10月の下旬、下見から中3日おいた日、またアサギマダラを見に行った。
当日は早朝から濃い霧が発生していた。天気予報どおり前日の雨は上がり、気温は少し下がったようだ、
登り始めると風もない晴天で、絶好の山歩き日よりであった。
ところがどういうわけかアサギマダラは登っている間、一頭も見る事は出来なかった。
1 これは4日前の下見で撮ったものです。

それでも午後、山を下る途中一頭だけ飛んでいるのを見た。他の人の話によれば頂上の軍人の碑へ行く道路脇のフジバカマの植え込みでは数頭が飛んでいたそうである。
以下、この山で見た植物や他のの画像を貼っておきます。
2 私の好きなイソノキ

3 イチジクみたいですがイヌビワの実 もっと黒く熟したのは食べてみました。

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5 毒キノコと思いますが見るのは楽しいです。

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9 クサギの実 臭木と書きます。葉っぱをちぎるともわ~っと臭いのでこの名になります。そんなに悪臭ではありません。
花は澄んだ清涼感のある香りがします。

10 これはアジサイ科のノリウツギの花ガラです。ノリウツギは東北・北海道では「サビタ」と呼ばれ、小説や歌謡曲のタイトルにもなってロマンティックな花で、これも私のお気に入りです。このブログの他の記事に花の姿があります。
アジサイは普通のアジサイも花は枯れても落ちずそれなりに味のある姿を見せます。

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12 四片の花びらのようなのは、装飾花といってガクの変形したものです。円い粒々のほうが本来の花(生殖花)でタネになるのだと思います。
13 ヒヨドリバナの花の終わったもの。フジバカマに近い植物でアサギマダラはこの花の蜜が好きです。今はもう枯れ花なので他のアザミなどの蜜を吸っています。

14 ベニバナボロギク

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16 ヤマノイモのムカゴ

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18 ヤクシソウ(薬師草)薬になるという根拠はないけど、葉をかじると薬草の苦みがありました。

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21 コウヤボウキ 高野箒・・高野山で僧侶がこの草を束ねてホウキにしたとの言い伝えからの命名

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25 フユイチゴ

26 林道斜面のウラジロの群落

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29 こんな草の紅葉も

30 ツルウメモドキ (蔓梅擬)ウメに似たウメモドキがあり、そのウメモドキのツル性の植物がツルウメモドキってことでしょう。
「つるうめ 切り花」で検索すると、やはりツルウメモドキです。

31 過去の参考写真 サルトリイバラ・・日本・朝鮮・中国などに分布、この近縁種で中国にサンキライ(山帰来)があります。
この植物を利用した漢方薬も山帰来というらしい。正確ではないがサルトリイバラ=山帰来として呼ばれる。私は物忘れが良くなり、山帰来のほうが言いやすく、サルトリイバラは思い出すに時間がかかります。

32 過去の参考写真 サルトリイバラ 色づきの途中

33 過去の参考写真 サルトリイバラ 青い実の頃

34 過去の参考写真 サルトリイバラ 春の花のころ

35 三ヶ根グリーンホテル 渥美半島 これは下見の時で、後の時は黄砂で霞んでいました。

36 西浦半島 渥美半島
