「ガイアの夜明け」

「派遣切り...その後」＠テレビ東京
派遣という切り口で３部構成。

年末に派遣契約を打ち切られた男性の６０日間に密着。
何も考えずにブザーからブザーの間、仕事をしてきたと。
寮の退出期限が迫る中、労働組合に加入し、
派遣打ち切り撤回のために奔走。
ホテルの賀詞交換会での交渉に参加するが、
同じ境遇の人と出会い、
手に職をつけようと職業訓練の説明会へ...。

大手メーカー三菱ふそうの４０代の派遣社員。
請負契約ではじめた仕事のはずが、派遣社員に変わっていた。
偽装請け負いではないかとメーカーを提訴。
請負会社も、偽装請け負いについての感覚が薄い。
「派遣法」について、学校では教えてくれなかった
という長男の言葉が印象的。

派遣と請負の違いって？

最後は、改革をしようとしている請負会社の社長。
専門分野であり、極秘分野の請負。
モノ作りに誇りを持っている請負会社の社員。
地方に、自社の請負工場を造り、人材の育成まで手がける。
感情論、同情論に走るのは危険と冷静な社長。

番組を見ていて、もどかしさを感じたり、憤りを感じたり、
ただ事実を伝えるから、考えさせられる１時間。

賀詞交換会に出席していた社長。
社員に誇りを与えられる請負会社の社長。
同じ社長でも、いろいろあるなと思いました。

できない理由を探すのではなくて...
言い訳してないで頑張ろうと心に刻む。