クリスマス・イブのよるに、おにいちゃんが“てがみ”をかいた。
おにい 「おかあさん、サンタさんに“てがみ”かいといた。」
ママ 「なんて?」
おにい 「“くない(忍者の武器)”くださいって。」
ママ 「サンタさん、もう“しゅっぱつ”してるんじゃない?」
おにい 「だよな~。」
ママ 「ママは、“だしまきたまご”はほしいな~」
パパ 「なんで?」
ママ 「それを、ひとりでぜ~んぶたべるの! やってみた~い!」
クリスマスのひ…
おにい 「おかあさん、“くない”!!!“てがみ”よんだんだ!
おかあさん!“たまごやき”あるよ!! …きいてたんだ。」
おねえ 「うち、これ~!」
ぼく 「くんは…“しゅりけ~ん”!!」
みんな、サンタさんのプレゼントにおおよろこびだった。
あかちゃんは、なんでか“ちきゅう”をもらってた。
ママは、おいしそうに“だしまきたまご”をたべてた。
おにい 「おかあさん! “たまごのから”がある! サンタさん、ここでつくったんだ…」
おねえ 「おおいそぎで、かたづけしなかったんだね。」
おにい 「そりゃそうさ。」
ママ 「ママのおはなし、きいてくれたんだ~」
ぼく 「くんも、ほしい~」
ママ 「え~、じゃあ、“しゅりけん”1こ、くれる?」
ぼく 「やだ…」
ママ 「じゃあ、あげない」
ぼく 「ほしい~」
ママ 「しかたない…。クリスマスだから、あげよう!」
ママは“だしまきたまご”を、みんなにわけてくれた。
おねえちゃんは、サンタさんにもらった“かみのけ”をつけて“きょうかい(教会)”へ。
みんなに「なんで、きゅうに“かみのけ”のびたの?」ってきかれてた。
ママは「サンタさんが、のばしてくれたの。」っていってた。
“きょうかい(教会)”から、かえってきたら…“にんじゃごっこ”がはじまった。
おねえちゃんは、“おひめさまごっこ”してたけど…
とちゅうから“にんじゃごっこ”にはいってきた。
“ながいかみのけ”で、はしりまわって…クルクルとれてた。
それにしても…サンタさんは、みんなの“ほしいもの”を、よくしってるな。