森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

里山散策

2023-11-15 16:51:59 | 生き物痕跡

ここのところ川辺にばかり行っていたので、気分を変えて
久しぶりに里山を歩いてみた。
季節の方が一気に冬に進んで、柿の木には葉も実も無くなっていた。
イラガの繭があるかなと探してみたところ2個を見つけられた。

両方ともにイラガセイボウの産卵痕が有りだった。
繭の先端部分に産卵痕
産卵中のイラガセイボウを見たいのだが、今年も実現せず。

同じ柿の木にあったモズのはやにえ(スズメガの幼虫?)

さらに何かないかなと、探していくとオオスズメバチ♀が
はやにえにされていた。

モズのはやにえ(オオスズメバチ♀)
まさか危険な♀を襲うことはないと思い、刺針の無い♂だろうと
思ったが、調べてみたところ触角12節、腹部6節だったので♀だった。
♂♀選んでから襲うことは無理だろうしね。

無花果には、この時期定番のキボシカミキリ

ジョウビタキ♂
ルリビタキは、まだ来ていないようだ。

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堰堤とワンド

2023-11-14 20:47:56 | 野鳥

朝方、急激に下がった気温で菜園に霜がおりていた。
季節の方は急に冬に進んでしまった。
一か所であまり動かずにじっとしていることが
多い鳥見は風邪をひかないように注意が必要だ。
さて、昨日今日とお気に入りの堰堤とワンドで
何が現れるかなと期待しながら待ってみた。

この堰堤で初見(個人的に)のカワアイサ


カラスに追われるオオタカ

ホバリング中のミサゴ

ワンドで珍しく近くに来たバン

急に飛んで来たハイタカ

 

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河畔林のヒラタケ

2023-11-07 19:03:05 | きのこ

昨年、定点観察していたワンドへ行っみたところ
川辺に出る途中の大きなヤナギにヒラタケが出ていた。
先日、街路樹から出ているのを見ているので
今が、発生のピークなのだろう。
枯れ枝のちょうど目線の位置だったので

しゃがみ込んで背景が綺麗に抜ける場所を選んで撮影してみた。
これだけ綺麗な株は、あまり見る機会がない。

川辺に出て座っていると、ハイタカ、ミサゴが飛んで来た。
ダイナミックなシーンを期待しているのだが、今回も何も起こらず。

旋回しながら現れたハイタカ

川上から飛んで来たミサゴ
川面に視線をなげていたけれど、狩りはせずに通過。

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堰堤散歩 11/5

2023-11-05 17:36:59 | 川辺

定点観察している堰堤で午前中一杯、張り込みを行った。
牛乳とアンパンじゃなく、コーヒーと柿を食べながら待っていると
タヌキ、オナガ、ダイサギ(戦い)、ホトトギス幼鳥と
色々な面々と出会うことができた。

藪からガサゴソとタヌキが出てきた。

『ゲーィ ゲーィ』と盛んに鳴くオナガ

窒息させようとしているのか!かなり激しく戦うダイサギ2羽

土手に戻る途中の河畔林にいたホトトギス幼鳥

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ヒラタケの季節

2023-11-03 20:48:59 | きのこ

早朝散歩(腰痛でジョギング不可)で、街道沿いを歩いていたら
街路樹(ベニバナトチノキ)から晩秋のきのこヒラタケが出ていた。
この街道のベニバナトチノキは、植穴が狭いせいなのか?
大きく成長することができず、枯れてしまうものが目立っている。
枯れていない木も衰弱して腐朽部分が多くあり、木材腐朽型の
キノコにとって
格好の住処となっている。

街路樹から出たヒラタケ

木材腐朽菌の繁殖方法は子実体(キノコ)で胞子を拡散して
弱った樹木に入り込む。
胞子は、一日中拡散しているのだが、明るい状態では目視できない。
目に見えるように撮影するには、夜間に逆光でライトをあてて行う。

胞子を拡散するヒラタケ
街中は想像以上に明るく、撮影は難しかった。

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