暑さのぶり返した昨日の事
河原を歩いていると、ちょっと大きめの甲虫がのこのこと歩いていた。
良く見るアオオサムシなのかなと思ったが
色合いと鞘翅の丸い点刻が気になった。
帰宅後に調べてみたところ、エゾカタビロオサムシだった。
エゾカタビロオサムシ
鞘翅の丸い点刻に特徴あり、オサムシには翅が退化して
飛行できないのが多いが本種は可能だという。
クサシギ
水辺で野鳥を待ってみたが暑さで早々に退却した。
見られたのは本種のみ。
暑さのぶり返した昨日の事
河原を歩いていると、ちょっと大きめの甲虫がのこのこと歩いていた。
良く見るアオオサムシなのかなと思ったが
色合いと鞘翅の丸い点刻が気になった。
帰宅後に調べてみたところ、エゾカタビロオサムシだった。
エゾカタビロオサムシ
鞘翅の丸い点刻に特徴あり、オサムシには翅が退化して
飛行できないのが多いが本種は可能だという。
クサシギ
水辺で野鳥を待ってみたが暑さで早々に退却した。
見られたのは本種のみ。
先週、奥山を歩いた際に思わぬアクシデント(ツマアカスズメバチの刺傷)
にあってしまったが、色々見ることはできた。
実物には会いたくないがクロスズメバチの巣を掘り起こそうと
奮闘したツキノワグマの痕跡や出始めたきのこ達、ニホンジカなど。
掘り起こされて剝き出しになったクロスズメバチの巣
山中深い場所で人力では、考えられないパワフルな掘方だ。
ニホンジカ
親にはぐれたのか?小鹿が一頭。
きのこも色々と顔を見せてくれた。
ヒメチシオタケ
倒木の上に列を作って出ていた。
ウスヒラタケ
気温の高い時期に見ることが多いきのこ
マスタケ
鱒の切り身に似た色合い。
マイタケ
完全に腐朽したミズナラから出ていた。
ヤマブシタケ
いくらか涼しくなった夕方、菜園に畝作りに行って
一休みしていたら、熟した柿に、チョウ2種が来ていた。
キタテハ
食草のカナムグラが菜園脇のいたるところで、繁茂しているので数が多い。
ヒカゲチョウ
こちらも食草のアズマネザサがはびこっており、見る機会が多い。
先週の事、涼しい所を歩こうと奥山をぶらぶら歩いていたら
スズメバチ類の巣が樹上にあった。
キイロスズメバチにしては、形が縦長で小さ目、巣上には
働きバチも見られなかった。
何かの理由で巣を放棄したのかと思い
木の枝で巣の有る幹を叩いたところ、中から見慣れない蜂が姿を見せた。
木に架かっていた巣
中からツマアカスズメバチ(働きバチ)が出てきた。
図鑑類では、体長20mmと記載されているがクロスズメバチ程度
と小さく感じた。
ツマアカスズメバチ
この直後、撮影中の私に向かって飛来し左腕を刺されてしまった。
急いで逃げたので、複数回刺されることはなかった。
攻撃性が高く、原産地(東南アジア)では死亡事故も多々あるという。
特定外来種に指定されていて、対馬に定着、
九州を経由して山口県まで分布を拡大していると東京都環境局の
HP危険な外来生物には載っている。
いつの間にか、関東の山まで来ていたのだ。
個人的に、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、モンスズメバチ
と刺されてきた。
今回、ツマアカに刺されたことでさらに記録を伸ばしてしまったのだ。
いやはやなんとも、いつまでこの暑さは続くのか?
自宅界隈を散策するのは熱中症のリスクがあるので
今日は横浜市の水源になっている清流道志川を散策してみた。
オナガサナエ♂
岩の上で縄張り占有中。
河原周りをぶらぶら歩いていくと、樹液の出ていそうなヤナギの木があった。
ノコギリクワガタの♂♀
他にカブトムシ♀、サトキマダラヒカゲも見られた。
砂地では、コニワハンミョウ、トノサマバッタ、イボバッタ
クルマバッタモドキ(写真)が見られたが
カワラバッタは見られず。
食事中のクルマバッタモドキ
土手近くに、増水後に出来た小池があったので
近くにいくと、横倒しになった苔むしたエノキからウスヒラタケが出ていた。
写真を撮っておこうと準備していたら、ヤブヤンマ♀が産卵しにやってきた。
複眼の青いヤブヤンマ♀
翅がかなりぼろぼろ状態だった。
山里の清流でも、まだ夏の虫達が頑張っていた。