筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ

ロッテ戦を中心に、野球を好き勝手な視点から見るブログ

祝イチロー! パート2

2008-09-19 17:58:53 | 野球

3000本安打でイチロー選手のことを「祝」と書いたのはついこの間。それがまた107年ぶりという8年連続200本安打。快挙というか、もう挙。

記録がかかっていると、あと一本のところで長いこと足踏みをする選手はたくさん見た。プレッシャーがかかるとそうなるのは普通のことだと思いつつも、見てる方からしてみればかなりじれったい。

でもイチローは、3本の固め打ちで一気に決めた。これ、最低3試合かかっても、5試合とか6試合かかっても、誰も文句は言わなかったと思う。そういうプレッシャーへの強さが本当に凄い。

知り合いが、イチローってかっこよすぎて完璧すぎで親近感がわかないと言っていた。まあ親近感わくキャラではなく、憧れの象徴みたいな存在だと思うけど。

ああいうふうになりたい、という存在があるだけで、見ている側は元気をもらえるんじゃないだろうか。真似たい憧れの大人が周りにいなかったら、それはとても怖いこと。そういう意味でもイチローは凄い。

でも、節目の200本目が、クリーンヒットじゃなくて内野安打だったってところがミソ。本人も、「きれいに決めたかった」と言っているけど、ああ、イチローほどの人でも思い通りに行かないことがあるんだな、と、ちょっと安心感。完璧な人なんていないってことね。

何はともあれ、祝イチロー。次は張本勲さんの安打記録越え、待ってます。