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全英がそっぽを向いた「ハリー&メーガン」 王室を大批判も「ウィリアム皇太子もチャールズ国王も愛している」という矛盾〈週刊朝日〉

2022年12月17日 | 国際社会
12/17(土) 15:01配信


ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂であったヘンリー王子とメーガン妃の結婚式(2018年5月19日、代表撮影/ロイター/アフロ)


 英国でハリー王子(38)とメーガン妃(41)に対する印象が急降下している。英世論調査会社ユーガブによると、ハリー王子に対する最新の好感度はマイナス26で、11月より13ポイント下がった。メーガン妃はマイナス39で、同7ポイント下がった。 


 原因はもちろん、ネットフリックスの番組「ハリー&メーガン」の影響だろう。12月8日に配信された前半3話は、最初の4日間で2800万超の世帯が視聴。

公開第1週目の視聴者数も同社のドキュメンタリーとしては史上最多だったという。ただ、2人の“攻撃的”な姿勢に、英国民はそっぽを向いたようだ。  

とりわけ後半3編が公開された15日は、キャサリン皇太子妃(40)が主催するエリザベス女王の追悼クリスマス会の当日だった。会にはチャールズ国王(74)とカミラ王妃(75)、ウィリアム皇太子(40)らロイヤルファミリーが、皇太子妃への応援の気持ちを込めて、そろって参加した。彼らに対する“あてつけ”のような2人の行動に、英国民のいらだちが募る。  

後編の中身はというと、まず2018年5月に行われたハリー王子とメーガン妃の結婚式から始まる。式場となったウィンザー城の周辺では、多くの人たちが2人を祝福。メーガン妃は礼拝堂で実父の代わりに手をとって歩いてくれたチャールズ国王を「チャーミング」とコメントした。  

美しい思い出ばかりが強調されたが、その裏であったとされるメーガン妃の“問題行為”には、いっさい触れなかった。ブライズメイド(花嫁のサポート役)が王室伝統のタイツを履くべきかどうかでキャサリン皇太子妃と揉め、エリザベス女王愛用のウラジミール・ティアラを着用したいと願い出て拒否され、ヴィーガン料理を指定したメーガン妃が味見して「卵の味がする」と料理人を怒鳴って女王からたしなめられた、はずなのだが……。  

そのかわり、ハリー王子は自身の王室離脱について話し合われた家族会議の様子を振り返る。

 20年1月、エリザベス女王が滞在していた「サンドリンガム・ハウス」に家族が緊急招集された。

その際、ハリー王子は「兄から怒鳴りつけられ、父は嘘を話し、女王は黙って静かに座っていた」と打ち明けた。「王室第一主義」に恐怖を覚え、王室離脱を決意したと話す。  

王子を支えてきたはずのメーガン妃はその時、「早く(長男の)アーチーに会いたい」として、生活の拠点を置いていたカナダのバンクーバーにいた。

当時でも英国では「メーガン妃は高みの見物」「きつい役どころは王子に押し付ける」と批判されたものだった。  

さて、ウィリアム皇太子は何に怒ったのか、チャールズ国王の嘘とは何か……。

ハリー王子が繰り広げた批判に対し、英国内ではむしろ説明不足だとの声が上がる。  

もっとも気の毒なのはエリザベス女王だろう。ダイアナ元妃にかわって孫に接してきたつもりが、王室離脱という悲しい結果を迎えた。女王は「いったいなぜ」と繰り返し自分に問うたことだろう。  

前後編を通して感じるのは、ハリー王子とメーガン妃は自分たちに都合の良い話だけを集めて、「ラブストーリー」を仕立て上げたことだ。

さらには王室メンバーやスタッフ、タブロイド紙から“攻撃”を受けた被害者だと強調。

「メーガン妃は国民の人気がきわめて高く、それに嫉妬した王室はつぶしにかかった」と言ってのける。

メーガン妃も「私はオオカミのいけにえになった」と真顔で訴えた。  来年1月10日にはハリー王子の回顧録『スペア』が発売される。

販促のため、米国ではテレビの人気司会者ゲイル・キング氏のインタビューを受ける予定もある。キング氏はメーガン妃の友人で、ニューヨークで開かれたアーチーくんのためのベビーシャワーにも駆け付けている。 

「まだ語ることがある」というハリー王子。王室を強く批判しておいて、「父と兄には理解してほしい。2人を愛している」とも話す。

チャールズ国王は、父親として君主として、どう対応してゆくのだろうか。

 (ジャーナリスト・多賀幹子) ※週刊朝日オリジナル記事


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最終更新:12/17(土) 15:28AERA dot. 













12/16(金) 12:28配信


ドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が公開


ロンドン(CNN) 英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃が真相を語るドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が、ネットフリックスで公開された。


 番組は2018年、ウィンザー城で2人が結婚式を挙げた当時にさかのぼる。2人が回想するのは懐かしい記憶。当時のチャールズ皇太子は挙式を前に音楽のアレンジを手伝い、当日はメーガン妃をエスコートしてバージンロードを歩いた。メーガン妃はチャールズ皇太子を「とてもチャーミング」と形容している。 

ヘンリー王子のケーキカット、感極まる乾杯、エルトン・ジョンのセレナーデに耳を傾ける招待客――そんな未公開映像が盛り込まれた至福の場面は間もなく暗転する。ヘンリー王子とメーガン妃は、自分たちの人気上昇を家族がねたむようになったと非難。自分たちに関する中傷記事は、ほかの王室メンバーに関する否定的な報道から目をそらす目的で仕込まれたものだったと訴えた。

 ヘンリー王子が描き出す王室は、職員が不審や疑念に駆られて2人の境遇にも同情を示さない、冷たく閉ざされた環境だった。

 「結婚して入って来る人が、『脇役』のはずなのにスポットライトを浴びたり、そのために生まれてきた人よりもうまくやったりすれば、人々は気分を害する。それがバランスを変化させた」(ヘンリー王子) 

続くメディアの攻撃や、王室がそれを止めようとしなかったことで2人は不信感を強め、王室がメーガン妃を追い込む目的でメディアに情報を提供しているのではないかと思うようになる。

 昨年のインタビューで自殺を考えたことがあると打ち明けたメーガン妃は、「私がここにいなければ全ては止まる。それは最も恐ろしい考えだった。あまりにはっきりした考えだった」と振り返った。

ヘンリー王子は、メディアに侵害され続けたことが決定的なストレスとなり、メーガン妃の20年の流産につながったと訴えた。

 前回と違って今回は、特定の王室メンバーがやり玉に挙げられた。ヘンリー王子によると、2人の長期的な将来について話し合ったサンドリンガムの話し合いの場で、兄のウィリアム王子が怒りを爆発させた。 

「兄から怒鳴り散らされるのは恐ろしかった。父は単純に真実でないことを言い、祖母は静かに座ってその全てを受け止めていた」。ヘンリー王子は当時のウィリアム王子とチャールズ皇太子、エリザベス女王との会話についてそう回想している。 

「しかし私の家族から見れば、特に女王から見れば、物事には流儀がある。そして女王の究極の使命、目標、責任は、この(王室という)制度にある。

女王は自分が与えられた助言に従う」。ヘンリー王子はそう語り、最も悲しかったのは「私自身と兄の間に打ち込まれたくさび」だったと告白した。 

さらに、「その一部は私にもある。それは兄が受け継いだものであり、この制度の持続性と継続性が自分の責任の一部だということは、既にある程度、兄の中に刻み込まれていた」と言い添えた。 

番組の後半は、ヘンリー王子夫妻側の視点で王室離脱の経緯を検証している。ただ、ヘンリー王子とメーガン妃の目的は王室を追い落とすことではない。自分たちの真実を語り、タブロイド紙による自分たちの描かれ方に反論することだった。

その一部の発言が家族に否定的な影響を与えたのは、声を上げたことに伴う不幸な副産物だった。 たとえ父や兄との関係が代償になったとしても、「これは闘うに値する闘いだったとずっと感じていた」とヘンリー王子は言う。

 「真に責任を認めてもらえたり、心から謝罪してもらえることは決してないだろうという事実を、私は受け入れなければならなかった」。番組の終盤、ヘンリー王子はそう語り、「私と妻は先へ進み、これからのことに集中する」と前を向いた。

 王室にいた当時の問題やプレッシャーは、究極的にはメディアに責任があるとヘンリー王子夫妻は指摘する。

それでも王室が激しい報道を抑え、メディアに反論して、王室という制度よりも家族を優先することはできたはずだというのが夫妻の考え方だ。 CNNの取材に対し、英王室は15日、ノーコメントだった。

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最終更新:12/16(金) 12:33CNN.co.jp 













2022.12.16


左からチャールズ国王、ウィリアム皇太子、ヘンリー王子(2017年) Photo: Tim Rooke/Shutterstock


ドキュメンタリーにてヘンリー王子が語った内容が波紋を広げている。
12月8日(木)、ヘンリー王子とメーガン妃によるドキュメンタリー「ハリー&メーガン」の前半3エピソードが公開された。


この中でヘンリー王子が、ロイヤルメンバーの男性が選ぶ女性像について語るシーンがあり、視聴者はこの男性について、「チャールズ国王またはウィリアム皇太子のことを指しているのではないか」と推測しているのだ。

ヘンリー王子は番組の中で、自身がメーガン妃を結婚相手として選んだのは「愛」によるものだと主張。一方、他のロイヤルメンバーの男性の中には、「ある種の型にはまった女性をあえて選んでいる人もいる」と述べた。

ヘンリー王子によると、これは「王室にふさわしい女性を結婚相手として選ばなければならない」という「衝動」によるものだという。

「家族の中で多くの人、特に男性は、『一緒になるべき運命の人』を選ぶのではなく、『型にはまった人』と結婚したいという誘惑や衝動にかられているのだと思う」と語ったヘンリー王子は、「頭で判断するか、心で判断するかのちがいだ」と付け加えた。

さらにヘンリー王子は、母親である故ダイアナ元妃にも言及。「ぼくの母はまちがいなく、すべてではないにしろ多くの決断を、(頭ではなく)心でくだしていた。そして、ぼくはそんな母の息子なんだ」と、母親の性格を受け継いだものだと強調したのだ。

メーガン妃とは「愛」で結ばれたと訴えたかったヘンリー王子。しかしこの発言についてネット上では、「キャサリン妃だけでなくダイアナ妃も『型にはまっている』と言いたかったのか?失礼すぎる」「メディアや公務のプレッシャーに耐えられる人を見つけ出さないといけないのは当然だろう」と反発する声が多く寄せられている。

「ハリー&メーガン」後半3エピソードは12月15日(木)よりネットフリックスにて配信開始となっている。


2022年12月16日

2022年12月14日

2022年12月14日

2022年12月13日

2022年12月12日

2022年12月12日

2022年12月9日

2022年12月7日

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イタすぎるセレブ達 2022.12.17 09:30 NEW!
writer : tinsight-luana



スイートルームのような豪華な部屋を希望していたヘンリー王子夫妻(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月28日付Instagram「TRH The Duke and Duchess of Sussex」』のスクリーンショット)
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へンリー王子夫妻が、Netflixより新たに配信されたドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で結婚後に耐えなければならなかった小さなコテージを非難した。コテージを訪れた米大物司会者オプラ・ウィンフリーもその小ささに驚き、唖然としたという。

Netflixが現地時間15日、ヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』の第2弾を配信し、第4エピソードにて夫妻は小さなコテージの暮らしについて言及した。

ヘンリー王子夫妻は2018年5月の結婚式後の数か月、ロンドンのケンジントン宮殿の敷地内にあるノッティンガム・コテージで生活していた。ここは以前、ウィリアム王子とキャサリン妃(ともに当時)が長男のジョージ王子と暮らしていたコテージだ。

番組の中で、ヘンリー王子とメーガン妃は「この家は宮殿の敷地内にあるものの、多くの人が思っているような大宮殿に住んでいたわけではない」と主張。

夫妻がお茶をするために招待したオプラ・ウィンフリーは、コテージの小ささにショックを受けて「誰も信じないわ!」と叫んだことをヘンリー王子が明かすと、メーガン妃も「誰も信じないわ!」と声をあげた。

