爆炎乳 Backyennew Blog

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マリコ再開

2008-01-11 23:47:31 | 2008冬新作 マリコ
チュー ヘイ チュー!
おっと、いけない。今回からはまたマリコの話。

ラジエーター(と勝手に思っている)パーツの製作。
ラジエーター本体。

これで、メインエンジンの冷却をするのでしょう。

本体に取り付けた所

吸気口側

排気側

お尻のパーツは、異例の3回作り直し…
本体の調整を結構したから、しわ寄せが来るのはしょうがない。
文字通り尻を持つ事に。

両端についているのは、牽引フック。
フォースのポリゴンでは、ただの出っ張りですが、意味不明です。
フロントバンパーにもそれらしき出っ張りがあるので、両方とも牽引フックとして解釈しちゃいました。
マリコだけは、バーチャロンの中で特別なデザインだなぁ。形状だけでなく、細部も。
ミリタリー要素が強くて、ボトムス寄りな感じ。

側面吸気口と百葉箱的パーツ

2007-12-16 14:52:07 | 2008冬新作 マリコ
側面の吸気口が出来ましたよ。

このパーツも外すことが出来まして

中は、ジェットエンジン(SF)

覗くとチラリと見えるわけです。
割と明るいメタリック色で塗り分けてやるとカッコイイかもしれませんね。

F15(イーグル)等の吸気口はみんなこのように四角くて斜めにカットされていますが、何か理由があるのでしょうか?
中は円筒のエンジンが入っているはずなのに…
なんて事をここを覗いていて思いました。

難航!難航!

2007-12-09 23:33:02 | 2008冬新作 マリコ
先ずは、第9代目のモリモリ君

先代は、志半ばで倒れてしまったため、今回は適切な処置を。
買ってきてフタを開けた後
フタの裏や、本体側のフタの入る溝に付いている溶剤等をアセトンで綺麗にふき取ってやりました。
そして今後は、もう付かないように水平に保って保存。
これで、どうだろう?

推進器を前から

防弾板と思われる部品があります。

そして、最近難航してやまないのが、こいつ。

結局図面で間違いが発見され、やり直し。
側面の開口部を開けなおしました。
ほんの少しの変更ですが、思った通りになりました。
何より、僕の心が落ち着きました。
ところで、ハイトゲージそろそろ欲しいな…。なんだこの作業風景。

形状が決まったので、その後はひたすら磨いています。

サフ→磨き→サフ…の繰り返し

目玉パーツの一つだから、ちょっと気合が入ります。

っと、やっているうちに他のパーツも進めていきます。
磨ききっても、また角度がおかしいところを発見して作り直しています。こんなに何度も解体したパーツは初めてです。まあ、大きいからしょうがないか。
並行している吸気口の百葉箱っぽいパーツ。

ここから大量の空気を吸い込んで底面へ排気する(んでしょう)
中がチラチラ見えますので…何かが。

別パーツの構成にします。
ヒンジを付けると、開閉できるようになったりしてねぇ。

マリコはこれで推進力を得る

2007-12-02 14:22:42 | 2008冬新作 マリコ
吸気口の面を切り出して

貼りまして

埋めまして

ジェットエンジンの吸気側には、弾や鳥なんかが入るといけないので防弾板が追加されます。

排気側

SF(嘘科学)です。
ノズル形状は7角形でも、内側ではやっぱり加速器(もしくは圧縮機)のファン等があると思われるので、丸いパーツが覗いた方がかっこいいかな~?
と思いまして…。


あれ?火星で使うって事は、×ジェット→○ロケットエンジンか?
まあ、どうでも良いか。SFだし!!
これが2基並んだ後ろからのビジュアルは相当迫力がありそうで楽しみです。

新技術開発、結果発表~。

2007-11-27 19:14:01 | 2008冬新作 マリコ
さて、本日ついに新技術の盛り込まれたシリコン型をトライ。
同じ長さの真鍮パイプを釘にセット。

1パーツに6本づつ立てたらもう片方の釘にも刺して、型の中でフィックス。

今回は実験なので、どうなっているか見たい為、透明レジンでキャスト。

「うを!うまくいった!」

考えていた失敗例は、中子の釘にレジンがくっついて取り出せなくなって
…シリコン型、死亡。
だったのですが、何とか成功です。
写真を良く見るとお気づきの方もおられると思いますが、真鍮パイプが前後でづれが出てしまっているところがあります。
これは、結果としては小失敗。
あまりに不安で、型を開けたり閉めたりしちゃったせいです。気をつければ量産時には回避できそうなレベルです。
しかも、こいつは後からも対応できる。
金属ヤスリで、短いのに合わせちまえば、OK。
パイプが薄いので、変形してしまうこともありますが…

左右対称のスパチュラを刺して、クルクルっとしてやれば、きれいになります。

おっし!綺麗になりました。
この状態(正確には、上から3番目の状態)でマリコのキットパーツとして同梱します。
よい、ガトリングライフを。

ギャロップ的な推進力発動機

2007-11-26 16:12:30 | 2008冬新作 マリコ

面を一枚一枚図面通りに切って行って、ピタピタはめていく…
気持ちいいですなぁ。
ギャロップは片方に3基づつジェットエンジン的なものが並んでいましたが…
これは、どうなっているんでしょうね?
並列するなら2基っぽいですが、正面から見て真ん中が太いところを見ると太いのが一本どかっとついている感じかしら?
後ろから見たときに、CGでは真っ黒ですが、模型的にはスキだらけになっちゃうので、勝手なSF(嘘科学)で埋めないと。

