紅しょうがの残日録

いい加減でアバウトで(^^♪

野草ホトトギス

2023年10月27日 01時57分20秒 | 日記

タイトルに「野草」とつけたのはホトトギスといえば野鳥の名が知られている。

カッコウ科カッコウ属ホトトギス(鵑、学名: Cuculus poliocephalus )が知られる。鳩より少し小さいくらいで特徴的な鳴き声とウグイスなどに托卵する習性で知られている。鳴き声の聞きなしとして「特許許可局」や「テッペンカケタカ」が知られる。古来、様々な文書に登場し、杜鵑、杜宇、蜀魂、不如帰、時鳥、子規、田鵑など、漢字表記や異名が多い。

唱歌「夏は来ぬ」で「ほととぎす早も来鳴きて」、俳句「目には青葉山ほととぎす初鰹(山口素堂)」で有名です。

鳥のことをあれこれ書きましたが、この鳥の胸や腹の模様が花弁の模様に似ているということで野草にホトトギスがある。

このブログに何回も出てきたホトトギスであります。初秋の残暑の頃、「花がいじけて」と愚痴を書いていたが涼しくなってからほんとにきれいに咲くようになってきた。だから写真をしつこいほどではありますが残しておきたいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはタイワンホトトギスです。以前から家にもあって、とても繁殖力があり、宿根草として実生としてどんどん殖えています。

 

 

 

    完

 

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カマツカの赤い実

2023年10月27日 01時19分30秒 | 日記

バラ科カマツカ属カマツカ 学名:Pourthiaea villosa 山地に自生する樹高数mの樹木です。

「カマツカ」を検索すると魚類のコイ科カマツカ属のハゼに似た淡水魚がでてくる。

また、カマツカは植物ハゲイトウの別名でもあるらしい。

夫々の最初に知った樹木・魚類・草本が「カマツカ」だと信じ、一生を終える人も多いのではないか。

わたしは最初は樹木そして魚類。しばらくして俳句に「かまつか」という句会や作品に「カマツカ」という語が出てきて、なんだこれはと思った。しかし葉鶏頭と知るには相当時がかかった。

 

山で赤い実を拾って来て、いつものやうに冷蔵保存、春先に果肉を取り去り種を蒔く。たくさん鉢に植えたのがあり根詰まり状態である。1本は地植えにして樹高2mとなり今年花も咲いて身もなった。それが今赤く色づいて来た。

 

 

 

 

   完

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ラベンダー 来年のために

2023年10月25日 22時38分15秒 | 日記

炎熱の夏・秋のためかメチャメチャ痛めつけられたラベンダー。

鉢植え全滅、地植えは七割位の枯れ。良かったことは地植えの株がまあまあ大きく来年咲いた時を期待できることです。

近年珍しく処分品1ポット100円の「バイオレットメモリー」を2ポット買って鉢植えとし剪定を兼ね先き苗をとり挿し木を行った。

地植えも刺し穂をとって鉢で挿し木にした。

 

以下は生き残った地植えの様子。たった4株ですが挿し木で殖やします。

 

 

処分品 100円の株

上掲「バイオレットメモリー」の挿し木

 

 

 

地植えは枝先を切り取って挿し穂にします。土に挿す部分の葉は取り去る。

先端の葉芽が集まった部分はスパッと切る。

葉が多すぎると萎れやすいので、下のほうの葉を一部切り取る。また、茎の下端は斜めに切る。

棒で刺し床に穴をあけ刺し穂をを差入れ土を押さえる。

挿し木用土の配合は、赤玉土細粒、」鹿沼土1割、パーライト1割、ピートモスを気持ち。これはかなり凝ったほうで以前はあかだな100%もあった。

 

これは以前買って余っていた挿し木用の用土

 

    完

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目覚まし時計

2023年10月25日 16時48分55秒 | 日記

かなり昔、20年以上?になるが電車通勤となって朝早く起きる必要ができた。その時目覚まし時計を買った。

長く使っていたが、目覚ましの設定、裏のつまみをまわして赤い設定時刻を示す赤い短針をまわすのである。

アナログ式、昭和の大昔からある目覚まし時計と同じ方式でわかりやすく、仕事にも遊びにも十分役目を果たしていた。

設定時刻はアナログ針で合わすので1、2分は誤差があると思うが意外に正確だった。

最近になって設定した時刻にアラームが鳴らず一時間ほど遅くなるようになってしまった。

どうしてもなおらず分解してみよう、治る可能性は少ないが。せいぜいメカニックを覗いていてやるのも供養と。

4本のビスで裏表を剥がすのだが一本のビスは外れずプラスティックの支持部を壊して外した。

単2電池使用の電気時計で時の刻みは水晶振動子(クォーツ) 長身短針、目覚まし時刻の針もつまみをまわす。

メカニックらしいものは黒い箱に閉じ込められている。ただ、目覚ましのベルは金属の「鐘」を両端に着いた打ち子をつけたアームをモーターでぶん回し「鐘」を鳴らすというくらいしかわからない。電子音でなく本当のアナログ式ベルである。

