今年は台風が無かったせいか、気温の下がりがよかったせいか、木の葉の色づき
がよいようです。
イソノキ。この葉の黄葉は素晴らしい。単純ではなく渋い色合いです
いわゆる”カブレの木”ですね ヤマハゼかな
ヤマイモ
タカノツメ
タカノツメという落葉広葉樹があります。「鷹の爪」でトウガラシよりも知られていません。ウコギ科で、この木の仲間にはタラ、ウド、コシアブラなど山菜として人気ものがたくさんいます。このタカノツメも新芽を天ぷらで食べられるという説もありますが、生でかじったところどうにも美味そうではありません。
黄葉が鮮やかで視覚で勝負しています。また黄葉が散りつつある現在、山中を歩いていますと仄かに甘い砂糖を焦がしたようないい香りを感じることがあります。
タカノツメの葉が発酵して香るのだそうです。名前の由来は冬芽が鷹の爪に似た形からの命名です。
以前からこんな幼樹をよく見ました、ここでは一抱えある大樹の周りにいっぱい生えていました。
樹林帯でかなり大きな木を見つけました葉は高いところにしかなく、慎重に判定の結果タカノツメということにしました。
幹回り131.5cm・円周率で割ると42cmにあります。メジャーを巻くときなかなか両手が届かず顔を横向けて頬を樹にくっつけるほどで往生コキました。
実生の子供たちです。
以上