メタボリック？

「プリキュアって、どうやって変身するの？」
マイマイに聞かれたけど、なんて言っているかわからなくって、
「プリキュア、メタボリック！」と教えちゃいました。
でも、外でも変身しだしたので、さすがに真剣にテレビを見るようになった。

今の女の子アニメは、びっくり！
子供の頃に見た「魔法」の番組は、
日常の些細なことで魔法を使っていた気がする。
少なくとも悪と闘ってはいなかった。

今は５人の女の子が、武器を使わず、素手とビームみたいなもので、
正義のために、明らかに悪そうなヤツと闘う。
その悪そうなヤツも営業会議みたいなので、成果を問われる。

さらに小動物が３匹。たまに男の子が２人。
彼らは、誰だ？と謎が深まるばかりだったので、
発売したばかりのＤＶＤ１巻（３話入り）を借りてきてしまった。
３話だと、プリキュアがまだ３人で小動物が１匹。

マイマイは、変身シーンが楽しみなようだけど、
一緒に見る私は、人物関係や闘う背景も知りたいよ。
こうやって、はまるから、手を広げないようにしてたのに～。

でも、理解しないうちは、クリスマスにプリキュアグッズをねだられても
いまひとつ盛り上がれないから、２巻も借りてきちゃおうかなあ。

「まわりまわって古今亭志ん朝」

「まわりまわって古今亭志ん朝」（志ん朝の仲間たち著）
★★★★（ベアの満足度）
同期の仲間、寄席の席亭、若手噺家、マネージャー等から、
聞いた志ん朝師匠の思い出集。

１つ１つのエピソードから浮かび上がってくる志ん朝師匠。
本当にすごい噺家さんだったんだなあ。
落語も芝居も何も見ないままだったことが本当に悔しい。

悪く言う人はいないし、誰からも好かれるお人柄。
後輩の指導にも力を入れ、そして、ご本人も稽古熱心。
落語会にとって、とっても大切な方だったようだ。

以前、喬太郎さんの落語の枕で志ん朝師匠のお話があがった。
とても尊敬しているんだなあというのがひしひしと伝わってきて、
心にひっかかっていた方に本の中で出会えた。

師匠の「華」を寄席で感じたかった。
そしたら、私はきっと「追っかけ」をはじめたことでしょう。