夏の盆踊りにお囃子をやっていただくことになりました。
紅花の知り合いに責任者の家を聞くと、大体あのへんだと教えてくれました。(TT)
しかし、用意の良い紅君は電話帳と動態図を持っているのですぐにわかりました。
田舎は家が少ないので、まず間違えることはありません。
でも、尋ねると家は開けっ放しでいくら呼んでも出てきません。きっと野良でも出ているのでしょう。
諦めて、車に乗り込むと前方から体格の良いいかつい老人?が歩いてきます。
「議長♪いつもお世話様です」「じつは盆踊りの件で囃子蓮の責任者Uさん宅を訪ねたのですが留守でした」
「ああ、そうかい、Uさんならいつも家にいるはずだけど、近くの畑でもいるんじゃないか?」
「見かけたら、声をかけてくよ♪」
「ありがとうございます、よろしくお願いします」
散歩の途中の議長と分かれて、しばらくすると議長からの携帯が鳴った
「やあ、Uさんなら裏の谷津で草を燃やしてたぞ~」
「ありがとうございます」
・・・裏の谷津と言っても田舎は広うございます、自宅から五〇〇mのところで、集会所の草刈り火もしをしているグループのなかにいました。
議長の散歩も役に立つものです、お陰様で囃子蓮の盆踊り出演が決まりました。(^-^)…改めて田舎の人の良さを痛感した紅君でした。