「ケンジントン宮殿といえば、もちろん威厳のある響きよ。でもノッティンガム・コテージは小さかったわ」とメーガン妃がコテージを批判すると、ヘンリー王子も「全体が少し傾いていて、天井が低く、本当に小さかった」と付け加えた。

兄のウィリアム皇太子が以前住んでいたことを知っていたにもかかわらず、ヘンリー王子は「前に誰がいたかは知らないけれど、とても背が低かったに違いない」と冗談交じりに語った。

番組では、メーガン妃がこのノッティンガム・コテージでDIYやガーデニングをしている画像を公開したが、妃は「夫は背が高いので常に頭をぶつけていた」と言い、「私達の人生の中で、舞台裏が実際にどうだったのか、誰も信じられないような章だったわ」と新婚当時の不満だった生活を回顧した。

なおヘンリー王子夫妻はこの小さなコテージを離れたいと発表した後、エリザベス女王からウィンザー城の敷地内にある邸宅フロッグモア・コテージを与えられ、2019年4月に引っ越した。

しかし王室伝記作家ケイティ・ニコール氏の著書『The New Royals ― Queen Elizabeth’s Legacy and the Future of the Crown』によると、ヘンリー王子夫妻はこのコテージではなくウィンザー城にあるスイートルームのような豪華な部屋がある住居を希望したが、女王に拒否されたという。

3つのエピソードからなる『ハリー&メーガン』の第2弾では、王室は他の王室メンバーに関するゴシップをもみ消すため、事実でなくてもメーガン妃の話を提供し攻撃していたことをメーガン妃は「オオカミの餌食にされた」と主張、ヘンリー王子は「兄(ウィリアム皇太子)を守るために王室に嘘をつかれた」と述べており、夫妻はセキュリティへの恐怖を明かしていた。

ある上級王室メンバーの関係者はこのように語っている。
「ヘンリー王子夫妻と内々に和解しようとする数々の試みに関して、国王とその家族は完全に一致団結していますが、悲しいことにヘンリー王子夫妻は、繰り返し彼らの不満を世界に広めています。」

来月初旬にはヘンリー王子の自叙伝の発売が予定されており、王室とヘンリー王子夫妻が望む両者の和解にはまだ時間がかかりそうである。

画像1枚目は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月28日付Instagram「TRH The Duke and Duchess of Sussex」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)





















 メーガン妃が、イギリスを発つ飛行機の中で、ある客室常務員から膝をつかれ感謝の言葉を受けたという。

2020年3月のことで、メーガン妃はウエストミンスター寺院で行われたコモンウェルス・デーの礼拝に出席し、英王室のメンバーとして最後の公務を済ませ、息子アーチー君と再会するためカナダ行きの飛行機に搭乗。

一方夫ヘンリー王子は王室から退位する最終条件の調整でイギリスに残っていた。

 話題のドキュメントシリーズ『ハリー&メーガン』のエピソード5でメーガン妃はその客室乗務員に関してこう話していた。

 「彼は帽子を取り、私が見つめるとこう話してきました。『あなたが我々の国のためにしてくれた全てのことに感謝します』」

 「誰かが自分の犠牲を見てくれていたんだと私が感じたのはこれが初めてでした」

 「私の国ではなく、この国のための犠牲。自分の国ではありません」

 そしてメーガン妃は到着時、自身の警護の1人に腕を支えてもらいながら飛行機を降りたそうで、「私は『本当に一生懸命やりました!』という感じでした。彼は『わかっています。よくなさいました。私はわかっていますよ』という感じでした」

 「そしてこれが引き金だったわけです。それでも私は十分じゃなかった、未だ相応しくなかったのですから」

 一方同エピソードで、ヘンリー王子は王室からの離脱の最終調整の際、兄ウィリアム王子から怒鳴られたと明かしている。

 「私は公表していたものと同じ提案を出したのです。しかしその場で5つの選択肢が示されました。何も変わらず全てを継続することから、全てからの離脱までです。ミーティング中、私は3番目の選択をしました。半分継続、半分離脱です」

 「自分たちの仕事をしつつ、女王をサポートし続けるというものです。そこでは、議論や意見を交わすのがゴールではないということが、すぐさま明確になりました」

 一方ロサンゼルスへの移住はメーガン妃による決定ではなかったそうで、「実際私が決めたことでした。離脱を彼女が頼んだことは一度もありません。私が自分のためにしなければいけなかったのです」とヘンリー王子は続けていた。


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 英国でハリー王子(38)とメーガン妃(41)に対する印象が急降下している。英世論調査会社ユーガブによると、ハリー王子に対する最新の好感度はマイナス26で、11月より13ポイント下がった。メーガン妃はマイナス39で、同7ポイント下がった。

ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂であったヘンリー王子とメーガン妃の結婚式(2018年5月19日、代表撮影/ロイター/アフロ)© AERA dot. 提供

 原因はもちろん、ネットフリックスの番組「ハリー&メーガン」の影響だろう。12月8日に配信された前半3話は、最初の4日間で2800万超の世帯が視聴。公開第1週目の視聴者数も同社のドキュメンタリーとしては史上最多だったという。ただ、2人の“攻撃的”な姿勢に、英国民はそっぽを向いたようだ。

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 とりわけ後半3編が公開された15日は、キャサリン皇太子妃(40)が主催するエリザベス女王の追悼クリスマス会の当日だった。会にはチャールズ国王(74)とカミラ王妃(75)、ウィリアム皇太子(40)らロイヤルファミリーが、皇太子妃への応援の気持ちを込めて、そろって参加した。彼らに対する“あてつけ”のような2人の行動に、英国民のいらだちが募る。

 後編の中身はというと、まず2018年5月に行われたハリー王子とメーガン妃の結婚式から始まる。式場となったウィンザー城の周辺では、多くの人たちが2人を祝福。メーガン妃は礼拝堂で実父の代わりに手をとって歩いてくれたチャールズ国王を「チャーミング」とコメントした。

  美しい思い出ばかりが強調されたが、その裏であったとされるメーガン妃の“問題行為”には、いっさい触れなかった。ブライズメイド(花嫁のサポート役)が王室伝統のタイツを履くべきかどうかでキャサリン皇太子妃と揉め、エリザベス女王愛用のウラジミール・ティアラを着用したいと願い出て拒否され、ヴィーガン料理を指定したメーガン妃が味見して「卵の味がする」と料理人を怒鳴って女王からたしなめられた、はずなのだが……。

 そのかわり、ハリー王子は自身の王室離脱について話し合われた家族会議の様子を振り返る。

 20年1月、エリザベス女王が滞在していた「サンドリンガム・ハウス」に家族が緊急招集された。その際、ハリー王子は「兄から怒鳴りつけられ、父は嘘を話し、女王は黙って静かに座っていた」と打ち明けた。「王室第一主義」に恐怖を覚え、王室離脱を決意したと話す。

 王子を支えてきたはずのメーガン妃はその時、「早く(長男の)アーチーに会いたい」として、生活の拠点を置いていたカナダのバンクーバーにいた。当時でも英国では「メーガン妃は高みの見物」「きつい役どころは王子に押し付ける」と批判されたものだった。

 さて、ウィリアム皇太子は何に怒ったのか、チャールズ国王の嘘とは何か……。ハリー王子が繰り広げた批判に対し、英国内ではむしろ説明不足だとの声が上がる。

 もっとも気の毒なのはエリザベス女王だろう。ダイアナ元妃にかわって孫に接してきたつもりが、王室離脱という悲しい結果を迎えた。女王は「いったいなぜ」と繰り返し自分に問うたことだろう。

 前後編を通して感じるのは、ハリー王子とメーガン妃は自分たちに都合の良い話だけを集めて、「ラブストーリー」を仕立て上げたことだ。さらには王室メンバーやスタッフ、タブロイド紙から“攻撃”を受けた被害者だと強調。「メーガン妃は国民の人気がきわめて高く、それに嫉妬した王室はつぶしにかかった」と言ってのける。メーガン妃も「私はオオカミのいけにえになった」と真顔で訴えた。

 来年1月10日にはハリー王子の回顧録『スペア』が発売される。販促のため、米国ではテレビの人気司会者ゲイル・キング氏のインタビューを受ける予定もある。キング氏はメーガン妃の友人で、ニューヨークで開かれたアーチーくんのためのベビーシャワーにも駆け付けている。

「まだ語ることがある」というハリー王子。王室を強く批判しておいて、「父と兄には理解してほしい。2人を愛している」とも話す。チャールズ国王は、父親として君主として、どう対応してゆくのだろうか。

(ジャーナリスト・多賀幹子)

※週刊朝日オリジナル記事









ウィリアム王子、弟ヘンリーとの関係は「終わった」と友人に語る

2022年12月17日 | 国際社会
12/16(金) 19:29配信



──Netflixの『ヘンリー&メガン』の波紋が広がっている。ウィリアム王子は、ヘンリーとの関係を「終わった」と感じているという......



英国で11月からハリーとメーガン人気ガタ落ちしている......

12月14日(米国時間)に放映されるNetflixの『ヘンリー&メガン』の第2話がどんな内容であれ、ウィリアム王子は、ヘンリーとの関係を「終わった」と感じている。

ウィリアム王子自身だけでなく妻のキャサリン妃をも裏切ったことでダメージを受けた。修復不可能なレベルというから、かなり深刻だ。 


The Daily Beast紙が関係者の話として報じている。情報筋は、ウィリアムとケイトの友人で、かつてハリーとも親しかったそうだ。

それによると、「ウィリアム王子とヘンリーの兄弟の関係は終わっており、14日に公開されるエピソードの内容と大して変わらない。目新しい内容ではないだろうという印象です」 

ウィリアム王子とヘンリーの兄弟仲に大きな食い違いがあることは知られているが、その根底には「カネ」の問題がありそうだ。ちなみに、ハリーとメーガンはNetflix Netflixドキュメンタリー制作のギャラとして、1話あたり5万ドル(約680万円)、年俸は45万ドル(約6,100万円)を受け取るという。 

報酬には、ウィリアム王子とキャサリン妃の秘密に触れる内容も含まれている。ウィリアム王子からしたら、メディアからの報酬と引き換えに、自分だけでなく守るべき家族のプライベートまで売り渡されたとしたら怒って当然だ。

 同情報筋は、「ウィリアム王子は、自分とキャサリン妃の秘密を売り渡したハリーを絶対に許さないでしょう。ハリーは、兄夫婦のプライバシーがどれほど大切なものか、誰よりも知るはずの存在です」 「ウィリアムとケイトはこんな目に遭うべきじゃない。信じられないほど悲しい」

 ■ ウィリアム王子も黙っていない? 

