私はあなたのあとを探しています（２）。

手がかりが全くない「その人」（法律的には被相続人と呼びます）の、

足跡を調べる方法は・・・（一部）想像力かもしれません。

債権者に尋ねる

戸籍関係を見て関係していそうな方に尋ねる

この２つは、ぱっと浮かぶものでしたが、

今回はあまりうまくはいきませんでした。

私が見つけたヒントは、

除籍謄本に記載されている、

亡くなった場所

死亡届を出してくれた方のお名前

死亡時刻の記載

でした

亡くなった時刻がはっきりしていたので、

おそらく病院で亡くなったのでは？？？と考え、

上記のヒントを元に、亡くなった病院を見つけることができました

しかしながら、

病院の方にはよくしていただいたものの、

このルートをたどっても私の欲しい情報は手に入らず


次に私のアタマをよぎったのは、

行旅死亡人という言葉です

これが、

大正解でした

　　死亡届が出された場所の役所に問い合わせをすることが、

　　　　　　　　　一番大切な方法だったのです　　

こういうときは、

まず市役所に行きなさいって、本になかなか書いてはいないので、

体当たりでの調査になってしまいました

こうして私は、遺留品や遺骨の場所を知ることができたのです。




こばと法律事務所
弁護士　　生井澤　葵（なまいざわ　あおい）

　　　　　　　　　【プロフィール】
　　　　　　　弁護士・中央大学法科大学院実務講師・JADP認定夫婦カウンセラー
　　　　　　　女性の弁護士ということで、夫婦の問題や、男女の問題についての相談が集まり、
　　　　　　　その分野の問題を多く取り扱っています（その他、交通事故・借金の問題等も取り扱っております）。
　　　　　　　ホスピタリティのある法律相談ができるように、カウンセラーの資格も取得しました。
　　　　　　　ある日、普通の方が、ふとぶつかってしまうような法律の問題を、
　　　　　　　分かりやすい言葉で、丁寧に説明することが得意で、
　　　　　　　法律事務所・弁護士に相談することのハードルを下げるために、情報を発信しています。
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