスデコレーション”が話題 注目は6メートルのツリー
著者:Hint-Pot編集部
タグ: エリザベス女王, ロイヤルファミリー, フィリップ殿下

例年、クリスマスはサンドリンガム・ハウスで家族と時間をともにするエリザベス女王とフィリップ殿下。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ウィンザー城で過ごすことになっている。やや寂しいクリスマスとなる見込みだが、その代わりに女王夫妻を喜ばせてくれそうな美しい“クリスマスデコレーション”の内容が明らかになり、話題となっている。その詳細を英誌が伝えている。
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城内のさまざまな場所が豪華にデコレーション
英雑誌「ハロー」によると、“クリスマスデコレーション”としてウィンザー城内には6つのツリーが設置された。
その中でもひときわ目を引くのが、高さ約6メートルものトウヒのツリー。ウィンザー城からほど近い「ウィンザー・グレート・パーク」から持ち込まれたという。3000個のライトと何百にも及ぶ虹彩ガラス、赤やゴールドを基調としたオーナメントで豪華絢爛に彩られ、城内最大の歴史的な部屋「聖ジョージ礼拝堂」に飾られた。
この他には、インナーホールと受付に1つずつ、クイーンズギャラリーに3つの小さなツリーを設置。ツリー以外では、城内の大階段にきらびやか花輪が飾られ、ダイニングには金のテーブルウェアや繊細な彫刻が施されたガラスゴブレットなどが配列されたという。
例年とは違うクリスマスの過ごし方を余儀なくされたエリザベス女王とフィリップ殿下。それでも、違う形で人々の注目を集めている。
(Hint-Pot編集部)
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【写真】エリザベス女王とフィリップ殿下がクリスマスを過ごすウィンザー城内 豪華なクリスマスツリーのデコレーション 実際の様子
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