怒りというより悲しみが大きいが、家族が標的になることに、さすがのウィリアム王子も、ヘンリーとメーガンのNetflixドキュメンタリーに対する反撃を画策しているという。

 もちろん、チャールズ国王とカミラ王妃の友人たちからも、声が上がっている。チャールズ国王夫妻の友人はThe Daily Beastにこう語った。

「チャールズ国王にできることは、冷静さを保ち、続けることだけ。彼が一番やりたくないのは、火に油を注ぐこと」 しかし、バッキンガム宮殿の関係者は、証明可能な不正確さに対して反撃する意思を明らかにしている。

これは先週、Netflixが言っていた、この番組でなされた主張についてコメントする機会を宮殿が提供されたことを否定したときに示された。チャールズ国王がすべてを簡単に手放す用意がないことを示す興味深いサインと見て取れる。

 ■ 英国でハリーとメーガン人気ガタ落ち 

デイリー・テレグラフ紙によると、ヘンリーは11月以来13ポイント、メーガンは7ポイントも好感度が下がっている。調査会社YouGovが追跡した不人気王室ランキングでは、アンドルー王子に次いで2位。ヘンリーとメーガンが不満を公にすると決めたことが、英国国民を彼らに敵対させたことを示唆している。

 ヘンリー&メーガン夫妻にとって希望の光となるのは、若い人たちからの人気が一般よりずっと高いことだ。もし米国で同様の調査が行われたら、どのような結果になるかは興味深い。 

とはいえ、大衆向けコンテンツで両家を攻撃することに多くの時間と労力を費やしている以上、ハリーとメーガンが善人であるという物語が維持されるとは考えにくい。

 12月14日(米国時間)の新エピソードで最後の砦が吹き飛ばされなくても、2023年1月に発売予定のハリーの回顧録『Spare』で家族の秘密が再び明かされ、ウィリアムの強硬姿勢がより強固になる可能性が高いだけだ。

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最終更新:12/16(金) 19:29ニューズウィーク日本版 













2022/09/02 21:54堀川樹里(ほりかわ・じゅり)
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王室批判に留まらず、やりたい放題のメーガン夫人(写真/Getty Imagesより)


 単独で司会を務めるSpotifyのポッドキャスト番組『アーキタイプス』の配信開始を記念し、米カルチャー誌「ザ カット」で独占インタビューを受けたメーガン夫人。

その発言をめぐり、「王室に嫌われるのは、あなたの性格に難があるから」「英王室への不平不満を、いつまで言い続けるのか」と批判する声が集まっている。

 メディアのインタビューやポッドキャストなどで、英王室メンバーとして活動していたときに起きた「差別的な嫌なこと」を語りまくり、アンチから「ヴィクティム(被害者)プリンセス」と陰口を叩かれているメーガン夫人。そんなメーガン夫人の「ザ カット」での最新インタビューの内容が大炎上している。

 1,465万ドル(約20億円)するカリフォルニア州サンタバーバラ郡モンテシトの大豪邸でインタビューを受けたメーガン夫人は、「内見した時、この家の庭にある2本のヤシの木を見たヘンリーが『下がつながっている。まるで僕たちだ』と言って。まだ家の中を見てなかったけど、『絶対にここだわ』って決めたの」と、上流セレブらしい浮世離れしたエピソードを紹介。


 インタビュー冒頭では、「我が子の写真であっても、王族メンバーとして公開する場合は、まずロイヤルロタ(英王室記者クラブ)に渡さなければならないの」と手順について触れ、「私の子どもを愛する人たちに見せたいのに、なぜニガー呼ばわりする(イギリスのメディアの)人たちに先に見せなきゃならないのか」と、ニガーという蔑称に敏感な黒人の怒りをあおるような発言が飛び出した。

 イギリスのタブロイド紙は、王子と自分が国民の税金を使っているから好きなように攻撃してよいと思っているとも批判した後、この攻撃から逃れるため、カナダ、ニュージランド、南アフリカなどか、どこでもいいからイギリス連邦加盟国に移住したかったが、「王室が許してくれなかった」「ほかのメンバーは好きなことをしていたのに」と、王室を批判。

 王室と自分がうまくいかなかった理由は、「黒人」というより「アメリカ人」だったからだという見解も示し、「周囲にたくさんの質問を浴びせたり、自分でコントロールできないことには関与しない」など、平均的なアメリカ人女性だから嫌われたのだと語った。

 こうした発言のオンパレードに、ネット上は「王室に何をしてほしいのかよくわからない。英王室への不平不満は止まらないだろう」

「新たな暴露があるかもと注目されているだけなのに、恐ろしいほどの勘違い女」「新しいネタが欲しいから、王室が自分を攻撃するように挑発しているように見える」などと大炎上。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」は、いつもと同じ愚痴ばかりの中身のないインタビューだとして、メーガン夫人を美少女コンテストで闘争心をむき出しにする、気の強いわがままな子どものようだと痛烈に批判した。

メーガン夫人のエピソードに南アフリカの人たちが激怒

 そんなメーガン夫人は、自身のポッドキャスト番組の1話目で、19年にヘンリー王子と、長男アーチーと共に南アフリカのニャンガ地区を訪問した際、子ども用寝室のヒーターから出火して火事が起きたことを告白。

「火災報知器はなかったの。アーチーは(火事が発生した時、そこにいなかったけれど)、本来その部屋に寝ててもおかしくなかった。私たちみんな動揺して泣き震えたわ」「でも『公務に行け』って。

私、ありえないって思って。『何が起きたのか説明(してキャンセル)できないの?』って言ったわ」と振り返った。

 王室が王族メンバーの精神状態を無視することを強調したかったと思われるが、これに南アフリカの人たちは「こんなひどい国に行かされ、したくもない公務をさせられたと言いたいのか!」「南アフリカをバカにしているのか!」と大激怒。

 動物を追い払う時に発する「シッ!」という意味の「voetsek」という単語を使った「#voetsekMeghan」をつけてTwitterでメーガンを批判し、ハッシュタグはたちまちトレンド入りした。

 そんな中、メーガン夫人が「ザ カット」のインタビューで、“自分は南アフリカの人々から祝福される特別な存在”だといわんばかりのエピソードを話し、火に油を注ぐことに。

南アフリカ元大統領の孫もメーガンに嫌悪感のコメント発表

 19年に行われた映画『ライオン・キング』のロンドンプレミア上映会で、南アフリカ出身のキャストから「まるで光を見るような、まぶしそうなまなざし」で見られ、「あなたが王室のメンバーと結婚した時、私たちは(ネルソン・)マンデラが刑務所から釈放された時と同じような喜びを分かち合った」と打ち明けられたとメーガン夫人は発言。

 南アフリカ人にとっての自分は、マンデラのように祝福される存在であるという話に、同国の人々から「マンデラと自分が同レベルだと思っているのか!」「厚顔無恥」だと批判が噴出している。

 さらには、マンデラ元大統領の孫の一人、マンドラ・マンデラも嫌悪感をむき出しするコメントを発表。

「350年間の植民地主義、60年間の残酷なアパルトヘイトからの解放を成し遂げて祝福された」祖父と、白人の王子様と結婚しただけの彼女では比べものにならないと一蹴した。

 『ライオン・キング』で唯一の南アフリカ出身キャストだったジョン・カニも、英紙「デイリー・メール」の取材に対して、そんな発言をした覚えがないどころか、ロンドン上映会にも出席していないと証言。

「困惑している」「彼女の結婚は南アフリカでは大した話題にはならなかったし」と話している。

 この『ライオン・キング』におけるエピソードが事実ではないとなると、これまで繰り広げてきた王室批判も作り話である可能性が出てくる。

メーガン夫人のこうした性格についても、「だから王室は『人種差別はしません』とだけ言い、あとは何も言わないのか」「メーガン夫人は確実にソシオパス」「彼女の虚言がどこまでエスカレートするのか、心配になってきた」と恐れる声も上がっている。

マライア・キャリーもメーガン夫人に「しらばっくれないでくれる?」


 そんな自身のポッドキャスト番組の2話目は、ゲストに“白人と黒人のミックス”という共通点があるマライア・キャリーが登場。

 メーガン夫人がミックスのアイデンティティについて、「私たちは肌の色が明るいミックスだから、(アメリカでは)黒人としても白人としても扱われないわよね」「だからヘンリーと交際を始めた時、初めて自分は黒人なんだって人種を考えることになった」と話すと、一方でマライアは芸能活動を始めた初期から「ミックスでいいじゃんって思うけど、(白人、黒人)どっちなのか選びたい人が多い」と感じていたとコメント。

 また、「私はディーバではない」と言うメーガン夫人に対して、「あなたもまさに“ディーヴァ”って感じの時があるわよ。しらばっくれないでくれる?」と反論。

これにはメーガン夫人も面食らったようで、「一体どんなゴシップを読んで、そんな誤解をしたのかしらと焦った」「でも外見的な褒め言葉なんだって気がついた」とナレーションで必死に説明。

「ザ カット」のインタビューで不愉快な気分にさせられた人たちも、「マライアのおかげで少しスッキリした」と感じたようだ。

 雑誌のインタビューにはヘンリー王子が飛び入りで参加し、「何かをすれば批判され、何もしなければそれもまた批判される」とコメント。

しかし、王室相手に被害者ヅラを続けることや、都合の良いようにロイヤルブランドを使って金稼ぎするのは、子どもたちのためにもやめるべきではないかという意見も少なくない。

 話せば話すほど炎上するメーガン夫人だが、とりあえず『ライオン・キング』の件をどう釈明するのかに注目が集まっている。

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堀川樹里(ほりかわ・じゅり)
6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

最終更新:2022/09/02 21:54












海外エンタメ 


ヘンリー王子


 ヘンリー王子が、「CBSモーニングス」の共同司会者ゲイル・キングとのインタビューを計画中だという。

昨年はオプラ・ウィンフリーとのインタビュー、最近はネットフリックスのドキュシリーズ『ハリー&メーガン』で妻メーガン妃と共に英王室にいた時の体験を告白していた王子だが、まだ語り足りないようだ。

 次のインタビューでは、キャンペーンに3000万ドル(約41億円)をかけている自伝本「スペア」の紹介を兼ねたものになるとされている。

 CBSネットワークの関係者はザ・ミラー紙にこう話す。「ハリー王子はネットフリックスのシリーズが配信されても話すのを止めるつもりはありません」「1か月後には(自伝本の)プロモーションでまた出てきます」

「ネットフリックスの場合、番組そのものが中心となっていますが、ランダムハウスは今回の本の選りすぐったプロモーションに彼が参加するということです。そこには3000万ポンドの投資があり、できるだけ多くの人にアピールするものにしたいと考えています」

 更にメーガン妃の友人でもあるキングとの次回のインタビューにも巨額のギャラが発生しているそうで、同関係者は「キングとのゴールデンタイムでのハリーの登場は、何百人もの視聴者が注目し大成功となるでしょう」

「一つ有利なのはキングとメーガンは親しいということです。ハリーはキングからサポートされることを知っているのです」と続けた。

 しかし「ハリー&メーガン」の反応が収まるまで2人は待機する意向だと同関係者は明かしてもいた。

「ネットフリックスのシリーズに関する騒動が収まるまでは、何も確実なものはありません。色々なことが起こる可能性があります。英王室からの反応もそうです」

 同シリーズは最初の3エピソードが配信後「キャンセル ネットフリックス」「ハリー&メーガンネットフリックスの?」といった言葉がツイッターを賑わしており、これから更に3つのエピソードを通して英王室に関する更なる非難が番組内で繰り広げられるとされている。













2022年12月17日 9時30分 
Techinsight



へンリー王子夫妻が、Netflixより新たに配信されたドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で結婚後に耐えなければならなかった小さなコテージを非難した。コテージを訪れた米大物司会者オプラ・ウィンフリーもその小ささに驚き、唖然としたという。

Netflixが現地時間15日、ヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』の第2弾を配信し、第4エピソードにて夫妻は小さなコテージの暮らしについて言及した。

ヘンリー王子夫妻は2018年5月の結婚式後の数か月、ロンドンのケンジントン宮殿の敷地内にあるノッティンガム・コテージで生活していた。ここは以前、ウィリアム王子とキャサリン妃(ともに当時)が長男のジョージ王子と暮らしていたコテージだ。


番組の中で、ヘンリー王子とメーガン妃は「この家は宮殿の敷地内にあるものの、多くの人が思っているような大宮殿に住んでいたわけではない」と主張。

夫妻がお茶をするために招待したオプラ・ウィンフリーは、コテージの小ささにショックを受けて「誰も信じないわ!」と叫んだことをヘンリー王子が明かすと、メーガン妃も「誰も信じないわ!」と声をあげた。

「ケンジントン宮殿といえば、もちろん威厳のある響きよ。でもノッティンガム・コテージは小さかったわ」とメーガン妃がコテージを批判すると、ヘンリー王子も「全体が少し傾いていて、天井が低く、本当に小さかった」と付け加えた。

兄のウィリアム皇太子が以前住んでいたことを知っていたにもかかわらず、ヘンリー王子は「前に誰がいたかは知らないけれど、とても背が低かったに違いない」と冗談交じりに語った。

番組では、メーガン妃がこのノッティンガム・コテージでDIYやガーデニングをしている画像を公開したが、妃は「夫は背が高いので常に頭をぶつけていた」と言い、「私達の人生の中で、舞台裏が実際にどうだったのか、誰も信じられないような章だったわ」と新婚当時の不満だった生活を回顧した。


なおヘンリー王子夫妻はこの小さなコテージを離れたいと発表した後、エリザベス女王からウィンザー城の敷地内にある邸宅フロッグモア・コテージを与えられ、2019年4月に引っ越した。

しかし王室伝記作家ケイティ・ニコール氏の著書『The New Royals ― Queen Elizabeth’s Legacy and the Future of the Crown』によると、ヘンリー王子夫妻はこのコテージではなくウィンザー城にあるスイートルームのような豪華な部屋がある住居を希望したが、女王に拒否されたという。


