「ステロイド」

「ステロイド」（北区つかこうへい劇団）
＠田端文士村記念館

出演者は３名。
１組の夫婦と刑事である妻の父。
妻は不倫をし、３歳の娘を殺した。

待望のつか先生の新作！
ラストの祐介さんの歌とひとり語りに、涙が頬を伝い、
由帆さんの女性の言い分に共感し、負けるな！とエールを送り、
父の嶋さんの多才ぶりさに感嘆した舞台。

「親は子供を捨てられるけど、子供は親にすがりつくしかない」
の台詞が心に残る。

周囲からもすすり泣きが聞こえたラストシーンは、
同じ時間を共有し、一緒に追いつめられたせい？
自分の涙に少し戸惑いました。

オセロの駒が裏返るように、黒から白へと次々変わり、
めでたし、めでたし。
でも、「実は・・・」と、
駒の裏返しが多すぎて、しっくりとこない部分もあり。

初演はいつもそう。
揺さぶられる感情の多さに戸惑い、何回か観ることより、
理性ではなく、感覚でしっくりとなじんでくる。

それにしても、３歳の娘を残し、不倫相手に会っているときに
起きた悲劇。

観たくて、観たくて、劇場に向かう私も紙一重？
今日もぎりぎりのところで、千秋楽に間に合いました。
当たり前ですが、私はマイマイを一人で留守番させてませんよ。

来年４月に紀伊国屋の再演も決まり、楽しみです。

桜まつり！

恒例の桜まつりで、桜を眺めながらスタンプラリー！
いつもなら親戚一同、１０名以上の参加だけど、
今年はちょっと少なく参加者６名。
しかし、三輪車に乗った３歳児２名が、大暴走！

わたあめ、ポップコーン、ジュースなど
飲んだり食べたりしながら、５つのスタンプを集める。
最後にもらったバッチを気に入ったマイマイは
さっそく、胸につける。

気づくと２時間歩いているよ～
雨の降る前にうちにもどり、ランチ。
今年も桜、きれいだったなあ。