議会の発言、突っ込みの甘さ第2弾です!
町の主要事業成果表に書かれていることに基づいて言えば、決算認定で、デジタル無線機が希望する2380戸プラス少々に入り、H34年のアナログ打ち切り前に変わったことは評価すべきでしょう。
しかし、希望調査を取って設置するのに、全戸配布(住所同一)を目標に2800台用意(買って)してしまう体質は変えなければなりません。※近所でもこのデジタル無線の設置については、うちはいらないと言う家が11戸中3戸あり、疑問を感じていました。
案の定、7戸に1戸はいらないという話で400台弱ほど予備(余り)に廻ってしまいました。
400台といえば、それまでですがお金というものに置き換えるとわかってきます。
前にも書きましたが、妻が胃カメラの傷の心配ということで2週間分の薬(前年は3日)を貰いましたが、当然傷もつかないので薬は余ります。・・・薬は余っただけです。・・・妻の自腹も2割分増えただけであまりわかりません。
しかし、これをお金に置き換えると使わなかった(お金)お薬は2000円です。
薬なら使うことはありませんが、薬がもし現金で2000円のお金なら使いますよね(^^♪
今回のデジタルの400台は9600万円を2800台で割ると一台3.4万円ですから1360万円になります。
デジタル機械が予備で残っているのではなく、1360万円が現金であるとしたら活用しますよね!
そういう、問題なのです
しかし、問題を正式??に出題するとこうなります。
Q1、デジタル通信機1台、3.4万円が400台余っても、町は1円も損はしません(余分な保管費用は除きます)
それはなぜですか?
・・・ヒントもないので分からないのでしょうが、タイトルに関係しています。
そうです、そこに気づけるあなたは素晴らしい方です。
A:「この予算はすべて国が交付してくれるからです」
・・・だから防災無線(ラジオと同じ)が1台当たり3.4万円しても町としては、その購入金額は気にならないのです(自己負担ではないから)、まして予算が認められれば貰うだけですから、予算が決まれば、デジタル機械が余分に余ろうと町の懐には関係ないのです。
こういう仕組みがあるから、補助金という税金は無駄に使われるのです。
長南町は見た目には事業も税収も増えて発展に向かっていますが、これに似たような補助金の使い方が上手くなっただけで、補助金頼りを強めています。
国の補助金のあり方もそうですが、補助金使用に対するコスト意識がないと、町の将来も日本の未来も大変なことになりますよ!!
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