【19世紀末、帝政末期を迎えているロシア。サンクトペテルブルク社交界の華と謳われる美貌の持ち主アンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)は、政府高官を務める夫カレーニン(ジュード・ロウ)に愛情を持てずにいた。
モスクワへ向かう中、騎兵将校のヴロンスキー(アーロン・テイラー・ジョンソン)と出会う。一瞬で互いに惹かれあったふたりは恋に落ち、舞踏会で再会したときには燃えさかる情熱を止めることができなくなっていた。
アンナは社交界も家庭も捨てヴロンスキーとの愛に身を投じるが、それは同時に破滅へと向かうことになっていく…。】
文豪トルストイの名作の映画化。有名なので読んでみたいと思ってたけど、本では読めそうにないのでDVDで。予備知識なしで見たけど、思った通り苦手な恋愛物でしたね。
もう、アンナが痛すぎる・・・。選んだのは「愛」というより「情欲」。自分の欲。(いや、愛=欲か??)
苦しいに決まってる。だって冷静で平和な「慈悲」「慈愛」ではなくて、もう何も見えない「強慾」なんだもん。しかも不倫。
まさに、執着。自分の快楽?に執着してる・・・。
愛欲が強ければ強いほど苦しみは増す。
慈悲なら明るくいられるのになあ。
欲ほど恐ろしいものはない。身の破滅を招いてしまう・・・。痛い。痛いなあ・・・。
地主リョービンとキティの恋愛は素朴で、アンナの場合と比べていまいち目立たなかったけど、
本当の愛なのでしょう。少欲知足・・・。
貴族より、庶民の方が幸せかもしれないね。
原作は、・・・やっぱり読まないだろうなあ。
星3つ
「アンナ・カレーニナ」、トルストイの名作ですね!
残念ながら読んでいません。昔の映画を少し視たかもしれません。
学生の頃は不倫なんて!と思っていましたので、見る気が起らなかったように思います。(笑)
>アンナは社交界も家庭も捨てヴロンスキーとの愛に身を投じるが、それは同時に破滅へと向かうことになっていく…。】
あぁ、これが恋なんだと思います。(笑)
死ぬのが分かっていてもその火に向かって飛び込む蛾のようなものですかね。
私は恋に縁遠いです。(笑)
アンナの旦那さんが気の毒でした。それに残された息子も。
私も、敢えて苦しみや身の破滅に向かいたいとは思いません。それに、勝手すぎてこれで幸せになれるとは思えません。^^;
アンナの気持ちはどうも理解できないですね~。^^;
よかったらナビにも遊びに来てくださいね。
純粋で素朴な愛ならいいんですが、こういう欲とかエゴとかが強い恋愛物は、見てて苦しくなってくるので苦手です。
本当に、欲をコントロールするって大事ですね。
通りすがりさんも、また遊びに来てくださいね。