森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

春の使者ナミハセイボウ

2024-04-10 15:17:12 | 

セイボウの仲間で、シーズン最初に現れるナミハセイボウ
会うのは春先の
楽しみの一つだ。
日中の気温が20度程度で、推移するようになってきたこの頃。
もうそろそろ現れているだろうと、私設観察コースの中で
本種が一番初めに現れる柱に行ってみた。

その柱に近づいていくと、光を浴びて宝石のように輝く小さいのが見えた。
大きな個体でも、1㎝程度で体型も細い。
ナミハセイボウは、今まで5か所の観察記録から(私版ですが・・)
カラーバリエーションが緑、青、濃紺の3タイプほどあるようだ。

今日、見られたのは下の2タイプ

ナミハセイボウ(緑タイプ)

青タイプ
これから暫くの間は、古屋敷、お堂、古寺通いが楽しめそうだ。

おっと、お賽銭は忘れずにね!

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キツネノマゴにルリモンハナバチ

2023-08-20 17:43:53 | 

昨年も20日過ぎに見ているので、そろそろオミナエシの花に
オオセイボウが吸蜜に来るころだなと里山の湿地に生えていたのを
思い出して行ってみた。
暑い中を我慢して待ってみたけれど、ここにはオオセイボウは現れず。
やはり実績のある場所へ出向いた方が良いようだ。
せっかく来たので何かいないかなと探していたら
ルリモンハナバチが飛んできた。

キツネノマゴで吸蜜するルリモンハナバチ
幸せを呼ぶ青い蜂とも言われており
出会えれば、あ・・いた!と
ほんの少し幸福感に浸れるのは確かなようだ。

咲き始めたナンバンギセル
予報ではまだもう暫くは暑い日が続くとのことだけれど
ちらほらと秋の花も咲き始めている。

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柱のクロバネセイボウと公園のクロアナバチ

2023-08-06 13:57:45 | 

カンカン照りの猛暑が連日のように続いていたけれど
今日は台風の影響が出始めて雲が広がり、時折雨も降る不安定な
天気になった。

明後日から立秋入りとなり、そろそろ古民家の蜂も見納めになる。
屋根があれば天気がくずれても、雨はしのげるねと行ってみた。

柱にとまるクロバネセイボウ
ルリジガバチの巣に入り込んだらしく翅にかなり損傷あり。

寄生相手が同じミドリセイボウ
ここで、クロバネと混生している。

近所の公園では、クロアナバチが巣作り中。
本種は寄生しに来る輩への対策として偽の穴を掘り
本命の巣穴は、離れる時に埋め戻すという。

 

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ルリジガバチとミドリセイボウの古民家便り

2023-07-07 20:38:23 | 

 もうそろそろ出始めているだろうと、この時期になると現れる
ヤマトルリジガバチとミドリセイボウを見に行ってみた。
この2種は微妙な関係で、寄主(ジガバチ)と寄生者(セイボウ)となる。
セイボウにとってジガバチは食事(蜘蛛)の準備はさることながら
自分の子供まで供与する育ての親ともなるのだ。

さて実績のある古屋に着いて建物周りを眺めていくと
ルリジガバチ、ミドリセイボウがいるのは確認できた。
ただ、どちらも忙しなく動く虫なので暑さの中を、観察&撮影するのは
かなりな忍耐を要するのだった。
用意しておいた冷たいノンアルコール飲料を、ぐびぐびと飲みながら
ひたすら待っていると、軒と柱にとまってくれた。

穴を穿つヤマトルリジガバチ

柱にとまるミドリセイボウ
ルリジガバチの動きを探っているのか、触角が動いている。

 

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