弁護女子。の本棚。
本日は、「尋問系」の本についてでございます。
尋問・・・ジンモン・・・怖そうな単語だよね。
どうしても、拷問と同じに考えてしまうよ。
・・・そう・・・なのかな?
尋問の技術を上げたい
すごくいい尋問がしたい
法廷に立つ弁護士であれば、
どんな方でもそう思われるのではないでしょうか?
私も、常に「いい尋問」に強い憧れがございます。
私は、中央大学法科大学院の「民事模擬裁判」の授業のお手伝い(TA)を何年かさせていただきました。
一番、尋問について「何か」を吸収できたのは、
教室にいた人の中で、もしや、自分でなのはないかと思っています。
尋問をされる役もさせていただきましたからね
ああ、
学生さんと違って、
現役弁護士だと、
明日は我が身・・・だからね!!!気迫が違うよね。
はい。
今日学んで、来週(の自分の尋問で)使う!!!・・・リハーサル感満載な時もありました。
異議の要件は、学校の授業で叩き込みました。
学校の模擬裁判で、
自分の本気裁判の練習をさせていただく経験は、本当に貴重でよほどのご縁がないとできません。
やはり、正統派は文献から学ぶ方針だと思います。
民事事件の尋問について、
多くの方がまず手にされるのが、
本:民事尋問技術 加藤新太郎著 だと思います。
私も、弁護士になって初めての尋問の前に、拝読・熟読いたしました。
最近私が読んだ本としては、
本:民事反対尋問のスキル 京野哲也著 です。
具体的な尋問のメモが出てくるので、
民事尋問技術とは全く異なるアプローチで勉強になりました。
さらに、
数日前に私が購入したのが、
本:若手法律家のための 民事尋問戦略 中村真著 です。
相変わらず、素晴らしいイラスト付きで、読むのが楽しみです
弁護士 生井澤 葵(なまいざわ あおい)
◆プロフィール◆
埼玉弁護士会所属
埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員
JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HPへ