
★★★(ベアの満足度)
大学生の息子と小学生の息子。
まじめに働いていたのに、リストラされた父。
お菓子作りが趣味の母。
(映画では、小泉今日子さんが演じている)
一緒に暮らしていてもバラバラな家族。
家族4人それぞれが抱える心の闇。
どん底まで落ちて、わかることもある。
きっと小説よりも、映像の方が
人間の再生する力を感じるんだろうなあ。
どん底のまま話が終わってしまうのかとハラハラした。
大人げない大人がたくさん出て来る。
腹が立つほど大人げないのは学校の先生。
子供が成長するということは、
すべてを把握できなくなってくるということなのか。
そして、その時大人は何をすべきか
考えさせられたストーリーでした。