ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「僕が、落語を変える。」

2008-11-30 22:51:36 | 読書
(柳家花緑+小林照幸著)
★★★(ベアの満足度)

やってしまった...。
1ページ目を読み始めて気がつく。
「この本、読んだ事あるよ...」
でも、読み始めたら、面白くてやめられなくなった。

2001年に書かれた本。
小さん師匠がたびたび登場する。
祖父と孫であり、師匠と弟子の関係。

この本が書かれた頃に、花緑師匠の高座に行った事がある。
今では、テレビでも見られる。
その裏では、こんな風に思っていたんだ。
当時から、落語界全体のことを考えていたんだ。
とその後のご活躍が納得。

いつも挑戦している。
その姿はとても励みになる。

マイマイに、表紙の写真を見せて「誰だ~?」
「おじいちゃん?」
そうそう、そういうCMあるよね。

当時の花緑師匠の目標である知名度は、
確実にあがってますよ。
(4歳児にだけではないはずです...)

「ら抜きの殺意」

2008-11-30 21:28:01 | 芝居
11/26-11/30「ら抜きの殺意」(SCARECROWS)@TACCS1179
大人の芝居が観たくなった。

夏に観られなかった春田純一さんの芝居。
鶴屋南北賞をもらった永井愛さんの脚本。
久しぶりのSCARECROWSの舞台。
ついでに中井や椎名町の街も歩いてみたい。

期待を裏切らない作品でした。
「ら」抜き言葉、ことわざの解釈間違い、
女性特有の言葉遣いなど、言葉について考える2時間半。
さすが受賞作品!!

段ボールだらけのリアルなセット。(通販会社の設定)
何度もシチュエーションに笑わされる。

それにしても、ステキな役者さんばかりの集団。
出ずっぱりの春田さんはもちろん、
どの役者さんも印象的なシーンが多い。

言わなかった最後の台詞はなんだろうなあ。