(梅本達司著)
★★★★★(ベアの満足度)
社労士会の会報で紹介されていた本。
サザエさんが、パートに出たり、ウニちゃんが産まれたり、
マスオさんが、けがをしたり、亡くなったり、
カツオくんが、アルバイトでけがをしたり、
ワカメちゃんは、高校卒業後すぐに結婚したり、
波平さんが、早期退職、再就職、
フネさんが、熟年離婚、アルツハイマー、
ノリスケさんが、労災、起業、
いささか先生の保険料滞納etc...
次から次へと事件が起きていくのです。
さて、そんな時にどんな保険が出るのでしょうか?
請求しないともらえないものが多いので、
知っていると知らないとでは、大違い!
サザエさん一家を題材に衝撃のエピソード続出なので、
記憶に残ること間違い無し。
とっても楽しく(?)読み、
さらに勉強になりました。
出て来た保険は、
健康保険、厚生年金、国民年金、雇用保険、労災保険、介護保険。
社労士の扱う法律は本当に多いんです。
さらに改正も多し。
最近の改正に、全然ついていけていないので、
大笑いしながら、この本を読んで、
受験の時でとまったまんまの法文が
少し更新され、確認できた気がします。
感謝、感謝です。
でも...サザエさん一家にはこんなに災害が起きず、
平穏無事に過ごしていただきたいものです。
あと、リスクを知らずに保険を滞納したり、
知らないが故に請求出来ない保険があったりする方へ
気づいていただける最良の入門書になっているかと思います。
私は社会人になる時に、
社会保険のことや、労働について、学びたかった。
(だから、社労士の勉強したんですけど)
そのときの私に参考書として、この本を贈りたい気がします。