究極の選択

おとうとは“むしば”がある。
“むしば”が２つになったので、いよいよ“はいしゃ”にいくことにした。

まってる“おへや”には、オモチャがあった。
ピョンピョンのれるオモチャもあった。
“ヨボヨボ”か…
“ピチピチ”か…

“フツー”はない。
“ヨボヨボ”か…
“ピチピチ”か…

おとうとは“ピチピチ”をえらんだ。
“ピチピチ”すぎて…のりきれなかった。

ミニ・ブーケ

パパが“ミニ・ブーケ”をかってきてくれた。

ママ「ひとつ、だと…ダメだよね。」
パパ「え～、へいきでしょ。」
ママ「“おんな”は、こわいですよ。」
パパ「え～」
というわけで、ママはせっせとミニ・ブーケから…ミニミニ・ブーケをつくった。

“げんかん”にはえてる“ながいくさ（草）”も入れて…ボリュームアップ。
おねえ「…おはな？」
ママ 「うん、おはな。」
おねえ「もらったの？」
ママ 「うん。こっち、あげるよ。」
おねえ「いいの？ かわい～！」
ママとおねえちゃんの“バランス”は…なんとか、キープされた。
“おんな”って…むずかしいわ。

図書館

せっせと“としょかん（図書館）”にいって、スタンプをもらった。
スタンプがたまったら、プレゼントがもらえる！
やっとこ、スタンプがたまってプレゼントをゲットした！

なにやら、ちいさい“けしゴム”だ。
ぼく 「コレと“こうかん（交換）”しよ～」
おとうと「いいよ。コレ。」

おにいちゃんは“きょねん”のプレゼント（ミニバッグや財布）とちがうので…“きょうみ（興味）”なし。
ガツガツ、マンガをよみすすめる。

“れきし（歴史）”のヒトも、いろいろ…でてくる。
“としょかん（図書館）”では、いろんなモノにであえる。

たのしく、いろんなモノにであえるなら…それでよし。
スタンプやプレゼントのためでも…いまはよし。

秋の祭り

ぼくんちの“ちかく”で、“あき”におおきな“まつり”がある。
“くるま”がこないようにして、“ゆうがた”から“あさ”まで“だし（山車）”がでる。
おねえ「くるま、こな～い！」
いとこ「ひろ～い！」

みんな、じぶんの“こづかい500えん”をもって…あるきまわる。
いろんなモノが“ねあがり（値上がり）”してた。
ママ「よく、かんがえて…えらんでね～」
ぼく「“きんぎょ”ほし～！」
ママ「…いるじゃん。」
ぼく「とりた～い！」
ママ「…」
ぼくとおとうとは“きんぎょすくい”をやった！

おねえちゃんは“りんごあめ”をかった！

ママ「…たべれんの？」
おねえ「うん！」
しばらくして…
おねえ「…はぁ。」
ママ「ちいさいのにすれば、よかったのに…」
おねえ「たべられるとおもったんだもん。」
ママ「らいねん、きをつけてください。」
おうちにかえって“きんぎょ”を、“すいそう（水槽）”にいれた。
ぼく「たべられないかな～？」
ママ「あした、へってたりして…」
ぼく「え～！」
ママ「たっぷり、エサいれとこ。」
ぼく「うん。」

つぎのひ、“しんいり（新入り）”は“なかま”とみとめられた。
よかったよかった…

着衣泳

パパが“おしごと”から、DVDをかりてきた。
パパ「よし、きょうはコレをみよう。」
ぼく「“しょうぼう”？」
パパ「いや、おぼれたときの。」
ぼく「え～」
みてみると“からっぽ”のペットボトルが、だいかつやく！
ママ「ホントに、うくのかな～」
おにい「“がっこう”でやったら、ういてたよ。」
ママ「へ～」
もちろん、やってみる。
ぼく「なげて！」
おねえ「えい！」


ぼく「とどかないよ～」
おねえ「えい！」
ぼく「おぼれちゃうよ～」
おねえ「いたっ！」
おねえ「でも、とどいたでしょ。」

けっこう…コントロールがむずかしい。
たすけるヒトも…“れんしゅう”がいる。