(漆紫穂子著)
★★★★★(ベアの満足度)
サブタイトルが「未来を生き抜く力を与えたい」
著者は、品川女子学院の校長をされている。
学院の話も出て来るが、
この学校に私自身も通ってみたかったと思うほど、
魅力的な学校。
28歳の未来から逆算した教育にも賛同。
子どもの頃から、世の中のことを学べ
接点を持てるというのは、素晴らしい。
親が読んでほっとする本にしたいという
主旨も伝わって来る。
責めることなく、アドバイスするとは、
こういうことを言うのだろう。
家族の価値観を考える。
ホントは誰の悩み?
うかつあやまり。
心に残ったフレーズなので、メモしておこう。
子どもとの少し先の接し方を見せてもらいました。
もう赤ちゃんではなく、幼児というよりも「女の子」
そのために、最近難しいなと思うことが多く、
この本のタイトルに惹かれました。
でもそれは、本当は、自分のトラウマだったり、
できない自分に対するもどかしさだったり、
私の問題なんだろうな。
私はどういう教育方針を持っているのだろう?
どんな子になって欲しいのだろう?
そんなことを、考える時期にもきているのでしょう。
壁にぶつかった時に、
親の心を包んでくれるようなこの本を
一定期間に一度、読み直したいと思います。