弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

裁判所へのスマートな架電。

2017-08-11 | 弁護士のお仕事。
弁護士から裁判所に電話をかけることは珍しくありません

裁判所から弁護士に電話をいただくことも珍しくありません


裁判所は孤高の中立!と思っていた学生時代には、

考えもしなかったのですが・・・。

中立=連絡不可 ではないのです。


今日は弁護士である私が裁判所に電話をする時のお話をします

裁判所にかかっている事件には、【事件番号】とうシリアルナンバーがあります。

例えばですが、

さいたま地方裁判所トラネコ支部 平成29年(ワ)第222号 損害賠償請求事件

こんな感じです。

トラネコ支部とした理由は、本当にある支部を書いてしまうと、本当に実在する事件を名指しすることになるので、上記のようにいたしました。

この事件番号が、スムーズな電話のためには欠かせません。

さらに、分かっている場合には、担当の書記官さんのお名前も言えるようにしておくべきです。

「こばと法律事務所の弁護士の生井澤と申します。

 御庁係属 平成29年(ワ)第222 (にぃにぃにぃ) の件について、 
 
 ご担当書記官 ★★様にお繋ぎいただけますか?」

このような感じで、よろしいかと思います。

第222(にぃにぃにぃ)と申し上げるのは、

本当は、第222号(にぃにぃにぃごう)なのですが、

第2225(にぃにぃにぃご)と聞き取り間違いが生じやすいので、

敢えて、「号」は発音しないようにしています。


事件番号が分からない時や、担当書記官さんが分からない時(特に春の異動の時期は辛い)は、

その旨をお伝えすることで、ご対応はいただけるのですが、

ちょっと調べれば分かるのであれば、きちんとしておきたいものです



ちなみに、

この事件番号等を申し上げるくだりは、

あくまで事件の特定であり、

その後にお伝えしたい、メインのことをグルグル考えている状態ですので、


噛み噛みになることが、私は多いです。

他のことに頭を回転させていると、噛みませんか~???

こばと法律事務所
弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)



【プロフィール】
弁護士 ・ 中央大学法科大学院実務講師 ・ JADP認定夫婦カウンセラー
【夫婦の問題】・【男女の問題】を得意分野にしており、
その分野の問題を多く取り扱っています(その他、借金の問題等も取り扱っております)。

これまで150名以上の方からの、夫婦の問題や、男女の問題のご相談をいただいております。
分かりやすい言葉で、丁寧に説明することが得意で、弁護士に相談することのハードルを下げるために情報を発信しています。       
法律相談・講演依頼等、お仕事のご依頼は、こばと法律事務所にご連絡ください。




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