弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

泣き出す、傍聴。

2018-09-03 | 弁護士のお仕事。
私は、自分の裁判をできるだけ多くの友達に傍聴してもらいたい

・・・このような性格です。

傍聴席に友達がいる方が、元気・やる気・気合が増えるのです

可能であれば、法科大学院の生徒さん達に観に来てもらいたいな

・・・と、思っています

当然、私に依頼してくださっている方との関係があるので、

そう勝手にできるものではありませんが・・・

(このマナーはかなり繊細なのですが、

 国選弁護人の場合はいい・・・とか、先生ごとに色々あるみたいです)

ただ、私のような性格の方ばかりではなく、

どちらかと言いますと、「知り合いには傍聴には来ないで欲しい」という弁護士が、

多い印象です。



知り合いが嫌がることをしてはよくないので、

私は知り合いの傍聴に行くことはしません


ところが、ある時、普段はダメという方が、

「まぁ、いいよ」と言ってくださったので、

ちょうど自分も裁判があったことをいいことに、意気揚々と傍聴席に侵入してみたことがあります

へらへらへら~~~~・・・・楽しみ~~~~

という、のうてんきな感情は、一瞬でなくなりました。

弁護人席にいる知人を見て、

裁判が始まる前から、私の目に溢れてきたのは涙・・・

なんか、もう、弁護人という立場で、ポツッと知人が座っていることが、

もう、切なくて、切なくて・・・。


私、大したことできないけど、横に座ってサポートするよ!?!?の気持ちです・・・。

在宅の被告人国選で、

明確な被害者がいない公訴事実で、

即日判決の案件なのに、

傍聴席でシクシク泣くスーツの女・・・

(こっち見ないで、裁判官書記官

・・・結局、あまりに不審なので、

傍聴は少しに留めて退席しました

勉強させていただくための傍聴は問題ありませんが、

友達を観に行く傍聴は、私には合ってないと、今頃気づきました。



弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院実務講師

JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HP




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