ねぇねぇ。
あおい先生は 得意分野が 離婚問題や不貞問題 って言ってるよね。
ええ。そうですよ
女性の弁護士ということで、ご相談が集まってきて、
結果的に扱う数が うんと多くなって、得意分野になりました
それって、離婚問題や不貞問題専門弁護士っていうこと?
得意分野・・・って、ちょっとオブラートだよね?
お医者さんなら、内科・外科・皮膚科・整形外科・・・って、
専門をはっきりさせてるよ?
(結構 繊細な話に突っ込んできたな)
お医者さんだと、
確かに「専門医」というのもあって、「●●科」というのもあって、
診察する分野がより細かく分かれている印象ですよね
弁護士の世界では、
離婚問題(当然他の分野も)を担当するために、
弁護士資格に加えて、さらにカリキュラムを履修しなければいけない・・・等の、
制度はありません。
ですから、私が突然M&Aに関わる仕事をしても、問題はないんです
(あまりにジャンルが違うので、考えるとドキドキしますが)
そう聞くと、
なんか範囲が広いし 無法地帯っぽいよ?
どんな分野でも得意です!!!って名乗り放題ってことでしょ!?!?
まぁ・・・そうだね。でも、嘘は良くないよ。
そして、少なくとも私は嘘はつかないよ。
私も、離婚問題と不貞問題が得意分野だけれども、
そもそも、
他にも扱っている分野は色々あるんです
このブログにも時々出てきますが、
破産管財人や相続財産管理人
相続や刑事事件、いわゆる一般民事事件
色々やっているんです。
時には、「これまで前例がなかった点に切り込む」ような事件もありますし、
ジャンルを限定するのは、
弁護士の仕事に合っていない部分もあると思います
でも 普通の人が弁護士を探すとなると、
「この問題に詳しい弁護士がいい」って普通に思うよね。
「色々な問題を扱ってます」って言われても、ピンとこないよ。
そこが、弁護士としても悩みどころなんですよね
私が、弁護士を探すとしても、
やっぱり、その分野に慣れている先生+人柄がいい先生 を探したいです
一方、弁護士の立場から語ると、
得意分野であっても、別にそれを証明する資格はありません
経験や実績を語るだけです
さらに、実績を語るには依頼者の方の情報の一部に触れることになるので、
特定できないほどに、抽象化するにしても、私はかなり気が進まないんです
加えて、
弁護士の世界のルールで、
「専門」を名乗るのは避けてくださいねという御触れも出ているんです
得意分野をアピールするのって、結構、骨が折れるんです
専門っていう単語はダメなんだ!?
・・・だから、苦肉の策で、「得意分野」とか、「主に扱っている」とか、「注力分野」とか、
似たニュアンスの単語を多く見かけるんだね
まあ・・・そういうことになるね・・・。
(この ひまわりねこ 本当に切り込んでくるな)
弁護士 生井澤 葵(なまいざわ あおい)
◆プロフィール◆
埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院実務講師
JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HPへ
埼玉県熊谷市筑波2丁目56番3 渡辺総合ビル3階
こばと法律事務所
電話: 048-501-1777 (ブログを見たとお伝えいただくとスムーズです)
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