前回、カトリヤンマ♀の産卵を見られた湧水池で
今日は♂のホバリングが見られないかなと期待して行ってみた。
座って2時間ほど待ってみたが残念ながら♂は現れず
♀が一回産卵に来たのみだった。
第一目標の方は×だったが水浴びに来る野鳥や河畔のヤナギに
出始めた晩秋のきのこヒラタケなどを観察することができた。
モズ♀
何かが気になるのか、かなり長い時間この枝で鳴いていた。
ヒラタケの大株
晩秋になると同じヤナギの腐朽部分から発生する。
前回、カトリヤンマ♀の産卵を見られた湧水池で
今日は♂のホバリングが見られないかなと期待して行ってみた。
座って2時間ほど待ってみたが残念ながら♂は現れず
♀が一回産卵に来たのみだった。
第一目標の方は×だったが水浴びに来る野鳥や河畔のヤナギに
出始めた晩秋のきのこヒラタケなどを観察することができた。
モズ♀
何かが気になるのか、かなり長い時間この枝で鳴いていた。
ヒラタケの大株
晩秋になると同じヤナギの腐朽部分から発生する。
キノコだったり虫だったりと、見たいものは色々あれど体は一つ。
今日はそろそろカトリヤンマの季節だったなと
思いついて湿地へ行ってみた。
ぼんやりしながら座って待っていると
13時過ぎになって♀が産卵に来始めた。
ホバリングしながら産卵場所を探る♀
朽木に産卵中の♀
時折、藪に入って休憩。
何年も前の話になるが夕方近くまでいた時に、10頭以上の♀
が産卵に集まったのが思い出された。
夏の高温続きが一段落して、ようやく秋らしくなったと
思いきや、今日は一転して30度にもなる夏日予報。
昨日歩いた奥山も、初秋に見られるきのこや晩秋に活発に
なる種がごっちゃに出ていた。
タヌキノチャブクロ
以前はホコリタケ科のきのこだったがDNA解析の結果
ハラタケ科に纏められたとのこと
因みに近縁のキツネノチャブクロは腐植から発生する。
和名の覚え方はタヌキは木に登るけど、キツネは木に登らないだ。
ベニテングタケとチャナメツムタケ
ゲームのスーパーマリオでお馴染みのベニテングタケと
チャナメツムタケが一緒に出ていた。
ベニテングは久しぶりに見られた。
幻覚症状を起こす毒性があるが毒抜きして食べる地方もあるとのこと。
チャナメツムタケはナメコに近縁の食用菌。
ナラタケの仲間(近縁で何種か有り)
キノコ採りの代表種で、ボリボリ、サモタシなど地方によって
色々なネーミングをされている。
ヌメリスギタケ
これもナメコの仲間(モエギタケ科)で優秀な食用菌。
クリタケ
これもナメコの仲間になるが、ぬめりは全くない。
ようやく出始めたところ。
巨大マイタケ3株
ミズナラの老木からビックリするような大株が出ていた。
9月中下旬に見ることが多いのだが、今年の気温推移で
かなりずれこんでいるのかもしれない。
ジョーカーというとトランプのババや
バットマンの仇敵で映画化されている人物を
思い起こすかもしれないが
散歩道のアワブキの葉上にもジョーカーを連想させる
おどろおどろしい顔立ちのスミナガシの幼虫がいるのだ。
今日は、そろそろ終齢幼虫になったろうと
期待して毎年観察しているアワブキを見に行ってみた。
スミナガシ終齢幼虫
見た瞬間、びっくりする顔立ちは天敵対策だ。
毎年、越冬蛹を見たいと思いつつ実現できていない。
近くの湿地では、サクラタデが満開だった。
花言葉は’愛くるしい’とのこと。
先月も思わぬ暑さで、標高高い奥山に行っても汗ばむほどだった。
10月入りして、いくらか気温も下がり、山道も快適に
歩けるようになってきた。
体力的に余裕が出ることで、注意深く観察しながら歩けるので大変よろしい。
流石に虫達に出会う事は少なくなってきたけれど、カラフルなきのこが
お出迎えしてくれた。
ヒメベニテングダケ
カンバ類に菌根を作る親玉格のベニテングダケには
あまり出会えないが秋のブナ林を歩くと本種に出会うことが多い。
チャワンタケの仲間
キンチャワンタケ(腐植性)かと思ったが腐朽材から出ていた。
チシオタケ(タケハリカビが付着)
線香花火みたいにタケハリカビが出ていた。
このカビはチシオタケで、目にする機会が多い。
群生するマスタケ
この日は、ミズナラの腐朽木から出ているのが多かった。
ベニナギナタタケ
こちらも林内の腐葉土上に多く発生していた。