3つのエピソードからなる『ハリー&メーガン』の第2弾では、王室は他の王室メンバーに関するゴシップをもみ消すため、事実でなくてもメーガン妃の話を提供し攻撃していたことをメーガン妃は「オオカミの餌食にされた」と主張、ヘンリー王子は「兄(ウィリアム皇太子)を守るために王室に嘘をつかれた」と述べており、夫妻はセキュリティへの恐怖を明かしていた。


ある上級王室メンバーの関係者はこのように語っている。

「ヘンリー王子夫妻と内々に和解しようとする数々の試みに関して、国王とその家族は完全に一致団結していますが、悲しいことにヘンリー王子夫妻は、繰り返し彼らの不満を世界に広めています。」

来月初旬にはヘンリー王子の自叙伝の発売が予定されており、王室とヘンリー王子夫妻が望む両者の和解にはまだ時間がかかりそうである。

画像1枚目は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月28日付Instagram「TRH The Duke and Duchess of Sussex」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)

外部サイト












イタすぎるセレブ達 2022.12.07 09:02
writer : tinsight-luana



王室を非難し続けるヘンリー王子夫妻(画像は『Netflix US 2022年12月5日付Instagram「Harry & Meghan.」』のスクリーンショット)


ヘンリー王子夫妻のNetflixドキュメンタリー番組予告編で、「マスコミが自分達のプライバシーを侵害し、追い詰めている」と示唆する映像が公開された。

5日に公開された最新の予告編でも同様のシーンが含まれていたが、これらはヘンリー王子夫妻を追いかけたものではなかったことが明らかとなり、「捏造している」と夫妻に対する非難の声が高まっている。

現地時間1日と5日、Netflix制作のヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組『Harry & Meghan』の予告編が公開された。

1日に公開された予告編では、何十人ものパパラッチがカメラを同じ方向に向けているモノクロ画像があり、2人がマスコミに追い詰められていたことを示唆しているように見える。

しかしこの画像、実際は映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』(2011年公開)のプレミアにて撮影されたもので、写っているのは招待されたカメラマン達であることが明らかとなった。

英紙『The Sun』では「このレッドカーペットは2011年に行われており、ヘンリー王子とメーガン妃が知人に紹介されて出会った2016年より5年も前のもので、王室のメンバーは出席していない」と伝えている。

さらに5日に公開された予告編には、2019年に夫妻が南アフリカを公式訪問中、デズモンド・ツツ大司教の邸宅バルコニーからヘンリー王子とメーガン妃、アーチーくんの後ろ姿をカメラマンが撮影している場面が映し出されている。

「マスコミが自分達のプライバシーを侵害している」と示唆するように見えるこの画像も、ツツ大司教の自宅で認定されたプレスの一員だったカメラマンによって撮影されたものであることが判明した。

米メディア『Page Six』、英メディア『Mirror』『Daily Mail Online』などが報じた。

英国王室特派員のロバート・ジョブソン氏(Robert Jobson)はこの画像について、Twitterで次のように記している。

「Netflixとヘンリー王子、メーガン妃がマスコミの過熱報道を示唆するために使ったこの画像は完全に茶番だ。

これはケープタウンのツツ大司教の住居にある公認の場所から撮影されたもので、許可された3人だけが指定された位置にいたんだ。私はそこにいたよ。」



また別の映像では、メーガン妃が「王室は自分達を守ってくれることはない」と主張する中、車の周りに集まるカメラマンが映し出され、メーガン妃が涙を流して目の周りを拭う場面に切り替わる。

しかしメーガン妃が追われていたわけではなかった。

英『Daily Mail Online』によると、使用された映像は「トランプ元大統領の元弁護士マイケル・コーエン氏(Michael Cohen)が2019年に金融犯罪、選挙資金違反、議会への嘘で服役するためにニューヨークのアパートから出ていく様子」だという。

予告編の中で「私は怖かった。歴史が繰り返されるのは嫌だった」とヘンリー王子によるナレーションが流れるが、王室専門家イングリッド・スワード氏(Ingrid Seward)は「ヘンリー王子が気付いていたとは思いませんが、家族を守るという王子の主張を弱めている」と述べた。



なお最新の予告編で夫妻は「王室の階級」を激しく非難し、内部関係者が自分達に関する話を「リークし、仕組んだ」と主張。

また王室での生活を「汚いゲーム」と表現し、故ダイアナ妃やキャサリン皇太子妃がカメラマンに追いかけられる映像を使いながら、「この組織に嫁ぐ女性達の痛みと苦悩」について話している。

『Harry & Meghan』は6つのエピソードから構成されており、12月8日に3エピソード、15日に残りの3エピソードが配信される。


画像1、2、4枚目は『Netflix US 2022年12月5日付Instagram「Harry & Meghan.」、2022年12月1日付Instagram「Harry & Meghan.」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)





















2022/12/16 20:47堀川樹里(ほりかわ・じゅり)
  • 海外

称号剥奪という最悪な事態は免そうなヘンリー王子夫妻(写真/Getty Imagesより)


 ヘンリー王子とメーガン夫人が王室離脱を決断するまでに、王室や英メディアから受けた仕打ちを赤裸々に語った、Netflixのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』。後半が12月15日に配信され、「王室はウィリアム皇太子のためなら喜んで嘘をつくが、私たちを守るための真実は語らない」と批判したり、離脱の話し合いの際「ウィリアム皇太子が叫び、怒鳴った」ことまで暴露するなど、第1部以上に物議を醸す内容となっているようだ。やりたい放題のヘンリー王子夫妻だが、一部メディアによると、チャールズ国王は彼らの称号を剥奪しないとみられているという。

 今回配信された動画で、自分たちが受けた王室からの組織的な心理的虐待を糾弾し、王室離脱について王族と話し合った際、兄のウィリアム皇太子からは「怒鳴りつけられ」、父・チャールズ国王からは「事実とは異なることを言われた」と暴露したヘンリー王子。祖母であるエリザベス女王は静観していたといい、その光景は「恐ろしいものだった」と、王室との関係が決定的に悪化した瞬間を振り返った。

 また、昨年3月に、米CBSテレビでオプラ・ウィンフリーによる独占インタビューが放送された翌日、ウィリアム王子から届いたメッセージを見て深く傷つくヘンリー王子を、メーガン夫人が抱きしめ励ます様子もリアルタイムで撮影されていた。ネット上ではファンから「兄からいじめられているヘンリー王子がかわいそう」と同情の声が上がっている。

「自分たちのストーリーを語る番だ」と意気込んだヘンリー王子夫妻は、今回、王室離脱後のプライベート映像をふんだんに使っており、「まるでリアリティ番組みたい」だと違和感を訴える声も少なくなかったが、「何があっても支え合い愛を貫く2人」「楽しみながらのびのびと子育てをする夫婦」と好意的に受け取る人もいる様子。

Twitter上では「#HarryandMeghanNetflix」というハッシュタグを付け「短気で怒りっぽく人種差別的なウィリアムが次期国王だなんてね!」「弟をいじめるウィリアムにはガッカリ」と皇太子を批判するツイートが続出するなど、王室批判の声が上がっている。

 一方で、王室側は『ハリー&メーガン』の内容についてコメントを控えている状態だ。そのため、ウィリアム皇太子に対して、「一方的に攻撃され続けるのを耐えなければならず、かわいそう」「自分たちのストーリーを話す番などこない皇太子夫婦が気の毒」との意見も。

「皇太子の子どもたちの気持ちは考えなかったのだろうか。トラウマになりそうな話だけど」と、ヘンリー王子夫妻を批判する声もまた多く上がり、ウィリアム王子派、ヘンリー王子派に分かれ議論が巻き起こっている。

王室専門家の見解は、「国王は、ヘンリー王子夫妻の称号剥奪を考えない」

 メーガン夫人に批判的なイギリスの名物司会者ピアース・モーガンは、「国王は2人が持つすべての称号を剥奪し、絶縁すべき。王政を破壊する前に、そうすべきだ」とツイート。

英国保守党のティム・ロートン議員も、ヘンリー王子夫妻を「恥ずかしい夫婦」だと表現し、「彼らが我が国の称号を持っていることを恥じる」と主張。

王室批判をしながら彼らが今も使用している「サセックス公爵&公爵夫人」の称号を剥奪すべきだという声は、ネット上にも続出している。

 しかし、米メディア「Page Six」は、王室専門家の見解として、「国王は、ヘンリー王子夫妻の称号剥奪を考えないだろう。狭量すぎるし懲罰的に見えてしまうから」「剥奪したら、2人は『報復措置だ』『王室にとって、いてほしくない存在だったことの証拠だ』と主張することになる」と報道。

メーガン夫人は称号を剥奪されたとしても「プリンセス・ヘンリー」と名乗ることができ、ロイヤルとして扱われ続ける可能性はあるとも伝えた。

 さらに、同メディアはヴィクトリア女王の孫娘パトリシア・オブ・コノートが、アレグザンダー・ラムジーと結婚した際、王女の称号「HRH」を放棄して、レディ・パトリシア・ラムジーと名乗るようになった例を挙げ、ヘンリー王子も王子の称号を放棄することは可能性だとも伝えている。

ヘンリー王子、来月は自伝本『スペア』リリースで王室批判は止まらず?


 ドキュメンタリー後半では、王室や王族のひどい仕打ちに苦しみ悩むヘンリー王子夫妻を、アメリカのセレブリティな友人たちが家族のように親身になって助けてくれたことも明かされており、もう二度と王室の生活には戻らないという決意が感じられる内容となっていた。

 2年前に去っていったヘンリー王子夫妻から“宣戦布告”された形の王室が、今後コメントを出すかどうかが注目されているものの、エリザベス女王が死去してから初めて迎えるクリスマスを間近に控えていることもあり、このままスルーするものとみられる。

そして、来年5月6日に執り行われるチャールズ国王の戴冠式には招待せず、彼らとの関係をフェイドアウトさせるのではないかと推測する声も上がっている。

 なお、来月にはヘンリー王子の自伝本『スペア』がリリース予定であり、今後も2人の王室批判は続くだろう。

ヘンリー王子は今回のドキュメンタリーで、メーガン夫人のことを「生まれながらの王族よりも公務がうまい」と大絶賛しており、自分たちは王族よりも慈善活動がうまく、社会への貢献度が高いというアピールをかけてくるかもしれない。

 チャールズ国王やウィリアム皇太子が、いつまでヘンリー王子夫妻からの攻撃に耐えられるのか、メンタル的に参ってしまうのではないかと心配する声も上がっている。夫妻の動向はもちろん、王室側の対応にも注目だ。

ヘンリー王子夫妻のNetflixドキュメンタリー、米映画レビューサイトでも低評価続出! 特に問題視されたメーガン夫人の発言とは?

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堀川樹里(ほりかわ・じゅり)
6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。
最終更新:2022/12/16 20:47











メーガン妃の流産は「タブロイド紙に対する訴訟」など「複数のストレス」によるもの

2022年12月17日 | 国際社会
12/16(金) 21:56配信


暴露大会のヘンリー王子&メーガン妃


ヘンリー王子とメーガン妃夫妻の英国王室離脱を追ったNetflixのドキュメンタリーシリーズ『ハリー&メーガン』の、後半パートがついに12月15日(木)より配信となった。 


第4~6話から成る後半の3エピソードでは、王室に対するこれまでで最も不利な主張がトピックとなっており、王室の広報官との対立から、王室関係者が夫妻に関する情報を漏らしたという疑惑まで、2人が王室を離れるまでの険しい道のりが描かれている。 

この後半パートでは、メーガン妃の流産についても、ヘンリー王子が語っている。果たして、彼が激白した真相とは。

メーガンの流産は『デイリー・メール』のせい


ヘンリー王子&メーガン妃夫妻は、アソシエイテッド・ニュースペーパーズ社(『デイリー・メール』紙や『メール・オン・サンデー』紙といった英国の出版社を所有)に対する著作権侵害訴訟に取り組む最中に、カリフォルニア州サンタバーバラの新居への引っ越しも行っていた。 あらゆる出来事が重なってしまったことによるストレスが、最終的にメーガン妃の流産につながったとヘンリー王子は言う。

 王子は第6話で、こう明かしている。 

「『デイリー・メール』のせいで妻が流産したと思っています。私は一部始終を見てきましたから」 「もちろん、絶対にそうだとは言い切れませんが、そのストレス、睡眠不足、妊娠のタイミング、何週目だったかを考慮すれば、私が見る限りでは、流産は彼らがメーガンにしようとしたことによって引き起こされたと言えるでしょう」 

メーガン妃はつらい思い出を振り返り、「私は妊娠していたのに、本当に眠れませんでした。そして新居で目覚めた初日の朝に、流産してしまいました」と語っている。 

メーガン妃の友人であるアビゲイル・スペンサーは、メーガン妃が流産したときのことを詳しく語っている。彼女はメーガン妃の新居に到着したときのことを次のように話した。

 「私は車で向かっていて、『よし着いた、荷物を下ろそう』という感じだったんです。メグは外で待ってくれていて、私は何かがあったのだと一目でわかりました。

でも彼女は新しい家を私に見せようとしてくれて、すごく複雑な気持ちでした。メグは『これが私たちの新しい家よ』と言いながらも、『私、今すごく辛い』と言っていて。彼女は、アーチーを抱きながら地面に倒れ込んでしまいました」

Translation: Masayo Fukaya From Harper's BAZAAR.com

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12/16(金) 23:57配信


兄との確執...


