
(林望著)
★★★★(ベアの満足度)
節約本は、
どこまで自分の生活と共感点があるかによって、
楽しめる度合いが全然違う。
この本は、私の思っていることと
似ているので、すいすい読むことができた。
食費は、冷蔵庫管理。
冷蔵庫を満タンにして、空っぽになったら
買い物に行く。
冷蔵庫の大きさは変わらないから、
その繰り返しで食費はだいたい一定になる。(はず)
保険料は節約しない。
贈答品は、食べ物が嬉しい。
ジムに行くより道を歩く。
子どものこづかいは、少なくてよい。
(欲しいものは親に言うようにすると目が届く)
日常の家事をすべてとりしきっている人ではない人が
書いた節約本を、私は好む。
その方が、思いがけない節約術に出会える。
数十円をカットするよりも、
ばっさりと生活を変え、
心地よい日々を過ごすことに
ココロを砕いた方が良いと
意識が変わったので、すとんと腑に落ちる箇所もいくつか。
節約本をいうよりも著者の生活に触れる本でした。