正月山登り（ご褒美）

パパは“おしょうがつ”に、“やまのぼり”をしたがる。
ことしは“たかおさん（高尾山）”にのぼった。
みんなヘロヘロだけど、がんばった！
なぜなら…スシがあるから！！
パパの“たんじょうび”もあって、スシ（銚子丸）をたべにいく～！！
パパ「なんでも、スキなの、たのめ～！」
ママ「たのめ～！」
おにい「よっしゃ～！」

パパは、かなりのネタをたのんでた。
おにいちゃんも、かなりのネタをたのんでた。
しかも、“ウズラなっとう”ばかり…

おみせ「よっぽど、スキなんだね～」
おにい「スキです。まいあさ、たべてます。」
ママ「ここまできて、なっとうたまご…」
さいごは、デザート！！

ママ「…はぁ。」
おにい「…はぁ。」
ママ「はじめにたべとけば、よかった。」
なんだかんだ、たべた…
もりもり、たべた…

まいとし、“おさら”が…ふえていく。
まいとし、どこまで…ふえていく？

正月山登り（後半）

パパは“おしょうがつ”に、“やまのぼり”をしたがる。
ことしは“たかおさん（高尾山）”にのぼった。
のぼりはじめて、ウダウダウダウダいいはじめたので…たのしいコースをえらんでみた。
“がけ（崖）”やら、“つりばし（吊橋）”やら…

ママ「なんだよ、“がんじょう（頑丈）”だな～」
おねえ「え～、ゆれなくて、いいじゃん。」
ママ「おりゃおりゃおりゃ～～～！！」
おねえ「やめてよ～～～～～！」

さらには“エンドレスかいだん（階段）”やら…

ママ「ながい…ながすぎる…」
おねえ「がんばれ～」
ママ「…がんばれない。」

なかなか“てっぺん（頂上）”に、つかないとおもっていたら…ついたぁ～～！

ママ「“きねん（記念）”に、とっとこ！」
パパ「どこで？」
ママ「…コレ？」

パパ「…あれじゃない？」
ママ「あっちだ！」

さてさて、たいへんなのは…“くだり”でした。
おにい「…“あし”にくる。」
おねえ「“あめ”なめよう。」

もちろん、おとうとはドロップを“のど”に…つまらせる。
みなさん、たいへんなのは…“くだり”ですよ。

正月山登り（前半）

パパは“おしょうがつ”に、“やまのぼり”をしたがる。
きょねんは、“みたけさん（御岳山）”にのぼった。
ことしは、ママが“たかおさん（高尾山）”がいいというので…いってみた。
“みたけさん（御岳山）”にくらべたらラクなはず、とおもったら…けっこうキツイ。
ボチボチのぼってたら、ともだちにあった。なかなかラッキーなスタートだ。

かなりのぼっただろうと、“けしき（景色）”をながめてみる。

おにい「はんぶん、かな…」
ママ「…だと、いいね。」
ズンズンのぼっていくと、おもしろい“き（木）”がでてきた。

もちろん、のぼる。

あれば、のぼる。

おとうと「“おなか”すいた…」
パパ「“うえ”まで、いったらね。」
ママ「“うえ”は、どこでしょうか…」
ぼく「“おなか”すいた…」
とりあえず、オニギリをたべた。

じぶんの“にもつ”は、じぶんで“ようい（用意）”した。
オニギリもオヤツも、じぶんで…
おとうと「みて、コレももってきた！」

ママ「…そうか。おもかろぅ。」
おにい「いらなくね？」
おとうと「くらくなったら、いるでしょ？」

ママ「…くらくなるまえに、かえろうよ。」
おとうと「つかっても、いいよ。」
おとうとのリュックは、いろいろ…はいってた。
どうなることやら…“やまのぼり”。