生きている限り、私たちは肉体にしばられています。
肉体は、苦の元です。生きることは、苦です。
苦だけれど、だからといって”苦しむ”ことはないのです。
苦とは、ただそこに”ある”ものなのです。
感覚(痛み)があっても、苦しまなくていい。
感覚(痛み)は変えられるし、なくすこともできます。
まだ足りない、と思うことは執着です。
執着から苦が生まれます。
逆に、満足(足りてる)と思えるならば、楽です。
もう充分、満足だと思ってこの世を去りたいものです。
この世の「死」は、すべての終わりではない。”次”がある。
希望はあるのです。
今を充実させて、明るく過ごすことができるなら、”次”も、明るい。
善因楽果。
明るい”次”にしたい。
明るく旅立ちたい・・・。
周りへの思いやりでもあるのでしょうか、
しっかりした立派なお母さんですね。私も見習いたいです。
最期まで穏やかでいられることが一番です。充実したよい時間を過ごせるといいですね。
ほっとしていると言っています。
残り時間がわずかと知ってからのほうが明るく過ごしています。
もう十分、一生懸命に生きたと思っているのでしょうね。