目覚めると横殴りの雪でした
帰ってくるころパリの郊外では
梅のような白い花が咲いていたのに
パリよりはるか南に位置する東京は寒い…
なんだかこの頃 気候に関しては
『~過ぎる』 状態が世界的に起こっていますね
暑すぎる、寒すぎる、雨が降りすぎる、乾きすぎる…
もう取り返しがつかなくなっているのでしょうか
パリの美術館の中で 特に好きなのは
マルモッタン美術館です
ルーブル、オルセーやオランジェリーは
セーヌ川沿いの中心地にあるのですが
マルモッタンはブローニュの森近くの閑静な住宅街にあります
ラ・ミュエット駅を降りたら 『駅』という名のレストラン La Gare が見えます
公園を抜けて
ここです
訪問者もぐっと少なくて静かです
モネを中心に印象派の絵画が集められています
私設美術館でコートや荷物を預かってくれるクロークがあるので
ゆっくりと時間を過ごすことができます
ここでも写真は禁止です
大丈夫 これは買ってきた絵葉書の写真です
モネの水連
印象派という名前の由来となった 『印象 日の出 』 by モネ
そして今回はこの絵の前から動けなくなりました
モネのバラです
マルモッタンは3度目ですが
今までは見逃していたか、 あまり興味を持たなかったのに
今回は とても新鮮な美しさで
この絵の前のソファに30分くらい座って眺めていました
満喫した後は ブローニュの森に行ってみました
老若男女 こぞって走っていました
わんこたちもリードなしで一緒に走っていて
これなら私も一緒に走りたいな~なんて感じました
帰りがけに立ち寄ったのは日本のお店
いつも寄ってしまいます
ここでは日本流の三角形で
一か所引っ張ると手を汚さずにフィルムが取り除ける
あのサンドイッチを食べることができます
そして ここのカフェオレは
少量の濃いコーヒーとたっぷりの温かいミルクがきます
日本ではあまり見かけないルリジューズという
シュークリームのお菓子と一緒にいただきます
とても豊かな気持ちになった一日でした
Musee Marmottan Monet
2, rue Louis Boilly, Paris