(坂木司著)
★★★★(ベアの満足度)
今度は商店街のクリーニング屋さんのお話。
父が急死し、手伝うことに成ったクリーニング屋。
常連さんに父と比べられ、凹んだりもする。
そんな彼をサポートするのが、近所のカフェを手伝う友人沢田。
沢田の助言は、魔法の言葉。謎を解いた後のことまで考えられていて救われる。
沢田はスナフキンみたいだと読んでいたら、
解説にスナフキンとムーミンと。
みんなやっぱりそう思うんだ。
根っこがあってこそ、旅立てる。
根っここそが日常なのか。
そんな根っこが私にも欲しい...気づいていないだけか?
母の手袋、幼なじみのファッションが変わる、秋祭り、夜回りと幽霊。
ちょっとしたことなんだけど、ほんわかするお話ばかりでした。