ヘンリー王子とメーガン妃夫妻の英国王室離脱を追ったNetflixのドキュメンタリーシリーズ『ハリー&メーガン』の、後半パートがついに配信された。


この後半パートの中で、ヘンリー王子は兄ウィリアム皇太子への恨み節ともとれる衝撃発言をしている。

「いちばん悲しかったのは、兄が王室側に回ってしまったこと」


ヘンリー王子とウィリアム皇太子は、不仲説が報じられて以来、その詳細の大部分を伏せてきた。しかしエピソード第4話では、ヘンリー王子は自分たちの立ち位置について率直に語っている。

 緊張が走り始めたのは、ヘンリー王子夫妻がウィリアム皇太子夫妻の家から離れたときで、このときヘンリー王子夫妻は独自の広報官を持つことになった。

どの広報官も、担当するロイヤル(またはロイヤルカップル)に関する報道をポジティブに保つ責任があるため、しばしば別のロイヤルについてのネガティブな話をメディアに流すことで、それを達成していたのだとか。

 ヘンリー王子は「私は30年間、王室の裏舞台を見てきたので、王室がどのように機能し、どう運営されているかを知っています。常に王室メンバーの状況が報道されており、マスコミへの優先報道など、汚いゲームです」と語り、

「リークもあれば、ネタの仕込みもあります。そのため、もしその広報官が自分の担当するロイヤルに関するネガティブな話題を取り消したいときは、他のロイヤルに関する話題を渡して取引することになります。

つまりは、広報がお互いに対立してしまうということなのです」とコメント。

 またヘンリー王子は、兄とはお互いの事務局を決して敵に回さないという約束をしたそうだが、ウィリアム皇太子がその約束を守らなかったと主張。 

「ウィリアムも私も、父の事務局で起きたことを見てきましたから、自分たちの事務局では絶対にそんなことはさせないと約束しました」と明かした。

 「このゲームや駆け引きに付き合うくらいなら、マスコミに打ち砕かれる方がずっとましです。そして、私たち2人は絶対にしないと約束したのに、兄の事務局がそれを繰り返しているのを見て、胸が張り裂けそうでした」

 さらに王子は、第5話でウィリアム皇太子との関係を明かし、ウィリアム皇太子が王室の公務に専念していたため、ヘンリー王子&メーガン妃が王室から退くと決めたときに、2人の側に立ってくれなかったともコメント。

 「いちばん悲しかったのは、私と兄の間にくさびが打ち込まれ、兄が王室側に回ってしまったことです。 

それは兄が受け継いだものなので、ある程度は理解できます。王室の存続と継続が彼自身の責任の一部としてのしかかっているという意識が、彼の中に植え付けられているのです」

 果たして事実なのかヘンリー王子の思い込みなのか、王室の反応又は反撃が気になるところ。

Translation: Masayo Fukaya From Harper's BAZAAR.com

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12/16(金) 19:46配信


ウィリアム皇太子、シャーロット王女、ジョージ王子、キャサリン妃


キャサリン妃が主催した待望のクリスマスコンサート「Together at Christmas Carol Service」がウェストミンスター寺院で開催され、ウィリアム皇太子一家がバーガンディー色でカラーコーデして出席した。 


 ウィリアム皇太子、キャサリン妃、ジョージ王子、シャーロット王女の4人で仲良く手をつないで到着した一家。残念ながら末っ子のルイ王子はお留守番だったもよう。

 キャサリン妃はエポニン・ロンドン(Eponine London)のものと思われるコートドレスに、アクセソライズ(Accessorize)のイヤリング(20ポンド=約3350円!)をスタイリング。 

シャーロット王女も同じようなバーガンディー色のコートをセレクト。 

一方のウィリアム皇太子はネイビーのスーツにバーガンディーのタイでカラーコーデして、ジョージ王子も父と同じネイビーのスーツとブルーのストライプでクラシックにまとめた。 

コンサートには他のロイヤルファミリーのメンバーも出席したが、ここでもキーカラーはバーガンディー色に。 

アン王女の娘でウィリアム皇太子のいとこ、ザラ・ティンダルや、キャサリン妃の妹のピッパもバーガンディー色を着用。

 また、ザラの夫マイクもウィリアム皇太子同様、タイにバーガンディーを選ぶなどカラーコーデを楽しんで、みんなでクリスマス気分を盛り上げた。

左端のザラ・ティンダル、中央のピッパ・ミドルトンもバーガンディカラーのコートをまとって。

このコンサートの数時間前には、Netflixのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』のボリューム2が配信開始された。

 1週間前にリリースされたボリューム1では、メーガン妃が、王室では公務やイベントの際に高位メンバーと同じ色を着るのは許されないと非難していた。

 「私の理解では、何人かで一緒に出席する場合、決して女王と服の色がかぶってはいけないのです」と、キャサリン皇太子妃やカミラ王妃のことをほのめかしながらメーガン妃は語る。そのためメーガン妃はニュートラルな色を選ぶことが多かった。 

「で、自分より高位の人と絶対に色がかぶってはダメなのです。だから私は『じゃ、彼女たちがおそらく絶対着ないのは何色? キャメル?ベージュ?白?』となったわけです」 

王室の装いで、服の色にどんな決まりごとがあるのか不明だけれど、ザラ・ティンダル夫妻やピッパ・ミドルトン(ロイヤルではないけれど)が、王室では上位にあたるウィリアム皇太子&キャサリン皇太子妃一家と同じ色を身につけていたことから察するに、そんな決まりは少なくともこのコンサートにはなかったようだ。 

もしくは、メーガン妃に対して王室の静かなる反撃だったのかも!?

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12/15(木) 23:20配信


ヘンリー王子とメーガン妃がこれまでにたどってきた道のりを自らの言葉で語る、Netflixの新ドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』が話題を呼んでいる。

この番組について、さまざまな意見が飛び交っているが、特に視聴者が疑問を抱いたであろう3つのポイントがある。そのポイントについて、わかっていることをまとめた。


ヘンリー王子とメーガン妃が「プライバシー」を望んでいるという誤解



メーガン妃とヘンリー王子。


ヘンリー王子とメーガン妃はプライバシーがほしかったのなら、そもそもなぜこのドキュメンタリーシリーズを作ったのかという疑問をコメントする人が多くいる。 

これに対し、サセックス公爵夫妻が反応。夫妻のグローバル広報担当官が声明を出して次のように答えた。 

「公爵夫妻は、プライバシーが原因で王室を離脱したとは一度も言っていません。夫妻を黙らせようと罠が仕掛けられ、ストーリーが歪められたのです。

 実際、彼らが王室離脱を発表した声明文では、プライバシーについては何も述べておらず、自分たちの役割と公務を続けたいという願望を繰り返しています」 

「彼らは自分たちのやり方でストーリーをシェアしようとしています。タブロイド紙が作り上げた全く真実とは異なるストーリーが世論に浸透していますが、真実を知るのは夫妻だけなのです」と続けていた。

ヘンリー王子とメーガン妃はバッキンガム宮殿内の写真を使用する許可を得たのか?


エピソード1に、バッキンガム宮殿内で撮影されたと思われる写真が出てくる。 

予告編でこの写真を見た『Telegraph』紙は「サセックス公爵夫妻は宮殿内での撮影許可を取っていなかったことから、フォトグラファーを同行していたことに宮殿が文書で苦情を提出。サセックス夫妻自身は警告に気付いていなかったようだ」と書いていた。

1995年のダイアナ妃の『パノラマ』インタビューのビデオ使用をなぜヘンリー王子は許したのか?



ケンジントン宮殿でダイアナ妃にインタビューするマーティン・バシール、1995年。


作品では、過去に大きな議論を巻き起こしたダイアナ妃の『パノラマ』インタビューの映像が使用されている。1995年、BBCのマーティン・バシール記者が行った衝撃インタビューだ。 

このドキュメンタリーシリーズでヘンリー王子は、「彼女が騙されてインタビューを受けたのは皆、知っていると思う。けれど同時に、彼女は自分が経験した真実を話したのだ」と述べている。 

インタビューについての独立調査が終わった時点で、BBCは2度とこのインタビューを放送しないと述べ、ウィリアム王子も「この『パノラマ』インタビューは合法ではなく、2度と放送されるべきではないというのが私の固い考えです」と声明を出した。

 だからこそ、Netflixがおそらくヘンリー王子の同意を得てこの映像を使ったことは、論議を招くものだ。

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12/15(木) 20:20配信


メーガン妃


メーガン妃がまたも王室を批判している。英国王室が他のメンバーを守るために、イギリスメディアに彼女のマイナスイメージになる話を提供して、批判を煽ったというのだ。


2022年12月14日、Netflixのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』予告編の中で最も衝撃的とも言える第3弾が公開された。 

その中でメーガン妃と彼女の弁護士、親友が、「王室は他のメンバーが攻撃されないよう、盾としてメーガン妃を使ったのだ」と主張。 

ヘンリー王子とメーガン妃の弁護士ジェニー・アフィアは、「まさにメーガンに対する戦争が仕掛けられたのです。他の王室メンバーの意図に合うよう、反ヘンリー&メーガンの指示があった証拠を私は見ています」

 「メグ(メーガン妃)は王室の身代わりにされたのです。王室は真実か嘘かにかかわらず、彼女についてのストーリーをメディアに提供して、王室内部のあまり好ましくないストーリーが報道されないようにしたわけです」とメーガン妃の友人ルーシー・フレーザー。 

ヘンリー王子は予告編第2弾で、王室が彼とメーガン妃よりウィリアム王子とキャサリン妃を守るために喜んで嘘をついたと非難している。 

「王室メンバーの誰かの噂が少しでも出てくると、彼らは『その話を揉み消さないと』となるんです。でも、ウェブサイトのページはお金になります。新聞の第一面もお金になります。 

そこを、誰か王室の人の記事で埋めないといけないわけです」とメーガン妃は予告編で述べている。 

さらに友人ルーシーは、メーガン妃と父トーマス・マークルの関係が壊れたというマイナスイメージの記事が大量に出たことが最後の一撃となり、2020年、夫ヘンリー王子とともに王室を離れる決意をしたと加えている。

 『ハリー&メーガン』ボリューム2は本日12月15日から配信開始。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com

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12/15(木) 16:00配信


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サセックス公爵夫妻に関するネットフリックスの新たなドキュメンタリーシリーズ『ハリー&メーガン』が、先日から新たに配信されている。 

このシリーズに関してコメントをしないと決めた英王室の決断は、組織の危機的状態に対応する最高経営責任者(CEO)やその部下が考えなければならない問い(危機的状況について何かコメントすべきか、またその場合はいつ、どのようにコメントすればよいか)に注目を集めるものだ。

 ■沈黙を守るリスク

 英王室の直近の広報戦略がビジネスの世界でうまく行くとは思えない。ビジネス界では、企業や組織はさらに大きな責任を問われ、より厳重に監視され、その言動(あるいは沈黙を守ることや何も行動しないこと)に対してより大きなリスクや結果を負うことになる。 