型の実験的アプローチの進捗

ちょっと忙しくて、日進月歩ですが、中子(最近覚えた言葉)の中から原型を救出しました。
早く使ってみたいのですが…オアズケ。

悩んだら戻れ(模型製作の基本)

2007-11-23 21:28:49 | 2008冬新作 マリコ
下半身の車体部分のフォルムで悩んでいましたが
一旦接着された面をバキバキはずしまして、再接着しました。



歪が出て埋め直したりしましたが、応急処置なりに気に入ったフォルムになった気がします。
全体に3mm位低くなったのと、面の取り付け角度が変わったことで平べったい印象になりました。
縦横比が変わったので、言われていた前後幅が長い印象も軽減したと思います。
微妙ですが。

そして、全体に溶きパテを塗布して乾燥中です。

さぁ次はギャロップ的パーツに取り掛かるゾウ!

RWの様子

2007-11-22 21:21:05 | 2008冬新作 マリコ
ガトリング砲の全貌の写真をアップし忘れていたのでお見せします。

後ろの方から

結構ナイスボリュームになりました。
写真では分からないですが、肘の軸は後方へオフセットしてあり可動範囲が広くなるのに役立っています。


さて、昨日の続き
シリコンが固まって…

思ったより細かい気泡も抜けて透明だな。
中が見えるので安心感があります。
切り分けるのも簡単。

ハンドル(黄色い部分)を一つ掘り出したところで気づきました。
なるべくシリコンとその中身とのズレが少ない方が良い、と考えるならば、切り取らずにこのままの方が良いのではないか?
せっかくハンドルを彫刻しましたが、埋め込んでおくことにしました。
つまり、このまま粘土に埋めて2面型にしちまいます。
…現在片面のシリコン(ウェーブHG-017)に埋没中。

ところで、今回使用した透明シリコン(旭化成ELASTOSIL M8520)
考えていた以上に透明であるメリットが多い。
前回のワンフェスで試験的に購入してみましたが、触ったり切ったりした感じは、相当丈夫。引張に強くて驚きました。
後は、劣化についてですが、キャストを抜いてみて耐性があるようであれば今後たくさん使うことになりそうです。

新技術開発中

2007-11-21 22:48:15 | 2008冬新作 マリコ
今回の新作『VOX MARIKO』においての見せ場の一つ
ガトリング砲ですが、原型にそんな薄い真鍮パイプを使ってどうやって複製するんだYo!
と、疑問の方もおられると思います。
僕もその一人です(ぇ)

この問題点に立ち向かうべく日々頭を悩ませているのですが、とりあえず途中経過を報告します。
真鍮パイプは、φ2.0mm、内径φ1.8mmです。
こいつをシリコン方の中で固定しなければいけません。
で、ホームセンターで見つけたのが、これ。

「真鍮釘」
見た目でこれφ1.8mmっぽいなー。なんつって(賭けで)買ってみると、正解。
ピッタシです。
ほら

これを、写真のように固定しまして(これはこれでパイルバンガーっぽくてカッコイイ!)
それぞれの穴の位置を定めます。
プラ板で釘を固定する為のパーツを作るわけです。

前後から6本ずつ釘をさしてやれば、原型(の中の真鍮パイプ)を固定できるわけです。
釘を刺して固定する…比喩表現を感じる。
どうでも良いですが…。

パイプの前後するのを防ぐ必要があるなと感じます。
シリコンにそいつをお願いするのはあまりにも頼りないので、こんなパーツを旋盤で作りました。

リングですなぁ。
こいつを釘の途中に設けます。

これで、パイプ位置固定でしょう。
これをバレル基部と銃口部とで計4つ作製。

釘が動かないよう、ポリパテで固定(黄色い部分)。
複製したものを取り外すためのハンドルの役目も兼ねて、こんな形状にしています。
そしてこいつらをシリコンの中へ。

中での状況が分からないと怖いので、透明のシリコンを使用しました。
このシリコン、初めてです。
試験もしていません。
いきなり本番に行っちまったけど、どうだろう?
どうなるんだろう?
こぇ~!!

そんなこんなしているうちにこっちも

追加装甲っぽいところを作りまして。
他には、横の開口部を2mm程広げました。
この付近は、ポリゴンと結構違うと思います。スリットが面の途中にかかっていて折れているのは嫌だと思ったのでこうしたのですが…
悩んでいます。
最近迷いがあって、いかんなぁ。
この辺の面構成が上手く読み取れなかったんですよ。多分それが原因です。

RWにボリュームが

2007-11-14 21:21:09 | 2008冬新作 マリコ
ドラムマガジンを中心に全体にボリュームを持たせました。

隣でサフ処理になっているのが、前回のマガジン。
グッとボリュームが出まして、いい感じです。

写真のドラムマガジンが透明ですが…
最近旋盤にかける材料は、透明レジンがほとんど。
理由は、ダンダニフルローデット以降ほとんど使わなかったので新鮮さを欠いてしまっていると思い円柱状に固めて使っています。
結構黄ばむ感じがします。
今度クリアを使う部品がある時は、また新鮮なものを購入するとしよう。