弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

所持品検査!!!

2018-03-27 | 弁護士のお仕事。
昨日、さいたま地方裁判所での刑事事件の打ち合わせに向かう、

私の胸は高鳴っていました


ちなみに熊谷支部の弁護士が、

本庁で刑事事件の打ち合わせ・・・というのは、含みがあります。

私選刑事弁護か、裁判員裁判の可能性が高いのです。

そして、私は私選の刑事事件はやっておりませんので・・・。ふふふふ。

そう、今年の3月1日から、

さいたま地方裁判所の入り口に、

金属探知機・所持品検査ブースが設けられたと聞いていたからです


学生の頃、東京地裁に行ったとき、

入り口で、金属探知機の下をくぐり、まごまご所持品検査を受ける、私

そこから少し離れた入り口を、

一般人の私を後目に(?)、

颯爽と通り抜けていく人たち

胸に光るバッジ

「うわ~~~かっこいいっあれが弁護士

※弁護士は、身分を示すと、金属探知機・所持品検査がないのです。

「私も・・・ああなりたいだから頑張って勉強するっ

・・・そう思いました。


はて、それから何年も経って、

私も無事に弁護士になったのですが、

埼玉の裁判所には、どの入り口にも金属探知機・所持品検査が・・・
ありませんでした

苦節(?)7年・・・

ようやく、愛する埼玉県内で・・・颯爽と入り口を通れる日が来たのです

(ああ・・・どうしましょう、ヒールの低い靴で来てしまったわ

  颯爽とするには、ピンヒールがよかったわよね・・・

  傍聴に来ている学生さんの原体験になるかもしれないわけだし・・・


どうしようもないことを考えながら、

身分証を用意して、

A棟の入り口に入ります いざっ



         


・・・東京地裁とは比べてはいけない、

エコな広さのロビーに、

黒々したハードな探知機と、

所持品検査の方がおられ、正直みっちり威圧感が・・・

颯爽と歩くスペースもなく・・・


さらに一般の方はおらず、

同じ事件の弁護人と検察官と鉢合わせ・・・



「(おろおろ)・・・あ・・・お疲れ様で~す・・・

世の中そう、うまくはいかないものですね。




弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉県熊谷市の弁護士 ・ 中央大学法科大学院実務講師 ・ JADP認定夫婦カウンセラー資格取得

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

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