危機報道に関する一つの考え方として、沈黙は他者からの疑いを暗に認めている、あるいはそれに賛成していると解釈されるというものがある。会社が反論を遅らせれば遅らせるほど、疑いは世間一般の通念となる可能性が高まり、その後否定することはさらに難しくなる。 

企業が危機に対し沈黙を守ることにすれば、世間や消費者、投資家から非難の声が巻き起こり、危機は長引くか悪化する可能性がある。

 例えばアディダスは、「イェ」と改名したラッパーのカニエ・ウェストの人種差別的かつ反ユダヤ的なコメントからすぐに距離を取らなかったことで批判された。同社は最終的にカニエを非難し、カニエとの提携を打ち切ることを発表している。

 ■英王室の異なるアプローチ

 サセックス公爵夫妻のドキュメンタリーに関する英王室の沈黙は、他の危機的状況に対する対応と異なっている。 

ニュースサイト「ニューズウィーク」は先月、慈善団体の創設者がバッキンガム宮殿で、ウィリアム王子の名付け親である女性との「失礼な」会話で自身の出自について何度も質問されたとソーシャルメディアへの投稿で明かしたことを報じた。 

「英王室は、こうしたコメントが『許されないもの』で、(この発言を行なったレディ・スーザン・)ハッシーが『自身の名誉上の役割から即座に退いた』ことを発表した」と同サイトは報じている。 

また英紙ガーディアンは、故エリザベス女王が2021年に、「サセックス公爵夫妻による人種差別の告発という破壊的な訴えから一線を引こうと、この問題は王室で『プライベートに』対応すると述べた」と報じている。 

同紙は「女王は、人種差別の疑いに対する『懸念』と、公務に就く王室メンバーとしての生活を夫妻が実際にどれほど困難に感じていたかを知ったことによる悲しみを表明した。ただ女王は、一部の出来事に関する記憶は異なっていると述べた」と記している。

危機管理と広報活動の専門家の分析は?

危機管理と広報活動の専門家に対する非公式調査では、サセックス公爵夫妻の話題のネットフリックスシリーズで新たに言及された、あるいは繰り返された主張に対する英王室の危機コミュニケーション戦略について意見の一致は見られなかった。

 南カリフォルニア大学(USC)アネンバーグ・コミュニケーション・ジャーナリズム学部の非常勤講師で、危機コミュニケーション専門家のデーブ・クワストは電子メールを通し「英王室はサセックス公爵夫妻からの批判の内容にコメントしないことにより、人種問題に関する王室の長年にわたる厄介な歴史を王室が理解していることを英国民や世界の人にさらに明確化する機会を逃した」と述べている。 

クワストは「現代の問題に関する王室の発表はいつも慎重なもので、そうあるべきだ。しかし、メーガン妃とヘンリー王子が強調した問題の一部に対し前向きな対応が実際に取られているのであれば、今回はそれを発表するまたとないチャンスだろう」と語った。 

一方、ジョン・グッドマンPR(John Goodman PR)のジョン・グッドマンCEOは電子メールで「英王室はドキュメンタリーに対して『ノーコメント』の姿勢を取ったようで、これがおそらく正しい反応だ」と述べた。

 グッドマンは「王室からのコメントはどのようなものでも状況を悪化させ、このドキュメンタリーや、ヘンリー王子とメーガン妃の王室に対する批判にさらなる関心を集めてしまうだけだろう。 

こうした批判が真実かどうかは分からないが、チャールズ国王とウィリアム皇太子にとっては批判への対応よりも王室や王位を守ることの方が重要だ」と語っている。 

タンパ大学のカーズ・ハズレット非常勤教授(コミュニケーション学)は電子メールで「ヘンリー王子とサセックス公爵夫人メーガン妃という煮えたぎる大釜と英王室の衝突は、『誰が、どちらが何を言った』の長期的な応酬になるだろう」と述べた。 

ハズレットは「英王室は直接的な衝突を避け、勝者のない闘いになりかねないものを引きずり出さないことで、慎重な道を選んだ。『不当に扱われたと感じていることを申し訳なく思います』という旨の発表は、自らに責任がある可能性を示唆することなく英王室の人間的な側面を示すものだ」と説明している。

「反応しないことが最善の場合も」


広報戦略家で、PR代理店ウィルシャー・メディア(Wilshire Media)のオーナーであるイレーン・カポジンズは、電子メールで「王室の反応は驚きではない。バッキンガム宮殿と英王室は、広報活動に関する問題では沈黙を守ってきた歴史がある。

 公式な反応があれば、それは王室側の懸念が高まっていることを示すため、そちらの方が報道の価値がある」と述べた。

 カポジンズは「英王室の反応は、反応しないことが最善の場合もあるということを実に明確に示している。私たちが暮らす世界では、繊細な状況に対する公の場での反応が問題をあおり、市民の間の議論を長引かせることが多い」とコメントした。

 カポジンズはさらに「沈黙が肯定的に捉えられ(…)『王道だ』と考えられ得るケースもある。私たちは、危機的状況で慌てて反応するリーダーを見ることが多い。こうした発表が裏目に出て、ただ沈黙を守っていた場合よりも急激に状況を悪化させた例は多くある。英王室の反応は、自制に関する教訓と見ることができる」と結論づけた。

 ■シリーズ後編では大きな暴露が? 

米CNNテレビは「同シリーズはまだ(前編が配信された時点では)大きな秘密を暴露したり爆弾を落としたりしていない」と述べている。 

ネットフリックスの同シリーズについてコメントをしないことにした王室の決断が、15日(本日)に予定されている後編の配信後も続くかどうかは現時点では未定だ。

Edward Segal

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最終更新:12/15(木) 16:00Forbes JAPAN











メーガン妃が衝撃告白 他の王室メンバーを守るため「英王室からスケープゴートにされた」

2022年12月17日 | 国際社会
12/16(金) 19:00配信


 メーガン妃(左)とヘンリー王子


 メーガン妃が、他の王室メンバーを守るために英王室が自身の話を吹聴したと批判している。15日に配信開始となるネットフリックスのドキュシリーズ「ハリー&メーガン」の後半エピソードのティーザー動画でメーガン妃は、英王室からスケープゴートにされたと衝撃の告白をしている。


ツイッターに公開されたその動画で、ロンドンの法律事務所シリングスのパートナー弁護士、ジェニー・アフィア氏はこう話す。「メーガンに向けられたリアルな敵意といったものがありました。ほかの人の意図に沿うよう、ヘンリーとメーガンに対するネガティブなブリーフィングが英王室からあった確かな証拠を私は見ています」  

一方メーガンの長年のイギリス人の友人ルーシー・フレイザー氏はこう続ける。「メグは英王室のスケープゴートとなったのです。彼らが彼女についての情報をそれが真実か否かに関わらず流していました。他の好ましくない話題が公になるのを避けるためにです」  

そしてメーガンはこう明かしていた。「ただその状況を目の当たりにしていました。家族の誰かのことが話題に上った瞬間、『これを消し去りましょう』という感じです」「しかしウェブサイトや新聞の一面には建物の写真が入っていて、英王室の誰かについての話を掲載する必要があったのです」  

そしてアフィア氏は最後の切り札に英王室は父トーマス・マークルとメーガンの関係の崩壊を話題にしたことを明かしている。「父親との関係の崩壊についてのネガティブな記事の集中砲火はメーガンに関する否定的で最低なキャンペーンの締めとなりました」  

他にも12日に公開されたティーザー動画ではヘンリー王子は、「私の兄を守るために彼らは平気で嘘をついた。私たちを守るための真実を決して言うつもりはなかった」と話し、メーガン妃は「私はオオカミのもとに放り投げられたのではありません。オオカミのエサにされたのです」と続けていた。

 (BANG Media International/よろず~ニュース)
よろず~ニュース


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最終更新:12/16(金) 19:00よろず~ニュース 












嫉妬とうそと陰口――「ハリー&メーガン」後編公開、英王室を辛辣批判
2022.12.16 Fri posted at 12:28 JST


ロンドン(CNN) 英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃が真相を語るドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が、ネットフリックスで公開された。

番組は2018年、ウィンザー城で2人が結婚式を挙げた当時にさかのぼる。2人が回想するのは懐かしい記憶。当時のチャールズ皇太子は挙式を前に音楽のアレンジを手伝い、当日はメーガン妃をエスコートしてバージンロードを歩いた。メーガン妃はチャールズ皇太子を「とてもチャーミング」と形容している。

ドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が公開 /From Netflix
ヘンリー王子のケーキカット、感極まる乾杯、エルトン・ジョンのセレナーデに耳を傾ける招待客――そんな未公開映像が盛り込まれた至福の場面は間もなく暗転する。

ヘンリー王子とメーガン妃は、自分たちの人気上昇を家族がねたむようになったと非難。自分たちに関する中傷記事は、ほかの王室メンバーに関する否定的な報道から目をそらす目的で仕込まれたものだったと訴えた。

ヘンリー王子が描き出す王室は、職員が不審や疑念に駆られて2人の境遇にも同情を示さない、冷たく閉ざされた環境だった。

「結婚して入って来る人が、『脇役』のはずなのにスポットライトを浴びたり、そのために生まれてきた人よりもうまくやったりすれば、人々は気分を害する。それがバランスを変化させた」(ヘンリー王子)




ドキュメンタリー番組は王室の外で人生を築く夫婦を伝えている/Courtesy of Prince Harry and Meghan, The Duke and Duchess of Sussex

続くメディアの攻撃や、王室がそれを止めようとしなかったことで2人は不信感を強め、王室がメーガン妃を追い込む目的でメディアに情報を提供しているのではないかと思うようになる。

昨年のインタビューで自殺を考えたことがあると打ち明けたメーガン妃は、「私がここにいなければ全ては止まる。それは最も恐ろしい考えだった。あまりにはっきりした考えだった」と振り返った。ヘンリー王子は、メディアに侵害され続けたことが決定的なストレスとなり、メーガン妃の20年の流産につながったと訴えた。

前回と違って今回は、特定の王室メンバーがやり玉に挙げられた。ヘンリー王子によると、2人の長期的な将来について話し合ったサンドリンガムの話し合いの場で、兄のウィリアム王子が怒りを爆発させた。

「兄から怒鳴り散らされるのは恐ろしかった。父は単純に真実でないことを言い、祖母は静かに座ってその全てを受け止めていた」。ヘンリー王子は当時のウィリアム王子とチャールズ皇太子、エリザベス女王との会話についてそう回想している。

「しかし私の家族から見れば、特に女王から見れば、物事には流儀がある。そして女王の究極の使命、目標、責任は、この(王室という)制度にある。女王は自分が与えられた助言に従う」。ヘンリー王子はそう語り、最も悲しかったのは「私自身と兄の間に打ち込まれたくさび」だったと告白した。





話し合いの場で兄のウィリアム王子が叫んだことも告白した/Daniel Leavl-Olivas/Pool/Getty Images

さらに、「その一部は私にもある。それは兄が受け継いだものであり、この制度の持続性と継続性が自分の責任の一部だということは、既にある程度、兄の中に刻み込まれていた」と言い添えた。

番組の後半は、ヘンリー王子夫妻側の視点で王室離脱の経緯を検証している。ただ、ヘンリー王子とメーガン妃の目的は王室を追い落とすことではない。

自分たちの真実を語り、タブロイド紙による自分たちの描かれ方に反論することだった。その一部の発言が家族に否定的な影響を与えたのは、声を上げたことに伴う不幸な副産物だった。

たとえ父や兄との関係が代償になったとしても、「これは闘うに値する闘いだったとずっと感じていた」とヘンリー王子は言う。

「真に責任を認めてもらえたり、心から謝罪してもらえることは決してないだろうという事実を、私は受け入れなければならなかった」。番組の終盤、ヘンリー王子はそう語り、「私と妻は先へ進み、これからのことに集中する」と前を向いた。

王室にいた当時の問題やプレッシャーは、究極的にはメディアに責任があるとヘンリー王子夫妻は指摘する。それでも王室が激しい報道を抑え、メディアに反論して、王室という制度よりも家族を優先することはできたはずだというのが夫妻の考え方だ。

