【ある冬の寒い日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容される。
母犬は近寄る人すべてに激しく吠え、懸命に子犬を守ろうとしていた。
一匹でも多くの犬を助けるため、里親探しに奔走する職員の神崎彰司は、母犬の心を開かせようと奮闘する。彰司の娘は、もう一度太陽の下で生きていけるよう、母犬に「ひまわり」と名付けるが、その願いもむなしく、犬たちの命の期限は刻一刻と近づいていたー。
人間の仕打ちに心を閉ざしてしまった飼い主のいない母子犬と、 彼らを守ると決めた保健所職員が起こした、奇跡の実話。】
家族であるペットを、飼い主の勝手な理由によって保健所が引き取る。又は保護する。新しい飼い主が見つからなければ3~7日で、殺処分されてしまう。こんな非道い制度は止めたらいいと思う!!
殺してはいけない。
飼い主は最期まで愛情をもって世話をするのが当たり前。人間も動物も、家族は家族。同じ命。
どうしてもどうしてもやむにやまれぬ事情があって(?)飼えないのなら、
新しい飼い主を見つけるか、いっぱいお金を出して死ぬまで世話をしてもらえる施設に入れなさい。
逃げたのなら探しなさい。わが子だったらどうする?(人間と同じだよ・・・。助け合おう。)
世話が出来なくなったら家族を殺すのか?捨てるのか?
きちんと登録して、寿命などで死んでも届け出る。勝手に捨てる飼い主は処罰じゃ。
(・・・ってしないと責任がもてないなんて、情けないね~)
“人間と動物はちがう”などと、人間の都合で動物の命を軽くみる人は、傲慢だ。思い上がっている。
毎日、多くの犬や猫が保健所で殺処分されている。その数は毎年20万頭以上。平成20年度のデータで28万頭をこえている。その現実を知るためにも、この作品を多くの人に見てもらいたいと思った。
最期まで飼えないのなら、初めから飼ってはいけない!!(店で簡単に売り買いしてはいけない!!)
人間の都合で、勝手に人間社会に引きずり込まないであげなさい。
家族になったのなら、最期まで愛情を注ぎ、幸せにしてあげなさい。
人に愛された犬(動物)は人を愛する。
いじめられた犬は、人をこわがって攻撃的になる。
行動にはすべて理由がある。
人も犬(動物)も同じ。
「好きで野良犬になったんじゃない。人間がこいつを野良犬にしたんだ。」
「人間と同じように、どんな動物にも、それまで生きてきた歴史があり、物語がある。
それを想像することが出来れば、きっと心は通じ合う。」
相手を思いやる心があれば、みんな仲よくなれる。
私たちの心をそだてましょう。
星5つ
愛知県は犬を飼われている方が日本一多いということです。それも雑種犬は、ほとんどいません。(笑)
町をウォーキングしていると、犬の散歩ばかりです。連れている方は、ほとんどがおじいさん、おばあさんです。
きっと暇だからと言って、おじいさん、おばあさんの仕事になってしまうんでしょうね!(笑)
私の団地では犬を飼ってはいけないという規約があるのですが、いつのまにか無視して飼われているご家庭が多いです。
子どもは大人になれば独立して出て行きますが、犬は死ぬまで面倒を見なければいけません。
その覚悟を持って飼われているご家庭が、どのくらいあるのか疑問に思っています。
ペットショップで簡単に買えるようになってしまったのも、無責任な飼い主が増えた(前からかな、捨て犬もいたし)原因のようです。
先進国ではペットショップで販売するのを禁止しているところもあるようです。
とにかく、飼うのはいいんですが、飼い主は最期まで愛情をもってもらいたいですね。
使い捨てのおもちゃじゃないんだから。命なんだから。
これはペットだけの問題じゃないような気がします。
命を軽く見る事件が多すぎます。