弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

弁護士は、泣いちゃいけない。

2019-12-15 | 弁護士のお仕事。

来週で、

私は弁護士10年目に入ることになります

やった

ようやく2ケタの数字になれます~


10年目・・・という表現は少し盛っております

まるまる9年やって、これから10年目・・・なので。。。

ただし、そういう言い方をする方、多いのです。




そこで、少し過去を振り返ってみたいと思います。

この、「弁護女子。」は私と共に育ってきたので、

このブログももう少しで10年目に突入です。

うんと昔の記事は、

とてもこそばゆく、

時に、「おいおい、生意気に」と自分でもヒャッとするものも・・・(ちょっと今では書けないようなものも・・・)。




あ、つまり過去の失敗話をオープンにするってことだね???

あおい先生は、

間抜けだからなぁ・・・。

ひた隠しにしているけど、どうしても、間抜けな人間臭さプンプンだよね。




うううう・・・・。



で、何をやらかしたの???



うんと・・・新人の頃です。

社会人経験なく弁護士になった私は、

ほわほわしていて、

「大人の涙」に慣れていなかったんです。

修習生の時に、

少し目にしたことはありましたが、

あくまでそれは見学として・・・。

実際に自分が取り扱う仕事で、

相談者・依頼者の方、関係者の方の涙に、私は慣れていませんでした。




何かの本に、

裁判官は、お医者さん並みに、涙を見ることがおおい職業ってあったよ。

弁護士もそうなんじゃないの???




そうだと思います。

でも、新人の私は慣れていなかったんです。

弁護人として、弁護をしていて、

その被告人の情状証人として立ってくださった、奥さんの涙に、

私は・・・耐えられませんでした。

自分を責める奥さんが気の毒で、

つーーーーーーっと、私の頬にも涙が・・・。



うわっ。青臭い話だね。



ほんの一筋ですが、

たぶん・・・検察官に見られてしまったんじゃないでしょうか・・・。

普段よりも、検察官からの質問が厳しかったように感じました・・・。

今の自分からすれば、

「泣いちゃだめだよ・・・。おいおい」と思うのですが。

突然、涙って出てくるんですよね。

ちなみに、涙は、拭かなければ目立たないこれが私の気づいた秘策です。



弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉弁護士会所属

埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員

JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HP