てくてく写日記G

蝶の撮影記録を中心に掲載

新潟のギフチョウ(ツバキ吸蜜)

2022-04-10 20:13:49 | アゲハチョウ科

2022年4月10日

雪国のギフチョウを撮影に新潟遠征です。

駐車場には多くの知り合いが集まっていました。用意した名刺はすぐになくなりました。(笑)

何度かに分けて掲載しますが、貴重なツバキ吸蜜と花の写真を少し掲載します。

ツバキはユキツバキのようです。

飛んだギフチョウがツバキの花に止まったので撮影すると、ストローは丸くなっています。

この時は飛び立つ直前のようです。

ギフチョウ(静止)

別の花に移動して潜り込んでの吸蜜です。

ギフチョウ(吸蜜)

頭部が出てきたところです。

拡大すると頭部の左にストローが伸びています。

ギフチョウ(吸蜜)

4人で撮影しましたが、皆初撮影でした。

これだけでも来た甲斐があったと話しました。

 

花は2種掲載します。

1つ目はマニアックなホクリクネコノメソウです。

黄色が鮮やかな種で、他の場所では見たことがありません。

ホクリクネコノメソウ

この場所の定番のミスミソウです。

ミスミソウ

開園前に園長が挨拶に来てくれました。

話では綺麗なミスミソウは業者が採ってしまい、自然に残っているのは決まった数種の色の花ばかりとのことです。

購入したか譲ってもらったかは分かりませんが、業者から入手したものを増やしたそうで、鮮やかな色彩の花が多いです。

 

お会いした方々、特に同行した3人にはお世話になりました。


埼玉のスギタニルリシジミなど

2022-04-09 19:04:49 | 撮影記録

2022年4月9日

気温も高く晴れの週末です。

土曜は最初に山地のスギタニルリシジミを撮影しに行きました。

探し始めると、すぐに多数の個体が飛び始めました。

今年も数は多そうで良かったです。

早い時間から気温は高いですが、各所で開いてくれました。

シロチョウ撮影で露出補正していたままなので、暗めになってしまいました。

スギタニルリシジミ(静止)

露出補正を戻して良い色で撮影できました。

スギタニルリシジミ(静止)

枯葉の上での半開翅はストローを伸ばしています。

スギタニルリシジミ(静止)

もっと多くの開翅を観察しましたが、気温が高いせいか撮影前に飛んでしまうことが多かったです。

他の個体や虫が絡んで飛ぶことも何度もありました。

ここでは各種の花での吸蜜を撮影しています。

奥の方のカタクリ、ナガバノスミレサイシンは咲いていないので手前で待ちます。

カタクリは1輪だけ、ナガバノスミレサイシも2輪なので厳しそうです。

未撮影のヒトリシズカを狙いますが、近くを飛んでも見向きもしません。

定番のセントウソウやニリンソウもチャンスなしでした。

条件は良いと思うのですが、この場所で全く吸蜜を観察しなかったのは初めてです。

 

粘ればチャンスあったかもしれませんが、発生したウスバシロチョウも撮影したいので転戦しました。

林道が相変わらず通行止めなので、移動に30分は余計に時間がかかります。

1時頃に到着して歩き始めると白い花で吸蜜していました。

コデマリだと思いますが、撮影前に飛ばれてしまいました。

この時は一番のチャンスで、その後は飛んでも止まりません。

同時に複数を見ていないので、まだ数が少ないようです。

ツマキチョウも少ないので、今年は不作の蝶が多そうです。

アセビにはルリタテハが吸蜜に来ました。

光の条件が悪いので、うまく撮れませんでしたが綺麗な個体です。

ルリタテハ(吸蜜)

そろそろかとホソオチョウを探しましたが発生場所では見つかりません。

ところが、満開のレンギョウに飛んできて吸蜜しました。

角度が悪く分かりにくいですが、ストローが確認できます。

珍しい組み合わせなので、良い角度で撮影したかったです。

ホソオチョウ(吸蜜)