CNNの取材に対し、英王室は15日、ノーコメントだった。













セレブ&ゴシップ
公開日:2022/12/16 15:00


英王室ウィリアム皇太子&キャサリン妃、『ハリー&メーガン』は視聴せず(C)AFLO、(C)Zeta Image
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 ヘンリー王子とメーガン妃の知られざる物語が綴られるNetflixのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』。15日に後半が公開され、ついに全貌が明らかになったが、兄のウィリアム皇太子と妻キャサリン妃は、これを観ていないそうだ。


 Page Sixによると、「ウィリアム皇太子とキャサリン妃の側近は、ドキュメンタリーについて報告しているでしょうが、夫妻が自宅のコテージでポップコーン片手に観たとは思えません」と情報筋が明かしているそうだ。

 本作は、ドキュメンタリー映画『ニーナ・シモン 魂の歌』や『海洋探検家クストーの遺産』を手掛けたリズ・ガルバスがメガホンをとり制作された夫妻のドキュメンタリーシリーズ。15日にはついに後半(3話分)が配信されたが、この中で、ヘンリー王子夫妻とウィリアム皇太子夫妻とのこじれた関係についても語られた。

 ヘンリー王子は、兄を守るために平気でウソをつくが、彼とメーガン妃のためには真実を語ろうとしないと、王室を批判。また、兄弟間で交わしていた、お互いにネガティブな情報はリークしないという協定を兄が破ったとコメント。

また、王室離脱の際に行われた会合では、エリザベス女王やチャールズ国王(当時皇太子)の前でウィリアム皇太子に怒鳴られたと明かし、「最も悲しいのは、僕と兄の間に溝が出来てしまったこと」と述べている。













2022-12-16


Netflixのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で、ヘンリー王子が兄ウィリアム皇太子から届いたメールを見て動揺する場面があった。(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子のもとにウィリアム皇太子からメールが届く

 ヘンリー王子とメーガン妃が王室離脱後、初めて騒動について語ったことで大きな話題になった大物司会者のオプラ・ウィンフリーとの特別番組『Oprah with Meghan and Harry(原題)』。“暴露インタビュー”と批判されたこの番組の放送後に、ウィリアム皇太子がヘンリー王子にメールを送っていたことがNetflixのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で明かされた。

 『ハリー&メーガン』のエピソード6のワンシーン。インタビューの放送後、俳優や映画監督として活動する友人のタイラー・ペリーとテレビ電話をしたメーガン妃は、タイラーから王室が声明を出したことを知らされると、それを読み上げた。

 ロイヤルファミリーを代表してエリザベス女王名義で出された声明には、「ハリー(ヘンリー王子)とメーガンにとって、過去数年間がどれだけ試練に満ちたものだったかということを知り、ロイヤルファミリー全員が悲しんでいます。

(インタビューで)取り上げられた問題の数々、とくに人種に関しては憂慮すべき問題です。いくつかの問題に関しては記憶が異なるかもしれませんが、いずれも真摯に受け止め、家族間で私的に対処します。ハリー、メーガン、アーチーはこれからも愛すべき家族の一員です」と綴られていた。

 時を同じくして、ヘンリー王子のもとに兄のウィリアム皇太子からメールが。ヘンリー王子からスマホの画面を見せられたメーガン妃は「ワオ(Wow)」とだけ返し、それ以上は何も言わなかった。

「どうしたらいいんだろう」と動揺するヘンリー王子に、メーガン妃は「ちょっとひと息つこう。新鮮な空気を吸ってから決めよう」と言うと、王子を抱きしめた。

 なお、ウィリアム皇太子からのメールの内容は明かされていないが、ヘンリー王子とメーガン妃のリアクションから察するに、夫妻にとってあまり良い内容ではなかった可能性が高い。

ヘンリー王子夫妻がインタビューを引き受けた理由

 なお、『ハリー&メーガン』では夫妻がインタビューを引き受けた経緯についても触れている。メーガン妃は、「あのインタビューは、記録を正すというよりも、他の人たちが埋めた空欄を自分たちで埋め直すためのものでした」、「私たちが何を作り、どんな新しい道を切り開こうとするにしても、ある程度、明確でなければできません」と説明。

 また、インタビューのオファーを受けてから、実際に行われるまでに1年ほどかかったそうで、メーガン妃は「オプラはもともと、私たちがケンジントン宮殿にいたときに、コミュニケーション・ディレクターを通じて私たちにコンタクトを取ってきたんです。ワクワクしたことを覚えています。

オプラと話をするタイミング(日程)は何度も変わりました」と言うと、「王室との距離が離れるにつれて、組織における私たちの役割は縮小されていきました。そして、ここ(アメリカ)に来てからはさらに空白の時間が増えて、人々は私たちが去った理由を純粋に理解できなくなっていました」と、自分たちの言葉で事情を説明するという意味でもあのインタビューは必要であったと強調した。(フロントロウ編集部)

2022-12-16















ドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が公開

嫉妬とうそと陰口――「ハリー&メーガン」後編公開、英王室を辛辣批判
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20221216-35197508-cnn-int

ロンドン(CNN) 英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃が真相を語るドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が、ネットフリックスで公開された。

番組は2018年、ウィンザー城で2人が結婚式を挙げた当時にさかのぼる。2人が回想するのは懐かしい記憶。当時のチャールズ皇太子は挙式を前に音楽のアレンジを手伝い、当日はメーガン妃をエスコートしてバージンロードを歩いた。メーガン妃はチャールズ皇太子を「とてもチャーミング」と形容している。

ヘンリー王子のケーキカット、感極まる乾杯、エルトン・ジョンのセレナーデに耳を傾ける招待客――そんな未公開映像が盛り込まれた至福の場面は間もなく暗転する。ヘンリー王子とメーガン妃は、自分たちの人気上昇を家族がねたむようになったと非難。自分たちに関する中傷記事は、ほかの王室メンバーに関する否定的な報道から目をそらす目的で仕込まれたものだったと訴えた。

ヘンリー王子が描き出す王室は、職員が不審や疑念に駆られて2人の境遇にも同情を示さない、冷たく閉ざされた環境だった。

「結婚して入って来る人が、『脇役』のはずなのにスポットライトを浴びたり、そのために生まれてきた人よりもうまくやったりすれば、人々は気分を害する。それがバランスを変化させた」(ヘンリー王子)

続くメディアの攻撃や、王室がそれを止めようとしなかったことで2人は不信感を強め、王室がメーガン妃を追い込む目的でメディアに情報を提供しているのではないかと思うようになる。

昨年のインタビューで自殺を考えたことがあると打ち明けたメーガン妃は、「私がここにいなければ全ては止まる。それは最も恐ろしい考えだった。あまりにはっきりした考えだった」と振り返った。ヘンリー王子は、メディアに侵害され続けたことが決定的なストレスとなり、メーガン妃の20年の流産につながったと訴えた。

前回と違って今回は、特定の王室メンバーがやり玉に挙げられた。ヘンリー王子によると、2人の長期的な将来について話し合ったサンドリンガムの話し合いの場で、兄のウィリアム王子が怒りを爆発させた。

「兄から怒鳴り散らされるのは恐ろしかった。父は単純に真実でないことを言い、祖母は静かに座ってその全てを受け止めていた」。ヘンリー王子は当時のウィリアム王子とチャールズ皇太子、エリザベス女王との会話についてそう回想している。

「しかし私の家族から見れば、特に女王から見れば、物事には流儀がある。そして女王の究極の使命、目標、責任は、この(王室という)制度にある。女王は自分が与えられた助言に従う」。ヘンリー王子はそう語り、最も悲しかったのは「私自身と兄の間に打ち込まれたくさび」だったと告白した。

さらに、「その一部は私にもある。それは兄が受け継いだものであり、この制度の持続性と継続性が自分の責任の一部だということは、既にある程度、兄の中に刻み込まれていた」と言い添えた。

番組の後半は、ヘンリー王子夫妻側の視点で王室離脱の経緯を検証している。ただ、ヘンリー王子とメーガン妃の目的は王室を追い落とすことではない。自分たちの真実を語り、タブロイド紙による自分たちの描かれ方に反論することだった。その一部の発言が家族に否定的な影響を与えたのは、声を上げたことに伴う不幸な副産物だった。

たとえ父や兄との関係が代償になったとしても、「これは闘うに値する闘いだったとずっと感じていた」とヘンリー王子は言う。

「真に責任を認めてもらえたり、心から謝罪してもらえることは決してないだろうという事実を、私は受け入れなければならなかった」。番組の終盤、ヘンリー王子はそう語り、「私と妻は先へ進み、これからのことに集中する」と前を向いた。

王室にいた当時の問題やプレッシャーは、究極的にはメディアに責任があるとヘンリー王子夫妻は指摘する。それでも王室が激しい報道を抑え、メディアに反論して、王室という制度よりも家族を優先することはできたはずだというのが夫妻の考え方だ。

CNNの取材に対し、英王室は15日、ノーコメントだった。













2022年12月16日(金)19:20


 ネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」(全6話)の後編3話が15日に公開され、英名物司会者でジャーナリストのピアーズ・モーガンがヘンリー王子とメーガン妃に対して「2人の惨敗。愛されない敗者に終わるだろう」と酷評した。英紙エクスプレスが報じた。

 メーガン妃の天敵として知られるモーガンは、暴露ラッシュとなった後編3話を見た上で、何を話すべきか熟考したが「何もほめ言葉が見つからなかった」と、まるで批評に値しないと言いたいばかりに語った。

さらにはオーストラリアの「スカイニュース」に対して「私の本当の怒りは、ヘンリー王子の、家族と彼の母国に対する裏切りです。(後編では)それが明らかにされてしまった」と語り徹底的に番組をコキ下した。

 さらにはヘンリー王子について「かつて勇気と名誉をもって奉仕することを誇りに思っていた特権的な存在は、どうして女王と軍隊の両方にとってこれほど冷酷な裏切り者になることができたのでしょうか」と疑問を呈した。

 最終話で結婚式のスピーチを読んだメーガン妃が「何よりも愛が勝つ」と語ったことについても「結局、メーガンとハリーは負けるでしょう。商業的利益のために家族を無情に捨てる人々は、まず間違いなく、誰にも愛されない敗者になってしまうものです」と冷酷に語った。

配信前には大きな話題を呼んだ後編3話だが、予想されていたこととはいえ、子供をさとすような批判ばかりが目立つ結果となってしまった。













By Mashup Reporter 編集部 -2022-12-16

メーガン妃は、15日に新たに公開されたNetflixのドキュメンタリーの後半で、メディアでの報じられ方を批判した。

2019年2月、長男のアーチー君をみごもっていたメーガン妃は、米国で友人らが企画したベビーシャワーに参加するため、英国からニューヨークを訪問した。マンハッタンの「ザ・マーク・ホテル」で行われた出産前パーティには、友人のセリーナ・ウィリアムズ、アマル・クルーニー、テレビ司会者のゲイル・キングなど約15人が祝福に訪れた。

この時、パーティにかかった費用は30万ドルから50万ドルと報じられ、「派手すぎる」「浪費した」など批判的な報道が流れた。

メーガン妃は番組で、報道は「本当に誤っている」と主張。友人は「サプライズで素晴らしいベビーシャワーを開いてくれた」「私や子供に愛を注ぎ、これを乗り越えることができる。みんなで一緒に乗り切りたい」と願っていたと話し、パーティの費用は「自立した、強くて、成功した女性たちが、自分自身で使い道を考えたお金で、税金などではない」「なぜこのような素晴らしい瞬間を台無しにするのか」と不満を露わにした。

番組では、参加ゲストの記念写真や、ブーケ作り、ドットのワンピースを着たメーガン妃のお腹に手を当てる未公開写真が紹介された。

1泊1,000万円のホテル

PageSixの当時の報道では、メーガン妃が宿泊したのは1泊75,000ドル(現在のレートでは1,000万円)のスイートルーム。ホテル内にレストランを持つセレブシェフ、ジャン・ジョルジュ・ヴァンゲリスティン氏による料理が振る舞われた。

