Keep on smiling ... 明日も笑顔で

波乱万丈の歳月を経て
尚、落ち着けないシニアの日々

パリ日記 32 わんこたち

2012-03-05 05:05:36 | パリ便り

 ボンジュール!

今日はフォンテンヌブローへの半日バス観光のため

早起きして、まだ外は真っ暗です。

前回のロワール古城めぐりで味をしめて

日本語ガイド付きのプチ旅行です

Aujourd'hui, je vais aller a Fontainebleau.

Donc je me suis levee tot cet matin.

Je vais visiter la maison de John Everett Millais.

読書感想文が大嫌いだった私が

3年生の時に一度だけ賞をもらったことがあり

それがミレーの伝記を読んだ感想文でした。

ミレーゆかりの土地も巡るので楽しみです

Je vais sortir bientot.

 

 

    

パリでお散歩中のワンコたち    Les chiens a Paris

ジャックラッセルテリア (サントノーレ通り)   Sur rue St. Honore

一番 よく見る犬種だね

飼い主さんはウインドウショッピング中

リードなしのコが多いです

 

セーヌ川沿いの遊歩道    Pres de La Saine

犬種は不明

チュイルリー公園横の遊歩道                      A Tuileries

ヨークシャーテリアといかにもセレブなマダムでした

公園内はわんこも自転車も入れません

 

Entre la Tour Eiffel et Place de Versovie

エッフェル塔とシャイヨー宮の間で        

飼い主さんは水鳥にパンやり

蒔いたパンにガッツかないところがエライ

大きすぎるチワワと何とかハウンド的なワンコたちでした

Pres de Musee Marmottan

マルモッタン美術館の角の交差点

エアデールテリアと思われる

この辺りも高級住宅街です

Dans le Bois de Boulogne

モフモフのワンコ  (ブローニュの森)

飼い主(と思われる人)を無視して

ランナーたちと走り去った…

ビアデットコリーかな?

Sur le Canal St. Martin

おしゃべりに夢中でありながら

やたらと歩くのが速かった飼い主さん…

(注:脚の長さの差である事は言うまでもない)

サンマルタン運河沿いの道をゆくバセットハウンド

飼い主さん 話に夢中で時々わんこの長い耳を

踏みそうになって、後ろを速足で追跡しながら

ハラハラしていた怪しい日本人…

顔を撮りたかったな~

 

最後は

一番幸せなのか不幸なのかわからないコ

Cet petit chien etait pres de mon ecole.

Le dernier jour a ecole, Je lui a donne

la nourriture pour chiens.

通学路にいた物乞いのチワワ

こちらに来た当時はとても寒くてプルプル震えていた

四六時中 飼い主さんと一緒にいられるけど…

ある日 上品な初老のご夫婦が愛犬散歩で通りかかった

奥さんにリードを預けると、 

ご主人が物乞いのカップの中にコインを入れて

チワワを愛おしそうになでるのを目撃

ワンコは尻尾をぶりぶり振っていた

その日に一大決意

学校最後の日に 

チワワにドッグフードを置いてきました

(わざわざスーパーで買う私もねぇ…

飼い主のコップには財布を重くしていた小銭

多分 全部合わせても 100円そこそこ…

 

パリの街には5年前よりは減った気がするけど

物乞いが多い

日本のホームレスは空き缶などの

リサイクルでわずかな日銭を稼ごうとするけど

(だから物乞いではない)

パリの物乞いは一日中じっと座って

ひたすら待っている

若い人も女性も多い…

なんと気の長い人たちなんだろうと

そして何と非生産的なのだろうと

ある意味 感心してしまう

とにかく大勢いるから

とてもじゃないけど対応できない

 

それはミュージシャンも同じ

メトロに乗りこんできて

勝手に演奏を始め、次の駅の直前で

空き缶をもって車内を回る

うるさくて迷惑に感じることもしばしば…

この人数も多すぎて無視するしかない

けれど

この一カ月に 二人だけ

余りに見事だったために

コインを入れたことがありました

一人はロシア民謡を歌った女性

もう一人は オペラの駅で

サックスを吹いていた男性

大好きなマイケル・ジャクソンの

"We Are The World" が聴こえてきて

探して、聴き入ってしまいました

彼のサックスはもう一度聴いてみたいですね…

 

いろんなことのあったパリを

明日 離れます

きっとまた遊びに来たくなる街なのだろうな…

 

追記

パリの犬の飼い主さんの殆どが

お散歩バッグを持ち歩きません

ですのでそこらじゅうにワンコの落とし物があります 

道の端を歩く時には十分にお気をつけください

 

 

 


パリ日記 31 ブリュッセルの街かど

2012-03-05 02:39:01 | パリ便り

ブリュッセルは可愛い街でした

まるで絵本の挿絵のようです

街の中心の広場

ガーデニングの季節も近いね

サンタのようなお髭の方は

見事に ホテル・カリフォルニアを歌いあげました

ブリュッセル公園

落ち着くんだよね、公園って…

見事なからくり時計がありました

オンタイムに来てみたいね

マルシェ

フランスもベルギーも

石畳は素敵だけど

ベビーカーの人たちは大変そうでした

ハイヒールも無理ですね

 

のんびりとお土産屋さんを覗いていたら…

 

……

もう何年も前に 母がくれたペンダント

ヨーロッパのお土産にいただいたと言っていました

晩年の母はアクセサリーをつけたくなかったようです

そうか…

ベルギーのお土産だったんだ…

そういえばベルギーって言っていたような気がする

とても気に入って よく身につけていて

今回も持ってきていました

金属アレルギーの私の為に

切れにくそうな太めの18金の鎖をつけてくれたのです

『頂ものだから高価なものではないかもしれないよ』って。

確かに もっと手の込んだ美しいペンダントヘッドもあって

しばらく悩んだのだけど

私は母がくれたこのペンダントが大好きだから

買うのはやめました

まさかのヨーロッパの小さな国で

母を思い出しホロリとしました

 

もうすぐ母の初めての命日が巡ってきます

一周忌に集まって下さる方々の手土産として

私が母の大好物だったフルーツケーキを

焼くことになっています

沢山のドライフルーツをラム酒に漬けてあります

すぐに働けるように

体調を整えて帰国しないと…

 

もうすぐ大勢の人たちの命日も巡ってくるのですね

健康な自分がめげるわけにはいかない

しっかりと生きないとね…