爆炎乳 Backyennew Blog

ハイクオリティガレージキットメーカーBackyennew公式blog

ぐっと進んで、ぴたっと止まる。

2008-06-26 22:57:43 | 2009夏に向けた新作 ノルクレール
久々の更新になりました。
忙しい波が押し寄せて来て、あんまり工房へ足を運べないでいる毎日です。
さて、合間を縫って複数必要な部品を複製しました。

レジンで出てくるとテンションが上がってきます。
これで原型製作の山場の1つを乗り越えた事になります。
ここで一気に畳み掛けたい気分ですが…
夏のワンフェスが近づいてきました!!うわぁー
これにてノルクレールの製作は一旦ストップ。
と言っても、ワンフェスに持って行って見たい方にはお見せする約束があるので、もう少し体裁を整えますが、鈍足になると言った所でしょうか。

さあピンチ極まるこの局面でポロリと溢れ出ちゃうのが、奇策(変なアイデア)。
仮面(ペルソナ)の原型が狙っていたイメージよりもちょっと横長(太い顔)になってしまって、もう一回作り直すのが億劫になっていました。
先日友人に「そんなじゃガレージキット魂が聞いて飽きれるわ。」的な発言を受け、やっぱり作り直すか~なんて考えていました。
そこで奇策がよぎりまして、これですよ。

何をやっているかと言うと、シリコンで型取りしまして、型をクランプで歪ませている所です。
このままキャストを流し込んでやりますと…

おお!上手く行きました。
3DCGみたいだ。
同じディティールのまま顔の幅が細くなって行く手抜き技。
あと何回かやって、ちょうど良い挟み具合で成型してそれを原型にします。

さて本格的にワンフェスの準備に取りかかるぞ。
ノルクレールには後ろ髪をひかれるなあ。

腕を造りたいと思うが…

2008-06-13 16:50:25 | 2009夏に向けた新作 ノルクレール
手が無いと腕を造りにくいのです。
で、武器の短剣が無いと手が出来ないのです。
先ずは武器からです。
というわけ。

パテをそれらしくして行き。

柄を彫刻。

両手に持った短剣が出来ました。
これを表面処理したら、複製して、手の造型に移ります。
ちょっと長い道のりとなりました。

ところで、漫画で見ると両手に握った短剣と同じものが、倒した操兵のペルソナに刺さっています。
投擲した短剣は、何処に収納されるのか?と疑問が湧いたので質問しちゃいましたところ。
…あれは残像の様です。
既に刺さったのを抜き取って手にしているようで、動体視力の低い僕には、そこには無いものが見えているようです。




さて、腿に収められているあと2種類の短剣もそのうち造るぞ。

鼻ガード

2008-06-09 14:34:29 | 2009夏に向けた新作 ノルクレール
鼻であり上唇的な、牙的なパーツ

パテで造って、内側は網に見えるように彫刻しようと思っていました。
しかし一度やってみた所、うまくいきません。
小さすぎて、四角形が整然と並んでくれません。
四角形のくぼみの底を綺麗に平らにすることが出来ません。
…うーやり直し。

で網を貼り付けて造ることにしました。
先ずは斜めに一方向。

垂直交差方向は、正方形に切り出したパーツを並べます。

この正方形の小さいこと、小さいこと。
【近眼】の特殊能力を持ったX-MENである僕が、
思わず眼鏡を外して(サイクロップス的な)本気モードで作業してしまいましたよ。

組付けるとこんな感じです。

相手を嘲笑う様な口元とは操縦者マウの性格にピッタリ。
そして、早そうなデザイン要素もたっぷり感じられます。

足も彫刻大量→楽しい

2008-06-03 00:25:04 | 2009夏に向けた新作 ノルクレール
藤井先生描き下ろしてくれたデザインをもとに

彫刻
ふふ~ん(ニヤニヤ)

甲の方もね。

「ユニット」+「パターン」の巧みなデザインは、藤井先生ならでは。
過去の作品(先生のイラスト)をみても個性が光ります。
もう聖刻でみれないのは残念です。
しかし、協力のもと立体化できるは嬉しくて、楽しい限りです。
さあ、足首(ブーツカットの所)だ。
ここも「ユニット」+「パターン」のデザイン。

つま先を伸ばしている状態なので、少しずつ装甲がずれ込んでいるように表現しています。

みんな組むと…こう。

ふくらはぎも足してあります。

おや?

…美しいじゃない!(自分で言っている)