ユキヤナギも満開ですが、蝶はベニシジミだけでした。

この時は吸蜜ではなく止まっただけのようです。

ベニシジミ(静止)

 

この日は車の修理で代車でした。

代車で遠征は無理なので、比較的近くでの撮影にしました。

明日は雪国の予定です。

今日は多くの撮影者が集結したようです。明日はどうでしょうか。


埼玉のモンキチョウなど

2022-04-07 17:19:35 | 撮影記録

2022年4月6日

久々に平日の昼に晴れました。

まだ綺麗な桜も多いので、桜背景の場所を再訪です。

7割から8割くらいの花が残っていて、十分に綺麗です。

前回よりも15分くらい早く着いたので、1時間近く撮影時間が取れました。

飛んでくる蝶は先週とほぼ同じです。

ベニシジミは止まっただけの時は近寄ると飛ばれてしまいます。

途中からは吸蜜だけ狙いました。

ここでは少ない菜の花で撮影できました。

ベニシジミ(吸蜜)

枯れてごちゃごちゃしているのは邪魔ですが、実際に邪魔なセンダングサだと思います。

蝶は少し擦れていますが、タンポポ吸蜜です。

地面の花なので仕方ないですが、後ろの草は邪魔ではあります。

ベニシジミ(吸蜜)

一度だけモンキチョウが吸蜜モードでした。

タンポポも点在していて良い感じです。

モンキチョウ(吸蜜)

モンシロチョウも一度だけ吸蜜を繰り返しましたが、敏感で近づく前に飛ばれて撮影チャンスなしでした。

シロチョウでも10cmには近づきたいので仕方ないですね。

 

週末は絶好の天気ですね。

そろそろ雪国も考えたいところです。


埼玉のスジグロシロチョウなど

2022-04-03 13:10:52 | 撮影記録

2022年4月2日

土曜は最高気温12℃の予報なので、前週の日曜より2時間遅い到着です。

最初にオオイヌノフグリで吸蜜するベニシジミを見つけましたが、吸蜜は間に合いませんでした。

近くの葉に止まったので、花を背景に撮影です。

破損しているのが残念です。

ベニシジミ(静止)

ツマキチョウをもう少ししっかり撮影したいと探しますが、見つかりません。

途中から薄雲がかかって、到着した時より条件が悪くなってきました。

それでも、スジグロシロチョウは何度か撮影チャンスがありました。

周囲はごちゃついていますが、ヒメオドリコソウでの吸蜜です。

こちらも翅の破損が残念です。

スジグロシロチョウ(吸蜜)

タンポポの吸蜜は綺麗な個体でした。

翅裏が撮りたい蝶ですが、翅表の良い写真は少ないので、その点では良かったです。

スジグロシロチョウ(吸蜜)

最後にモンシロチョウを撮影して早めに戻りました。

モンシロチョウ(吸蜜)

 

引き上げる時点で予報を確認すると日曜は晴れマークが夕方まででした。

夜に確認すると早い時間だけ晴れで、朝には雨マークに変わっていました。

それなら土曜にもう少し粘ったのですが、最近は予報が外れることが多くて困ります。

 

この日は最初はバッグに入れて400mmズームを持ち歩いていました。

それだと150mmズームだと無理なケースしか取り出して使う気になりません。

昼からはバッグは置いて両肩に掛けてみました。

ベニシジミ以外の掲載した写真は400mmズームでの撮影です。

ピントを合わせるのに時間はかかりますが、少しは慣れてきた気もします。

150mmだと近づいて逃げられることも多いので、400mmで最初に撮影した方が効率は良さそうです。

 

月曜は1日雨なので、平地の桜はだいぶ散ってしまいそうですかね。

今のところは来週末は土日とも条件が良さそうなので、そろそろ別の場所へも出かけたいと思います。