ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「往きて還らず」

2010-12-19 23:32:02 | 芝居

北区つかこうへい劇団@滝野川会館

団鬼六さんの原作につか先生が感動し、
実現された芝居。

もういない、その現実が辛くって、
劇場へ向かう足が止まってしまっていたけど、
「飛龍伝」で、北区に行けば、大丈夫とわかり、楽しみでした。

それでも、つか先生が指示された最後の一作。
これを観ることが、1つの節目となりそうで少し怖い。

しか~し、いきなりあのシーンからですか。
すべてふっとびました。
エロさ全開の白黒ショーです。

読書中、頭の中で場面が動いてます。
それを同じ場面が舞台の上で再現。
後で考えると、舞台上には階段しかなかったのに...
想像力が刺激されました。

簡単に言うと、特攻隊と慰安婦(?)の話。
大尉の大切な八重子さんを、
特攻後、中尉に、少尉に...と順番に託していく話。

智恵さん、はまり役でした。
彼女の体当たりの芝居は、卒業公演のときから
変わらずです。
あの根性なくして、この舞台はなかったでしょう。
守られていたはずの八重子さんの母性は、
広く大きく包み込むようでした。

大尉の奔放さ、中尉の純情、少尉の若さ、
3人とも原作通りで、北区の役者さんは本当に素晴らしい!
中尉の杉山さんとのドキドキする穏やかな時間が
好きでした。

ラストの「生きていく」の台詞が耳の残ります。
このハッピーエンドさが、共通点かもしれません。

懸命に生きようとする姿、
人と思いやる心、いろんなことに涙が止まりませんでした。
とにかく生きねばなのです。

あ~もう一回みたいなあと後ろ髪ひかれる思いで、
駅へ向かうのは、何度目でしょう。
それでも、やっぱりもう一度と思う名作でした。


「私のこと、好きだった?」

2010-12-19 23:24:34 | 読書

(林真理子著)
★★★★(ベアの満足度)

42歳の女子アナ美季子。
恋、仕事、同級生、友情、
人生の折り返し地点。

現状を仕方ないと受け入れ、
今あるものを大事に生きている。
欲張らず、冷静な大人の生き方。

でも、大人を20年以上もやっていると
迷いもあきらめも、
秘めた恋心もあるんだなあ。
そんなところがリアルに描かれている小説。

人生を受け入れる覚悟、
残りの人生をどう生きるか、考える時期なのかもなあ。

読むのをやめられなくなって
一気に読みました。
面白かったです。

メロンパン@滝野川。

2010-12-19 22:47:42 | 美味しいもの

メロンパンクラブのメロンパン!

駒込に降りるとホッとするのはなぜ?

霜降商店街がまた素敵なんだ~
目当ては、餅入りタイヤキだったんだけど、
歩いていたら、念願のメロンパンクラブ発見!

メロンパンばかりが並ぶお店。
何にしようかなあ?

ノーマルメロンパンとチョコメロンパン。
苺メロンパンのラスクも1袋。

バターいっぱいでサクサクのメロンパン。
また北区にお気に入りのお店が増えました。