さてこれくらいの「法要」で廃棄処分するのであるが「燃えないゴミか」か「小型電気器具」かしばらく部屋の隅で昔を偲ぶことになる。

 

 

なお余談であるが、これで「スヌーズ」という言葉をなんとなく理解していましたが、捨てるにあたって調べたら「 居眠り。うたた寝」という意味でした。

    完

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ヒヨドリバナの植栽

2023年10月25日 15時42分08秒 | 日記

ヒヨドリバナ 鵯花は鵯(ひよどり)が鳴くころ咲くからと説明されている。

 

 

 

 

 

 

 

ヒヨドリバナ(鵯花) Eupatorium chinense subsp. chinense/(=Eupatorium makinoi)

           Eupatorium makinoi Kawahara et Yahara var. oppositifolium

           Eupatorium makinoi T.Kawahara et Yahara

フジバカマ(藤袴)  Eupatorium japonicum Thunb.

           Eupatorium fortune Turez.

ヒヨドリバナを山裾の空き地に植えた人がいる。かなり大掛かりに。この花はアサギマダラが吸蜜に寄って来る。

また、もっと名前は有名なフジバカマはアサギマダラを呼び寄せようと昔からのアサギマダラの渡来地に植えたり、家庭の庭に植えたり、公園に植えてアサギマダラを呼び町おこしにしようとする人たちも最近多い。

両方とも同じ仲間、フジバカマのほうが有名で秋のの七草となっていて色も薄紫できれいである。

わたしが見たのは山裾の川の傍の空き地で、付近には昔から点在するヒヨドリバナもあってアサギマダラもたびたび飛んでくるのを見た。 明らかに蝶の呼び込みで、この草以外のとんでもない園芸種も交えて植え付けている。

予定通りアサギマダラも飛んできて、私も楽しんでしまうが、なにか割り切れない。

 

附録 :近くに生えるママコノシリヌグイ(またはミゾソバ)

 

 

 

                     完

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ホトトギスがきれいに咲くようになった

2023年10月11日 18時41分43秒 | 日記

暑いうちから山草のホトトギスが花をつけてきたが、花はいじけてゆがみ貧弱、おまけに葉先が茶色に枯れてみじめであった。

ところが、ここにきて涼しくなって咲き始めたものはとてもきれいに昨年の様になってきました。 バンチョッ

 

 

 

 

 

 

 

 

    完

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秋なんだなぁ・・・っと萩

2023年10月11日 18時29分33秒 | 日記

涼しくなって秋は過ぎるのが早いのでやるべきをちゃんとやらんとあかんなぁ。

今日の山ウォークでは道端にハギが目立ちました。

 

 

    完

 

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久しぶりのオオミヤマウズラ

2023年10月11日 18時10分28秒 | 日記

この山にはオオミヤマウズラが点々と分布し、見つける楽しみがあったが、ここ2,3年激減して、どこに行っちゃったんだようぅ感がありました。

ところが今日、ムヨウランのタネガラがないかなぁっと目を凝らしながら歩いていると、いつものところにたやすく見つけることができました。

そういえばここにはミヤマウズラもあったなと付近を探すとあったあった。点々点・・と列をなすやうに生えておりました。その数10本以上、今年咲いた花ガラがひとつ、近頃珍しい発見!

今まで見慣れたものより葉数が多く、一株に茎が複数あるようにも見える?

今年咲いたと思われる花の咲いた痕

 

 

    完

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渡り蝶(浅葱斑)の山

2023年10月08日 19時12分24秒 | 日記

昨年の経験からアサギマダラに会うには山麓から歩いて登る途中より、クルマで山頂の道路端にゐるやつを見るほうが楽なことがある。という経験をした。その原因の一つに登山道に、アサギマダラの好きな花(ヒヨドリバナ,アザミなど)がほとんど咲いて(生えて)いなかったことだ。山頂には観光やマーキング調査のためフジバカマが植えられたり、何等かほかの理由で蝶がいる可能性が高いからだ。

しかしこの蝶を見るに車で行って舗装道路脇で眺めるのはおもしろくない。ヒヨドリバナなどが咲いているかどうかわからないが、時として登山路に現れるのを待つ方が楽しい。だから私は歩いて登った。

ヒヨドリバナもアザミもちゃんと咲いおりました。

大変細い繊細なタデの仲間

数はそんなに多くない、というより少ないが

 

この日、マーキング族はほとんどいなかったんで翅はきれいなままでした。

 

 

 

 

アザミ

 

桜が咲いていた。ただし、倒れた桜です。大雨で桜の生えていた周辺の地盤が崩れ桜は道をふさいで倒れてしまいました。そこで生命力を振り絞って時季外れの花を咲かせたのです。

これはサクラとは別の場所の崩壊。

 

リョウブ

まゆみの実

 

これはオミナエシだろうか?