英国と米国間のプライベートジェットの往復費用(20万ドル)は、アマルの夫で俳優のジョージ・クルーニーが手配した伝えられている。

パーティを企画したのは、セレブの結婚式などを手がけるイベンターJennifer Zabinski Events。同社は「フラワー界」のバンクシーことルイス・ミラー氏のフラワーアレンジメント講座が開催されたと、当日の様子を雑誌に紹介したほか、ミラー氏もSNSに写真を投稿し、自身のPRに利用するなど、コマーシャル的な要素を含むパーティだった。

ホテル前にはパパラッチが待ち構え、正面から堂々と出入りするメーガン妃の姿や、レストランに出かける様子も捉えられた。

同サイトによると、王室側は当初、メーガン妃のニューヨーク旅行について「プライベート」だとし、「自費で賄われ、こじんまりとした集まり」と説明していたが、現地では公のイベントとなっていることに「眉をひそめた」という。

王室専門家は「彼女は王室のメンバーではなく、自分をセレブだと勘違いしている」と非難する声が上がっていた。














By Mashup Reporter 編集部 -2022-12-13


トランプ陣営の元上級顧問ジェイソン・ミラー氏は英紙エクスプレスの取材に、メーガン妃のNetflixの番組は「大惨事」と批評したほか、2024年大統領選出馬の可能性などについて語った。

ソーシャルメディアGETTRのオーナーを務めるミラー氏は、ヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリーに関して「リアルタイムで起きている大惨事で、皆見ずにはいられない」としたうえで、「王室の誰かとハリウッドのC級女優が一緒になって、君主制を侮辱しているのは、拝金主義やナルシズム、現代社会の悲しい反映を見ているようなものだ」と独自の洞察を示した。

メーガン妃は「英国だけでなく、米国にとっても多大な恥だ」と主張。彼女は「ウォーキズム(社会や政治的不平等に敏感な人々のふるまい)に次ぐ、粗悪な米国の輸出品だといえる」とこき下ろした。

その一方で、メーガン妃に関する米国の報道は「英国より明らかに良い」とも指摘。

夫妻が住むカリフォルニア州について「彼女が売りたいものが支持されるクレイジーな場所」であり、「彼女のブランドでもある自己陶酔、ナルシズム、リベラリズムが幅広く受け入れられている全米いちリベラルな州に、住まいを構えたのも偶然ではない」と主張。

「政治的野心を抱いていたとしても驚かない」と述べたほか、米国での報じられ方を見れば「それも、なきにしもあらずだ」と政界進出もありとの見方を示した。

2024年の大統領選に関して、民主党は共和党に比べて、候補者が明らかに不足していると指摘。インフレが高止まりする中、現職のバイデン大統領には、これ以上のパフォーマンスは望めない上、カマラ・ハリス副大統領やピート・ブティジェッジ運輸長官は、共に水準に達していないと語った。

なお先週、USA Todayのサフォーク大学が実施した最新の世論調査では、有権者の67%がバイデン大統領の再出馬を望んでいないと回答した。(ちなみにトランプ氏は69%だった)

ミラー氏はメーガン妃とともに、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム知事なども「ワイルドカード候補になる可能性がある」との分析を示した。













By Mashup Reporter 編集部 -2022-12-08


8日に配信がスタートしたヘンリー王子とメーガン妃の待望のドキュメンタリー番組「Harry and Meghan」を巡って、メディアでは「カーダシアン家以下」「行き詰まってる」など辛口な意見が飛び出した。

番組は全部で6エピソードからなり、この日は2人の出会いから結婚に至るまでの3話が公開された。前半は、英国メディアの体質や報道に対する批判が中心だった。

メーガン妃に批判的なことで知られる英大物司会者ピアース・モーガン氏はツイートで「なんてことだ、本当につまらない!」「カーダシアン家のお騒がせセレブライフより悪い」と酷評した。

ザ・サンに寄稿したレビューでは、夫妻は「信じられないほど裕福で、特権がある」にも関わらず、「世界最大の犠牲者面」をしていると指摘。「恐るべき尊大なナルシスト」と攻撃した。


王室の伝記作家アンジェラ・レビン氏は「やれやれ、3時間もヘンリーとメーガンが自らプライバシーを漏洩するのを見ていた」と呆れた様子でコメントした。

GBニュースの司会者ダン・ウートン氏は「プライバシーに気を配って欲しいと主張するカップルは、30分も経たないうちに”プライベート”なテキストメッセージや、デートのプライベート写真、プライベートビデオ、プライベートな日記と子供を世界に公開した」とツイート。さらに「”プライベート”な母親のドリアまで、リアリティショーに出演している」と揶揄した。

ガーディアンのルーシー・マンガン氏は「気分が悪くなり、朝食を吐きそうになった」と題したコラムで、「皆が既に知っている話が、そう話すであろうと予期する方法で当事者から語られた」と内容に目新しさがないと評した。

Varietyのダニエル・ダダリオ氏は、「ザ・クラウン」の恐ろしく退屈な新シーズン同様、夫妻の物語は「行き詰まっている感」があり、知らない話を発見することができないという「欲望の欠如」を引き起こしていると指摘。

今後公開されるエピソードが「交際や結婚、家族との確執の物語を超えた内容」であることを望むと述べた。

なお、夫妻がネトフリと契約を交わしたのは2020年。契約金は1億ドル以上とも伝えられている。














イタすぎるセレブ達 2022.12.16 11:30 NEW!
writer : tinsight-ikumi



兄ウィリアム皇太子に攻撃を仕向けたヘンリー王子(画像は『Netflix US 2022年12月14日付Instagram「Harry & Meghan.」』のスクリーンショット)


Netflixがヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』のパート2(後半3エピソード)を15日に配信開始した。

番組では、ヘンリー王子が2020年に高位王族からの引退を表明後、サンドリンガム会談が開かれた時のことを回想している。

王子は会議中にウィリアム王子(当時)から「怒鳴られて、とても恐ろしい思いをした」と暴露し、激しく非難したのだ。

ヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』のエピソード5では、夫妻が2020年に高位王族からの引退を希望後、英ノーフォーク州のサンドリンガムでエリザベス女王が開いた家族会議を回想するシーンがある。

同年1月13日に開いた“サンドリンガム・サミット”と呼ばれる会談は、ヘンリー王子が祖母エリザベス女王、父チャールズ皇太子(当時)と兄ウィリアム王子(当時)とともに、王族引退後の夫妻の将来について話し合うものだった。

番組で、王子は当時を振り返り「あの時、兄が僕に怒鳴って叫んだことや父が事実とは全く異なることを言ったこと、祖母が黙って座りすべてを受け入れたことは本当に恐ろしいことだった」と、自身の家族を激しく非難したのである。

当時のメーガン妃は息子アーチー君とカナダに滞在中で、事前に「電話で参加予定」と報じられていたが、当日の会談には参加しなかった。しかし妃は番組で、会談には招待されていなかったことを明かしたのだ。


妃は「そこでの会話を想像してほしい。自分達の将来へのリスクが高い時に、テーブルを囲んで議論を交わすのよ。それなのに母であり、妻であり、多くの点でターゲットにされている自分がその席に招かれなかった」と不満を述べた。

するとヘンリー王子が、自身の親族が妃を会談から省こうと計画したのは「明白だった」と主張したのだ。

王子は会談で今後の生活について5つの選択肢を提案されたため、3つ目のオプションである「半分を英国で、残る半分を海外で生活する」を選んだと言い、「自分達の生活を持ちながら、女王をサポートして公務をしていくことにした」と話した。

サンドリンガム会談当日の午前に英メディアでは、ヘンリー王子夫妻が英国を離れたい理由のひとつとして「ウィリアム王子にいじめられたから」といった内容を報じた。

この直後にウィリアム王子(当時)とヘンリー王子が代理人を通じて異例の共同声明を発表し、「メンタルヘルスを取り巻く問題に深く関心を寄せる兄弟にとって、このような形で扇動的な言葉を使用することは不快であり、有害である可能性がある」とその内容を強く否定していた。

番組で王子はこの件について、「会談を終えて車に乗ると、僕と兄の連名による共同声明が公開されたと聞かされた。信じられなかった。そのような文書に名前を載せる許可など、誰からも求められなかったから」と語っている。

のちに王子はメーガン妃に電話をしてこのことを伝えると、妃は泣き崩れていたそうだ。

王子は「彼らは(記事が出て)4時間以内に、兄を守るために喜んで嘘をついた。だけどそれまでの3年間、彼らは僕達を守るために真実を語ることは、決してなかった」と王室を激しく批判した。

英メディア『Daily Mail Online』によると、バッキンガム宮殿とケンジントン宮殿はこの件に対するコメントを拒否しているという。

画像は『Netflix US 2022年12月14日付Instagram「Harry & Meghan.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)













イタすぎるセレブ達 2022.09.24 10:00
writer : tinsight-ikumi



ヘンリー王子、メーガン妃が来ることを拒否され激怒か(画像は『The Royal Family 2019年4月25日付Instagram「The Duchess of Cambridge, @kensingtonroyal, The Duke of Sussex, @sussexroyal, and The Duke of Gloucester have this afternoon attended a service at @westminsterabbeylondon to commemorate #ANZACDay.」』のスクリーンショット)



故エリザベス女王が亡くなった当日の夜、ヘンリー王子がチャールズ国王とウィリアム皇太子と夕食を共にすることを拒絶したという。王子はメーガン妃と女王の病床に来る予定だったが、国王が妃を連れてくることを拒否したため、単独でバルモラル城に到着していた。

現地時間8日、エリザベス女王が医師団の管理下に置かれたため、女王の直近の親族が急遽バルモラル城へと向かった。

当時スコットランドにいたチャールズ国王とアン王女はすぐさま女王の病床に駆け付け、ウィリアム王子とエドワード王子、アンドルー王子はロンドンから王立空軍機でスコットランドへと向かった。

ウィンザーのフロッグモア・コテージに滞在中だったヘンリー王子とメーガン妃は、他の王室メンバーとは別々に現地に向かうと発表された。

しかし30分も経たないうちに、ヘンリー王子がメーガン妃を残して1人で行くと報じられたのだ。

バッキンガム宮殿は午後6時30分に女王の崩御を発表したが、ヘンリー王子が到着したのは午後8時前で、祖母の最期を看取るのには間に合わなかった。

後日、ヘンリー王子が単独で行った理由は、チャールズ国王が王子に電話をして、「メーガンがバルモラルに来るのは正しくも適切でもない」と、彼女が女王の最期に立ち会うのを拒否したからだと報じられた。

そして英メディア『The Sun』は22日、バルモラル城に着いたヘンリー王子は、チャールズ国王とカミラ王妃、ウィリアム皇太子とともに、国王の邸宅バークホールでのディナーに招待されたが、王子はこの誘いを拒絶したと報じたのである。

王子はその代わりにバルモラル城で、アンドルー王子とエドワード王子&ソフィー妃夫妻と一緒に食事をしたという。

同メディアの情報筋は「ヘンリーはメーガンをバルモラルに連れて行こうとしたり、家族と口論をするなどして慌ただしくなり、飛行機に乗り遅れたのです」と言い、バルモラル城での様子についてこう明かした。

「チャールズは、ヘンリーが英国に来た時には、いつでも食事に参加するよう歓迎しています。しかしヘンリーは激怒し、父や兄とディナーを共にすることを拒んだのです。」

そして「これは、ひどい侮辱です。さらに翌日ヘンリーは、ロンドン行きの最初の民間便に乗るため、朝一番でバルモラルを後にしたんですから」と加えた。

女王が亡くなった翌日9日朝には、ヘンリー王子が他の王室メンバーを残して、バルモラル城を早々と去る姿が目撃された。この後王子はアバディーン空港に行き、英国航空機でヒースロー空港へと向かった。

11日には、ヘンリー王子夫妻とウィリアム皇太子夫妻が、ウィンザー城の周囲に集まった群衆の前に4人で並んで登場し、「ファブ4の復活!」と王室ファンを歓喜させていた。

ヘンリー王子夫妻は女王の国葬の翌日20日にロンドンを発ち、2人の子供達が待つロサンゼルスに戻った。

画像は『The Royal Family 2019年4月25日付Instagram「The Duchess of Cambridge, @kensingtonroyal, The Duke of Sussex, @sussexroyal, and The Duke of Gloucester have this afternoon attended a service at @westminsterabbeylondon to commemorate #ANZACDay.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)


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