先週金曜日、カンパニー・カフィグ(Compagnie Kafig)の公演を観に行った。
おそらく2011年の夏だと記憶しているが、以前もブログで話したことのあるダンスカンパニー、カフィグ。
その時観た公演は、水をテーマに扱った「AGWA」というタイトルのものだったのだけど、鳥肌もので、実は2回観に行ったほど。
フランスをはじめ、ヨーロッパでは、この「AGWA」はSELL OUT、どこへ行ってもチケットを取るのが難しいと聞いていたショーを日本で観た私はすっかりカフィグの虜となる。
そして今回たまたま公演があるというので観に行くことに。
場所は町はずれの寂れた(ように見えた・・・暗かったので)(失礼!)劇場に、トラム、メトロ、バスを乗り継いでたどり着く。
こんな辺鄙なところで(失礼!)、一体どれくらいの人たちが観に来ているのかしら、と会場に足を踏み入れると、600名を超える劇場が満員も満員。
学生なんかは通路の階段に座ってる。立ち見席、ならぬ座り席。
さすが、カフィグ。
今回の公演名は「カフィグ・ブラジル」と言って、ダンサーはおそらく全てブラジル人。
日本で「AGWA」を観た際にいたダンサーの男の子たちがほぼ同じメンバーで踊っていて(記憶違いの可能性も有)、成長した彼らを目に、うるうる来てしまう。
お前は親戚のおばちゃんか。
ということで、途中少し私には理解できないところもあったけれど、彼らのダンスはキレが違う。
そして何と言っても観客の拍手がダンサーにも負けないほど情熱的で温かい。
さすが、芸術の都、パリ。
もとい、パリ、郊外。
こちら、「AGWA」。ぜひ観てみてください!(YouTubeの貼りつけ方が分からないので、リンクで失礼します)↓