ワレモコウ

ハギ

ツリガネニンジン

 

 

コアジサイ

 

ゴンズイ

スズカアザミ

 

 

ヌスビトハギの実

 

           完

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秋風 近くの花野の小山

2023年10月06日 15時31分46秒 | 日記

急に涼しく、風も強く、それなら蚊もゐないだろうと近くの山の秋の様子をと。

おかしなトコに群生するアケボノシュスラン。わずかに咲き落ちたかと思しき茎の先端もあるが、まず今年のここは花の咲かない年であった。

 

 

 

いつものところにママコナ。2,3年前にはここ上部草原にもママコナは繁殖を広げたが、昨年はここも含めてどこにも咲かなかった。

 

 

 

 

 

ママコナに混じってツリガネニンジン

 

 

ツリガネニンジン

 

庚申塔は庚申信仰に基づく石塔。

    庚申塚、庚申塔とは

 

これなんかも由緒ありそうな石仏で日暮になればコエェヨゥ

 

 

このノギクは草丈が1m近くでなんというやつか花弁、いや一群の舌状花の数が少なそうで・・・・シラヤマギク?

葉っぱはこれ

枯れかけているが花

 

 

これからは別の地の物件で逆光にひかるススキ

 

なにバッタ? 精霊、チキチキ、キチキチ、おんぶバッタ・・・

 

 

                     

 

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10月の県境の山

2023年10月04日 15時44分47秒 | 日記

やっと、やっと涼しくなりました。山の秋の花としてはちょっと遅くなりましたが、良い天気恵まれて歩きました。

まず目立つ花はなんといっても薬草というか猛毒の草カワチブシ(トリカブト属)

猛毒ではありますがきれいな花です。

 

 

 

トリカブトの実です。

トリカブトの葉です。

 

 

 

 

 

キンポウゲ科サラシナショウマ(晒菜升麻)

若芽を茹でて、水に晒(さら)して山菜として食したことに由来する。升麻は何ぞやとゆうと、ほかにもバラ科のヤマブキショウマもユキノシタ科のトリアシショウマもやはり根茎を生薬として用られるそうです。

また同じキンポウゲ科にレンゲショウマという美形で超人気者もあり「升麻」という名は科を越えて混乱している。

 

 

下の写真で茶臼山だという人もいるでしょう。観光面ではリフトで登れ、平な山頂に春には芝桜がべったり花咲く「茶臼山」で通ってしまうが、ホントは「萩太郎山」という名があり、この写真を撮っている(私が登った)山が茶臼山最高峰(三角点)です。

此の季節も何か赤っぽい花が見えます。調べてみたら「サンパチエンス」ださうでサカタのタネが開発した園芸種だとさ。サンパチエンスはインパチエンス(アフリカホウセンカ)とニューギニアインパチエンスの交配種でありますと。

原種が何かはこれから調べてみますがよくある花ですね。サントリーなんかも園芸種開発していますが液肥をどっさりやって花はガンガン咲くやつですね。8月から10月までも見られるそうです。

客寄せには何でもありなんですね。

 

 

 

これは野生のタンナサワフタギの幹。白骨のような感じですが悪くありません。

 

これ、葉っぱが落ちてますが、エゴの実です。

付近のエゴノキはみんな葉が落ちて実がぶら下がっていました、

 

ツタウルシ

 

遠くに霞むのは南アルプス連峰、中央のとがったのは聖岳

マユミの実

 

これ(下掲)が「インパティエンス」のツリフネソウ(釣舟草)。今回はこれ一個体だけしかなかった。

エンシュウツリフネソウかな? 多分時期が遅かったので一草だけしかなかったのだろう。

私が初めてこの花を見たのは何十年も前、キャンプ地で黄色のまことに不思議な形、「豚を糸で吊っているよう」が私の感想だった。

調べてみると「キツリフネ(黄釣舟)」で学名を「インパティエンス・ノリタゲル」とあり、馬鹿の一つ覚えで暗記している。また和名の由来は船を吊り下げたようだとか、インパティエンスは「わたしに触れないで」の意とかが覚えている。ホウセンカの様にタネが触るとはじける性質があるらしい

 

 

これが多分ゲンノショウコ

 

野菊の仲間

 

バラ科カマツカ属カマツカの実である。

クサギの実がいっぱい

 

リョウブ科リョウブ属のリョウブ(令法)、実と紅葉

「昔、飢饉に備え、若葉を食料にするため、令にて植えさせたための名」てふ解説をよく見かけるが、現代の私には若葉といえどとても食べられるものではない。令法で救荒対策に植付を命じたという確実な証拠は見つからない等、疑問も残る。

でも本当に飢饉で食べ物が無かったら若芽でなくともきっと取り合って食べるだろう。

 

     完

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