ペガサスホールの2階上には展望台。
スカイツリーがくっきり!
電車で仕事に行き、
一旦ウチに戻ってマイマイを連れて、
同じ電車で都心に向かう。
さっき、ここ歩いた...
デジャヴのような生活は、
余程のモチベーションがないと出来ないんだよ。
(もちろん、好きでやってるんですけど)
早く着いたので、スカイツリーを見ながら、おやつタイム。
ペガサスホールと言えば、マイマイが劇場に入るのを怖がり
ロビー観劇させてもらった場所。
その時の演目は、「小夏の青春」
北区でのつか先生の遺作となってしまったから、
観られなかったのがすごく悔しかった。
そんな劇場に一緒に入れるようになったんだよなあ。
卒業公演のパンフレットをねだられ、
なんだか嬉しそうに見ているのも嬉しい。
今年は8公演観られたよ。
あと2日、終ってしまうのがすごく淋しい。
(平田オリザ著)
★★★★(ベアの満足度)
劇作家、演出家でもある著者の芝居は「静かな演劇」と呼ばれていることもあり観たことがなかった。
きっと難解な話だろうという先入観は、読み始めてすぐに全部吹き飛ばされてしまった。
高校の演劇部のお話。
演劇部には、毎年秋に地区大会がある。
その後、県大会、ブロック大会、全国大会と勝ち進む。
主人公のさおり達が高校2年生の地区大会で優秀校に選ばれなかったところから話は始まる。
選ばれなかった時点で3年生は引退。さおり達の時代となる。
翌春、学生演劇では名のしれた人が美術の先生として、学校へ赴任して来た。
彼女の指導で演劇の楽しさ、演出の楽しさにふれる演劇部。
さて、演劇部の大会はどうなるのか...というお話。
高校の先生ではないのに、なぜこんなに女子高生の気持ちがわかるのか?
作家ってスゴイ!
1時間の中に、「青春」がぎゅっと詰まった、そして二度と観ることのできない潔さを感じる
私が好きな高校演劇が、この本にはあふれている。
きゅんとしたり、ドキドキしたり...。
静かな演劇、観ておけばよかったかなあ。