獏の伊賀生活

昨今益々政治の貧困を感じます。平和な日本や地球のことを最真剣に考え行動して欲しいです。私利私欲に走らないよう

伊賀の組紐

2006年02月21日 19時30分00秒 | 伊賀の地
今日は伊賀の組紐の紹介

伊賀情報サイトの記事より
組紐はいつ頃から作られるようになったのか?
伊賀組紐

組紐が伊賀の地で地場産業として発展したのは、江戸時代の頃と言われています。当初は江戸に詰めていた藩士が、刀や鎧などの武具に用いるため、その技術を伊賀に持ち帰ったと言われています。その後、明治維新後の廃刀令によって、武家社会の崩壊とともに、組紐産業は衰退していきます。しかし、明治35年に東京から技術を習得した広沢徳三郎氏が、糸組工場を設立し帯締めなどにその技術を転化することによって、伊賀の産業として復活させました。

 
伊賀組紐が有名になったきっかけ

伊賀組紐が現在のように全国的に有名になった理由を、伊賀組紐組合理事長の廣澤氏にお聞きしました。「昭和42年に、昭和天皇の皇太后様が伊賀組紐を習われていたことが新聞に掲載されました。その後、様々なメディアでも取り上げられ、全国に組紐教室が出来るなど、広く認知されるようになりました。さらに、昭和48年の「忍ぶ糸」という伊賀を舞台にした映画が公開されたことも大きく影響していると思います。」また、昭和51年には当時の通商産業大臣によって、「伝統工芸品」に指定されたことも、影響があるとのことです。

組紐の今後
組紐の今後

現在、組紐は帯締めだけでなく、ネクタイ・ベルト・携帯ストラップなど幅広い用途に用いられています。また、コシノジュンコなど有名デザイナーの作品に使われたり、イギリスでは組紐を紹介する書籍が作られたりするなど、デザイン界や欧米からも注目を集めています。

ただ、最近では中国製品の波もこの産業に影響を与え出しているそうですが、伊賀組紐が持つ本来の色合いや質感など、本物を知る人々にとって根強い人気があるとのことです。これからも伊賀組紐の伝統は、新しい試みと世界に向けた情報発信によって、多くの人々に継承されていくのではないでしょうか。

伊賀警察署前には伊賀組紐センターがあり伊賀の伝統工芸、伊賀組紐を展示即売している。
組紐の歴史や工程が学べるよう、ビデオシアターも設置。希望者には専門家の指導で組紐作りの体験もできる(1回1000円)。

伊賀組紐センターは下記のとおり

 

名称 伊賀組紐センター組匠の里(イガクミヒモセンタークミノサト)

 

 

営業時間 9~17時

 

 

休業日 月曜(祝日の場合は開館)

 

 

料金 入館無料

 

 

交通 近畿日本鉄道桑町駅→徒歩8分

 

 

駐車場 あり

 

 

所在地 三重県伊賀市四十九町1929-10

 

 

問い合せ先 【電話】0595-23-8038



※伊賀の女性は色は黒いが辛抱人が多い と以前聞いた事がある。
組紐を組むには根気が多いに必要 伊賀の女性は辛抱人

コメント (5)
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