来週で、
私は弁護士10年目に入ることになります
やった
ようやく2ケタの数字になれます~
10年目・・・という表現は少し盛っております
まるまる9年やって、これから10年目・・・なので。。。
ただし、そういう言い方をする方、多いのです。
そこで、少し過去を振り返ってみたいと思います。
この、「弁護女子。」は私と共に育ってきたので、
このブログももう少しで10年目に突入です。
うんと昔の記事は、
とてもこそばゆく、
時に、「おいおい、生意気に」と自分でもヒャッとするものも・・・(ちょっと今では書けないようなものも・・・)。
あ、つまり過去の失敗話をオープンにするってことだね???
あおい先生は、
間抜けだからなぁ・・・。
ひた隠しにしているけど、どうしても、間抜けな人間臭さプンプンだよね。
うううう・・・・。
で、何をやらかしたの???
うんと・・・新人の頃です。
社会人経験なく弁護士になった私は、
ほわほわしていて、
「大人の涙」に慣れていなかったんです。
修習生の時に、
少し目にしたことはありましたが、
あくまでそれは見学として・・・。
実際に自分が取り扱う仕事で、
相談者・依頼者の方、関係者の方の涙に、私は慣れていませんでした。
何かの本に、
裁判官は、お医者さん並みに、涙を見ることがおおい職業ってあったよ。
弁護士もそうなんじゃないの???
そうだと思います。
でも、新人の私は慣れていなかったんです。
弁護人として、弁護をしていて、
その被告人の情状証人として立ってくださった、奥さんの涙に、
私は・・・耐えられませんでした。
自分を責める奥さんが気の毒で、
つーーーーーーっと、私の頬にも涙が・・・。
うわっ。青臭い話だね。
ほんの一筋ですが、
たぶん・・・検察官に見られてしまったんじゃないでしょうか・・・。
普段よりも、検察官からの質問が厳しかったように感じました・・・。
今の自分からすれば、
「泣いちゃだめだよ・・・。おいおい」と思うのですが。
突然、涙って出てくるんですよね。
ちなみに、涙は、拭かなければ目立たないこれが私の気づいた秘策です。
弁護士 生井澤 葵(なまいざわ あおい)
◆プロフィール◆
埼玉弁護士会所属
埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員
JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HPへ