愛のミニ・ブーケ 第２段

パパが、「“あめのひ”のおむかえ、ありがとう！」って、ミニ・ブーケをかってきた。
もらったママは…
ママ　　「また、もめるから…かのじょ（おねえちゃん）に、あげてください。」
パパ　　「え～、せっかくママにかってきたのに～」
ママ　　「ママは“100えん”もらったから、いい。　DVDが“100えんのひ”にかりれるから。」
パパ　　「え～。」
というわけで、おねえちゃんは“ようちえん”からかえってくるなり…
おねえ　「ママ～、パパが“いいもの”あるっていってたんだけど♡」
ママ　　「あ～、“げんかん”のところにあるよ。パパがプレゼントだって。」
おねえ　「え～、なんだろ♡」
はりきって、“げんかん”にいって…
おねえ　「ママ、みて～♡　“おはな”だって。　かわいい～♡」
ママ　　「“ようちえん”がんばってるからかな？」
おねえ　「きがえてくる～！」
いつも、グズグズなきながら“おきがえ”しているのに、ものすごいスピードできがえてた。
そして…
おねえ　「ママ～、かわいいから“しゃしん”とって～♡」
と、きねんさつえい。
カシャリ！

おねえちゃんは、“しあわせモード”になっていた。
パパが、ボソボソいってた。
「こんどから、ふたつ、かわないとな…」
“おんなのひと”って、むずかしいな。

おもてなし

きょう、ぼくは“おもてなし”をした。
きょうの“メニュー”は、“ツルツル（麺類全般）”です。
おきゃくさんは、ママ。
ママには、“パン”もじゅんびして…
さあ、“おいのり”してと…

ぼく　　「“ツルツル”？　あちーよ。まだ！」

“ツルツル”は、まだあつい…だから、“パン”をたべててもらう。
“パン”に、“ツルツル”…かんぺき。
これが“おもてなし”だよ。
…ママは、“ツルツル”をたべれなかった。
ずっと、「あちー」から。