レバノンは、地中海に面する小さな国です。
国土はおよそ、日本の岐阜県ほど。
地中海性気候、と、温暖な気候で、冬もさほど冷え込みません。
寒くても12、3度までしか下がらないのですが、実はレバノン(そして地中海に面しているその周辺の国々も)、地中海から少し東に入ると、南北に2,500~3,000m級の2つの山脈(レバノン山脈&アンチレバノン山脈)があり、積雪があるらしいのです。
「らしい」、というのは何を隠そう、ワタクシ、まだレバノンで雪を見たことがなかったから。
スキーリゾートのあるファラヤ(Faraya)というエリアのホテルで踊っていたくせに。
もちろん、スキーリゾートというのだから、それ関係の施設はあるのですが、なんせ踊っていた時期は夏だったし、私がレバノンにいる時期は決まって春から秋にかけてが多かったので、スキー場で当たり前にあるであろうリフトを見ても、少し違和感を感じていたほど。
レバノン人がしきりに、「レバノンでは一日にスキーをして海で泳ぐことも出来る(一日に四季を味わえる)」という時には、少々話し半分気分で聞いていた私。
けれど、今回間違いない景色を目撃してきました。
これです。↓
間違いなく雪です。
こんなに積もるのです!↓
びっくりです。
4月や5月になれば、もっと暖かくなるけれど、雪が残っていればスキーだってまだ出来る時期。
同じ日に、スキーをして、海で泳ぐって事が可能だって訳です。
恐るべし、麗しのレバノン。