弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

仕事の意味。

2015-01-20 | 弁護士のお仕事。

「あおいちゃんはプライドで仕事してる」

同業者の友人にそう称していただき、

とても光栄でした

同業者でケーキ食べている時の、お笑いトークの一部ですが

(本当は「●●は●●で仕事している」が続くのです)

そう、

間違いなく、私はプライドで弁護士の仕事をやっています

ただ、

私はプライドで仕事はやっていません

幸い、長年希望していた弁護士という仕事に就けたので、

弁護士という世間一般の姿を損なうことないようにという、

弁護士像を実現するための激しいブライドはあるのですが、

仕事は、するもの、と思って育ったので、

仕事をすること自体にはプライドはありません

義務教育の延長みたいな感じです

辛い日も、楽しい日もあるけど、淡々と、凡人らしく、

仕事をしているのです

これは、母親が働いていたからかもしれませんね

そういえば、

仕事関係で使われる単語で、“やりがい”もまた厄介ですね

雑誌でも、テレビでも、

やりがいがある仕事についてキラキラしている自分

が、ピックアップされ、

仕事にやりがいを持つことが大事なことと、あおられているような気がするときがあります

これは、とても要求が高く、

真に受けた人を苦しめることがあるのではないでしょうか

やりがいが感じられない時も、淡々と働くことがカッコイイ

やりがいだけでご飯を食べることは難しい

個人のやりがいのために、ピッタリ合う仕事をあてがってくれる雇い主はそうそういない

人がやりたがらないことだから、報酬が払われている

そう、諭してくれる意見はないものでしょうか(苦笑)


一方、弁護士の仕事は、やりがいに満ち溢れてはいるのですが、

弁護士になるまでに、時間と費用がかかりすぎるリスクが高く、

その後も就職の問題があり、

さらには仕事も単価が下がり、厳しさはそのまま・・・、

自殺率トップ3に挙がる職種ということで、

若い方は敬遠する職業になりつつあります・・・。



【埼玉県熊谷市 熊谷駅前の法律事務所】

こばと法律事務所
弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)
            →HPは http://www.kobato-law-office.com/

            →男性弁護士・女性弁護士のいる事務所です

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