弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

尋問系の本。

2019-10-15 | 弁護女子の本棚。

弁護女子。の本棚。

本日は、「尋問系」の本についてでございます。



尋問・・・ジンモン・・・怖そうな単語だよね。

どうしても、拷問と同じに考えてしまうよ。




・・・そう・・・なのかな?



尋問の技術を上げたい

すごくいい尋問がしたい

法廷に立つ弁護士であれば、

どんな方でもそう思われるのではないでしょうか?

私も、常に「いい尋問」に強い憧れがございます。


私は、中央大学法科大学院の「民事模擬裁判」の授業のお手伝い(TA)を何年かさせていただきました。

一番、尋問について「何か」を吸収できたのは、

教室にいた人の中で、もしや、自分でなのはないかと思っています。

尋問をされる役もさせていただきましたからね




ああ、

学生さんと違って、

現役弁護士だと、

明日は我が身・・・だからね!!!気迫が違うよね。




はい。

今日学んで、来週(の自分の尋問で)使う!!!・・・リハーサル感満載な時もありました。

異議の要件は、学校の授業で叩き込みました。




学校の模擬裁判で、

自分の本気裁判の練習をさせていただく経験は、本当に貴重でよほどのご縁がないとできません。

やはり、正統派は文献から学ぶ方針だと思います。


民事事件の尋問について、

多くの方がまず手にされるのが、

本:民事尋問技術  加藤新太郎著 だと思います。

私も、弁護士になって初めての尋問の前に、拝読・熟読いたしました。


最近私が読んだ本としては、

本:民事反対尋問のスキル 京野哲也著 です。

具体的な尋問のメモが出てくるので、

民事尋問技術とは全く異なるアプローチで勉強になりました。

さらに、

数日前に私が購入したのが、

本:若手法律家のための 民事尋問戦略 中村真著 です。

相変わらず、素晴らしいイラスト付きで、読むのが楽しみです






弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉弁護士会所属

埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員

JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HP