【妻の共感度98%、夫の反省度95%※-夫婦の関係見直しませんか?
日本中で交わされた9万通の愛の手紙が紡ぎだした話題の感動作!
大手建設会社の定年退職を目前に控え、第二の人生をはじめようとする孝平(中村雅俊)と、専業主婦として家族に尽くしてきたちひろ(原田美枝子)は、離婚を決意。お互いが別々の道を歩み始めたとき、新婚当初ちひろが30年後の孝平に宛てて書いた手紙が、時を経て届けられる──。
5年前、愛妻に先立たれ娘と暮らす医師・静夫(井上順)は、医療小説の監修を求められ、翻訳家として第一線で活躍する麗子(戸田恵子)と出会う。新しい恋に臆病だった2人に勇気をくれたのは、思いがけない人からの英文ラブレター。
青春時代にビートルズを謳歌し、今は魚屋を営む正彦(イッセー尾形)と光江(綾戸智恵)。口げんかは絶えずとも、友達のような2人に訪れた悲しい出来事。手術にのぞんだ光江が眠る病室には正彦が弾き語るギターの音色が響く。それは2人の思い出の曲──。】
2度観た。2度目は母と。よかったのかな~?(よかった、と言ってたけど)
孝平の場合、まだ60才で、心から反省し「元妻の幸せだけを願う」というのが
本当なら許される(かも?)。
(自業自得だな、と冷めた目で見、ラストはちょっと甘いんじゃ?と思う自分がいる・・・)
でも、【夫の反省度95%】の残り5%の奥さんはつらい。
いつまでも、自分は偉くて、正しくて、悪いのは周りで、と信じている
聞く耳もたない夫の場合、つける薬がない。
(そもそも、こういう作品も見ようとしないだろうし・・・)
それにしても、魚屋夫婦がいちばんよかった。
やっぱり、何でも言い合える(つまり何でも聞ける、受け入れられる心)が大事なんだよね。
できすぎた話ではあるけど、わかりやすいし、
同年代の夫婦には共感できる作品になっていると思う。
個人的には、夫婦を超えた人間愛(慈悲?)には興味があるが、
いわゆる恋愛とか愛には興味ありません。
ちょっと小難しい感想になってしまったけど、いい話でした。
特に魚屋さん夫婦には感動。
星4つ
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